群馬県─上毛かるたから学ぶ子育て呑龍
群馬県
関東地方
県庁所在地:前橋市
人口:1,940,533人 (2019年6月1日)2018年47都道府県中第19位
面積:6,362.28㎢ 面積21位
県の木:クロマツ
県の花:レンゲツツジ
県の鳥:ヤマドリ
県の魚:アユ
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今回は上毛かるたの「お」の札について紹介します。
太田金山子育て呑龍
読みは、おおたかなやまこそだてどんりゅう、になります。
さて、これは何なのか紹介していきます。
太田金山とは太田市金山という地名です。ここには戦国時代横瀬(由良氏)の本拠地である金山城がありました。なお、彼らはあの新田義貞で有名な新田氏の末裔を自称しますが、実際は主君であった本当の新田氏末裔の岩松氏を下剋上した後に自称しただけです。でも、新田氏の末裔として扱いを認められているんですよね。まあ、家康も新田氏傍系の世良田氏の末裔を自称していますし、同じ新田を自称するもの通しということでしょうか。
さて、話は戻します。子育て呑龍とは何かです。
呑龍は江戸時代前期のこの地域の僧侶です。彼は今でいう孤児院を作りました。大光院というお寺です。
そして、そこで孤児を育てたことからこの子育てという札に入ることになったのです。
今でも大光院は存在しています。
太田市に来た時はぜひ寄ってみてください。
では、今回も短くこのあたりで。