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ワンダーi  作者: ルク穴禁
9/10

コンドームサシ


『やあ、近藤君』白衣を着た研究員らしき男に言われた。

『えっ!? 近藤?』俺はサッパリ解らない。

『やはり記憶を失ってるか。それでも復讐は出来たな?』

『復讐?』何言ってんだ、この人。

『その声はもしかして肉弾子博士!?』高間が白衣の男に聞いた。

『やあ、高間君。よく判ったね』

『これはオーバードーズによる“テーブル”ですよね? 誰がテーブルを作ったんですか?』

『テーブルを作ったのは復讐者だよ』

 俺はサッパリ状況が呑み込めない。近藤? テーブル? 復讐者? 高間以外の人達はおろおろしてる。

『近藤君、これを飲みなさい』白衣の男から薬を1錠渡された。ワンダーiだ。

『高間、この男が肉弾子博士か? 60代の老人だと聞いていたが……』平川が聞いた。

『見た目は20代、ワンダーiの効果だよ。スゲーだろ?』

『ちょっと待て、さっきから訳の解らない事を言ってるけど、俺はキョウジだぞ。近藤って誰?』

『君の本当の名前は近藤武蔵。さあ、ワンダーiを飲みなさい』

『近藤武蔵!? 嘘だろ!? やっぱり、どこかで見たことある顔だと思ってたけど』高間は慌ててる。

『どういう事だ!?』俺はまだ解らない。

『キョウジ、いや、近藤武蔵。お前は中学生の頃に俺達にいじめられてたんだよ。平川を中心にして』

『バカ! 高間、余計な事を言うな!』平川も慌て出した。

『待てよ。人違いじゃないか? 同じ中学卒なら覚えてるだろ』

『ワッハッハ、近藤君、君に過去の記憶がないだろう? ワンダーiによる影響だ。ワンダーiを遣ってオーバードーズと復讐の実験をしたんだよ。いじめていた側は覚えてないものさ』

『そんな…………嘘だ!』

『近藤君、君の兄の名前は近藤宗男、妹の名前は近藤睦美』

『ほっ、本当に“コンドーム・サシ”なの?』金田は更に訳の解らない事を言った。

『コンドーム・ネオ、サシ、ツミと親に酷い名前を付けられちゃったね。近藤君、いや、今はキョウジ君だね。ワンダーiを飲みなさい。そうすれば全てが解るよ』

 俺は……どうすれば……?

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