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やさしい魔王の物語  作者: 鬼龍崎
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魔王の妃

フィリアのアースロイドに向ける献身的な姿が書けるといいなあ。難しいです。

[フィリアサイド]

アースロイド達が国王襲撃と同じ頃。城門に近ずく、3人の姿があった。「何者だ!」すぐに警備兵が駆けつけるが、次の瞬間、頭から二つに割れて、絶命した。「敵襲。敵襲だー」「ここを通すな!」と兵や、高ランク冒険者が集まってきた。その数、ざっと50人ほど。だが、ローブを纏った一人が魔法を唱える。「インフェルノ」3人の周りに炎の壁が現れ。近ずく兵士達を焼き尽くした。中央の人物がローブを脱ぎ棄てると。黒いドレスを纏った。美しい女性が現れた。皆が見とれる中、女性が告げる。「私は、フィリア=ドラグーン。アースロイド=ドラグーン国王の妻である。王妃に剣を向けるのか。ならば、死を覚悟せよ!」そう言うと、左右に控えた2人の姿が消え、その場の兵士も冒険者も惨殺された。「派手だったかしら」「魔王の妃の入場じゃて、こんなもんじゃろ。」この3人は、レギオンとレイヤ、そして、フィリアであった。


フィリア達は、城に入ると、すぐアースロイドの部屋に入り首のない死体を見て、ここで起こった事を理解した。「今日から、この部屋だけが私の世界なのですね」そう呟くフィリアだった。



しばらくすると、全身血にまみれたアースロイドがやってきた。その顔は、悪鬼の如く、凄まじい表情だったが、フィリアを見て、いつもの、やさしい顔に戻っていった。そして、フィリアに抱き着いて、大声で泣き出した。「フィリアーー。父上がー、継母上がー、ジュリアンを、私が殺した。ころしたんだー。」フィリアは、頭を撫でながら、「知っていますよ。」「身内だけじゃない、多くの兵も、ごろじだんだー」「はい。私も殺しましたよ。だから、アースロイド様も私も同じです。貴方の罪は、私の罪です。ふたりで半分ずつ分け合いましょう。誰が許さずとも、私が許しますから。」

「カインが、私達の元に来るまでは」そう言って、唇を重ねる。


アースロイドの目から流れる涙が返り血と混じって、まるで、血の涙を流しているようだった。

世界が壊れて行きます。表現が下手で、苦労しそうです。がんばりますので、見捨てないでくださいね。


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