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ぐだぐだダンジョン探索記  作者: 寿 安清
1/10

プロローグ 世界改変

『アラフォー賢者を更新せず、なにやってんだ!』と、お怒りと存じます。

 いつもの如く暴走しました。そして妄想しました。

 脳内から離れないので、思い切って書いてみた話しです。

 自分でも、なにやってんだと思っております。

 取り敢えず、プロローグ入れて一〇話完結の話しですので、楽しんでいただけたら幸い。

 モヤッとしたなら、申し訳ありません。

 20XX年。

 突如として世界各地の鉱山から鉱物資源が消えた。

 同年、某石油産出国からも原油が消失。これにより深刻なエネルギー不足へと陥る。

 同年、サハラ砂漠にて、大規模な地殻変動が確認された。

 なけなしの資源を使い、国連は調査団を派遣。

 そこで彼等が見たものは、砂漠の中心で膨大な水を噴き上げるオアシスであった。

 調査団が驚いたのは、そのオアシスはまるで太古の遺跡のような建造物と、地下へと続く迷宮の入り口が発見された。

 国連調査団が侵入した結果、そこは得体の知れない生物が生息する、未知の地下空間がどこまでも広がっていたと言う。

 この巨大な遺跡を【サハラ大迷宮】と呼称し、調査団は調査を開始する。

 一年後、地下三階にて鉱脈を発見。この情報を知るや各国の首脳部が調査員の増援を派遣することを決定。

 二年後、地下五階で正体不明の液体生物を捕獲。

 体の構成物質が原油であることから、【オイルスライム】と命名された。


 三年後、アリゾナ州にて再び地殻変動が起こる。

 アメリカ軍が調査に赴いた結果、鍾乳洞のような入り口の先には、巨大な空間が広がっていることが確認される。

 半年後には上海、更に半年後には北海道で地殻変動が起こり、やはり【ダンジョン】であると確認される。これにより資源問題に光明が差したかに思えた。

 一年後、チベットで大規模な地殻変動が発生。これまでにない規模から、中華人民共和国は軍を派遣し災害救助に当たる。

 だが、ここでダンジョンの恐ろしさを知ることになった。


 ダンジョンから多くのモンスターが放出され、その群れが中国本土に雪崩れ込んだのだ。

 防戦するも現代兵器のうち重火器は通用せず、モンスターの中には得体の知れない力を使う個体も確認される。魔法の存在が確認された出来事であった。

 中国軍は爆撃を敢行し、多くのモンスターを倒したが、国の三分の一が荒廃することになる。同時に強力な力を持った三体のモンスターが確認された。

 この三体を【ドラゴン】と呼称する。

更に二年後、上海ダンジョンからも魔物が放出され、再び悪夢に見舞われた。

 これにより、魔物を倒すには高威力でないと不可能と判断される。


 魔物の脅威もあるが、深刻なのは資源不足であった。

 モンスターに襲われる危険性と深刻な資源不足は、各国家の頭の痛い危機として最重要課題となった。だが、新たな発見もある。

 パリに出現したダンジョン入り口に、巨大な水晶球が発見された。

 この水晶宮に人が触れると、触れた人物の特性がポイントとして算出される。そのポイントを使うことにより、人は強力な力と魔法が使えるようになることが判明した。

 綿密な調査の結果、この水晶宮は各ダンジョンの入り口から発見され、その場から動かすことができない。更にポイントの上限には個人差があり、判定基準は依然不明。

 仮に掘り出すことに成功しても、水晶球はただの石に変質してしまう。

 この発見が、【国連探索者ギルド連盟】の立ち上げるきっかけとなる。


 各国家が協力し立ち上げた【国連探索者ギルド連盟】は、ダンジョン探索者のバックアップや、ダンジョンで得られた鉱物や素材などの取引を取り仕切る組織である。

 更に探索者の能力をデータベースに記録することで、犯罪調査をおこなう各国家機関との協力体制を整えた。これにより罪を犯した探索者の特定が可能となった。

 探索者はダンジョン以外では力を使うことができず、唯一の例外は生産職と呼ばれる特殊な技能の持ち主だけである。

 逆に言えば、ダンジョン内ではどんな犯罪も可能であり、こうした各国の組織と協力体制がどうしても必要であった。


 そして舞台は日本へ移る。

 ダンジョンが出現して二十年、日本には無数のダンジョンが存在した。

 北海道大ダンジョンに始まり、【熊本】【長崎】【広島】【出雲】【山梨】【新潟】【東京】【水戸】【青森】に中規模ダンジョンが確認された。

 更に問題の小規模ダンジョンであり、その数は日本だけでも把握できないほど存在すると言われている。

 全てのダンジョンを管理するなど不可能であり、小規模ダンジョンは出現した土地の持ち主に任されることになった。


 この物語は、世界の情勢などまったく関係なく、自宅に出現したダンジョンの攻略を目指す一般探索者の物語である。

 ダラダラと遊び半分でダンジョン攻略を始める愚か者達の話しが今始まる。

 

シリアスではありません。英雄譚でもありません。でもチートです。

 ダラダラと話を進めるだけの、ただのコメディーです。

 


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