群馬県─上毛かるたから学ぶ二子塚
群馬県
関東地方
県庁所在地:前橋市
人口:1,940,533人 (2019年6月1日)2018年47都道府県中第19位
面積:6,362.28㎢ 面積21位
県の木:クロマツ
県の花:レンゲツツジ
県の鳥:ヤマドリ
県の魚:アユ
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今回は上毛かるたの「し」の札について紹介していきます。
しのぶ毛の国二子塚
これはどういう札なのか紹介します。
まず、毛の国です。群馬は律令制下では上野国と呼ばれていました。元々は毛の国という一つの国でしたが、あまりに力が強くて上下に分けられます。上野国は群馬県、下野国は現在の栃木県にあたります。JRの両毛線とは二つの毛の地域をつなぐ路線という意味でついています。
上毛野氏と呼ばれている豪族がこの地域を支配していました。この一族は関東ではかなり大きな豪族であったといわれています。
二子塚は、古墳の事です。前方後円墳は前と後ろに2つのお山があります。それが二子と呼ばれる由縁です。それにお墓を意味する塚を加えて二子塚です。
群馬は東日本最大の古墳のある地域であります。とりわけ太田市にある太田天神山古墳は全国第28位にして東日本最大1位の古墳であります。
全長は210mです。
この地域にかなり有力な豪族がいた証ではないでしょうか。他にも群馬には多くの古墳が存在しています。
群馬で歴史に触れられる場所として古墳がおすすめです。埴輪も出土しています。
ぜひ、群馬の古墳を見に来てください。
今回はこのあたりで終了とさせていただきます。