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男装お嬢様の冒険適齢期  作者: ONION
第1章 お嬢様の旅立ち
6/124

1-06 お嬢様、剣を買う

6話の区切りが中途半端だったため、投稿時に前話の後半部分ををこちらに移しました。ご注意ください。

神暦720年 王の月11日


 宿に荷物を置いてから、買い物用の鞄と護身用の小剣を引っさげ、町に出かける。

 ボーダンさんは護衛にフェリクスを付けようと申し出てくれたが、丁重にお断りした。

 若い男を乙女の買い物に付き合わせるのはいささか心苦しい。



 宿の外に出て、宿屋の位置を確認する。

 といっても、目抜き通りなので迷うこともないだろう。

 よし、まずは武器屋だ。

 目抜き通り沿いをぶらぶらと歩く。

 途中、冒険者ギルドの建物を見つけたので、その付近だろうとあたりをつけて…見つける。

 目抜き通りに出店しているだけあって、結構大きな店だ。

 店に入った私は店内を見回し、5人ほどいる店員のおじぎを受けつつ刀剣類が置いてあるカウンターに向かう。

 工房は別にあるのだろうか?鍛冶の音などは聞こえてこない。

 今使っている長剣が鋼鉄製の上質な物なので、もう少し上の素材のものを狙っていきたい。

 だが、溜め込んだ小遣いと先日の配当金程度では、魔法銀(ミスリル)製の剣や魔剣には手が届くはずもない。


「いらっしゃいませ。本日はどのような品物をお探しですか?」


「ええ、長剣…波紋鋼(ダマスカス)のものを見せてもらえるかしら?」


「使用されるのはお客様でよろしいでしょうか?」


 プレゼント用の物を買いに来たかの確認だろう。

 軽く頷く。


「それでしたらサイズ的に…こちらの物はいかがでしょうか」


 そう言って、カウンター奥のラックから一振りの剣を取り出してカウンターに置く。


「品質とお値段のバランスの取れた、ロランの町はサヴォニ工房製の波紋鋼の長剣です。

 お値段は小金貨22枚、多少短めのサイズとなっております」


 カウンターの上にあった布で刃を覆い、剣を手に取り眺める。


 波打つ刃紋が美しい。柄を握り、人のいないほうへ軽く振り下ろしてみる。

 バランス的にも問題がない。


「うん、サイズはこれと同じもので、この上のランクの物は?」


「そちらの商品の上の物となりますと、こちらの青鉄鋼(ブルースチール)、さらに上になりますと、白銀鋼(ホワイトスチール)のものがございます。」


 店員が新たな剣をカウンターに置く。

 ちなみに両方とも鋼鉄と魔法銀の合金だ。白銀鋼のほうが魔法銀の純度が高く、より硬質、軽量、高魔法特性を誇る。


「こちらの剣もサヴォニ工房製、小金貨33枚と大変お求め安くなっております。」


 青鉄鋼の剣を取り振ってみる。先ほどの波紋鋼よりも軽く、細かく扱えそうだ。


「これはいいわね…。でも予算的に厳しいわ。これより短い物はあるかしら?」


「それでしたら…こちらが青鉄鋼の長剣の中では、最も短いサイズとなります。」


 それはちょうど小剣と長剣の中間ぐらいの長さだった。


「こちらもサヴォニ工房製、軽いので女性冒険者に人気のサイズです。また、あまり目立たないので執事や近侍の護身用にもよく用いられます。」


 手に取り、軽く振ってみる。軽いだけあって、小回りが利きそうだ。


「値段は?」


「そちらの物が小金貨25枚、波紋鋼の物が16枚と5銀貨となります。」


「ふむ…いいわね。けど今は持ち合わせがないので、後でまた来るわ。」


「お取り置きいたしますか?」


「それと同じものは幾つかある?」


「はい、工房別に取り揃えてございます。」


「では次に来たときにそこから選ぶことにするわ。」


「はい、お待ちしております。」


 剣を買わずに店を出る。

 新品の相場は大体分かった。中古も覗いてみよう。



 目抜き通りから、脇の通りに入る。

 かなりにぎやかで人通りの多い道だが、中古も扱ってそうな武器屋が見当たらない。

 冒険者ギルドまで戻って聞くのも面倒なので…酒場の前に立って、きょろきょろあたりを見回している女給に声をかける。

 歳の頃20…過ぎぐらいだろうか。

 大きな胸に大きく胸の開いた大きな服と大きなエプロン姿の大きな栗毛の大きな美人だ。

 …今一瞬、自分がわからなくなった。

 胸の開いた服とエプロン姿の栗毛美人だ。


「ちょっと聞きたいのだけど…この辺に中古を扱っている武器屋はあるかしら?」


「へ?武器屋?」


「ええ、このあたりは不慣れで。」


「ふーん…なら、この道の奥に2件あるわ。ただ、2件目の奥には行かないほうがいいわよ。物騒だから。」


「そう。ありがとう。」


「よければ帰りにでも寄って行ってね~。」


 そう言って、手をひらひらと振っている。

 軽く笑顔を浮かべてこちらも手を振り、道の奥に進む。

 店の目の前まで行って気づいたが、数件隣に武器屋があったので中に入る。

 先ほどの店に比べれば店内は薄暗いが、掃除は行き届いているようだ。


「いらっしゃい。何かお入用かね?」


 店員は結構フランクだった。


「小剣と長剣の中間くらいのサイズで、波紋鋼(ダマスカス)青鉄鋼(ブルースチール)の物はあるかしら?中古でもかまわないわ。」


 私の注文に、店員が頷く。


「そうだな…新品ならロランのセルティア工房製の波紋鋼が小金貨15枚、青鉄鋼が23枚だ。」


 そう言って剣をカウンターに置く。


「そう…サヴォニ工房製に比べて安いわね。」


目抜き通り(あっち)の店に行ったのかい?ま、サヴォニ工房は信頼と実績の有名ブランドだからな。どうしても値段は高くなっちまう。だがセルティア工房はサヴォニから独立した職人がやっていてね。まだブランドとしては無名だが腕は確かだ。ウチのお勧めだよ。」


 剣を手に取り、振ってみる。うん、問題ない。


「あと中古のは…そう言えばさっき買い取ったのがあったな。これだ。」


 そうしてカウンターに置かれたのは…鞘に収まった剣だ。鞘と柄頭は深い青色をしていて、握りが妙に長い。

 丁度片手半剣(バスタードソード)ぐらいに。


「刀身のサイズ的にはほぼ同じだが、妙に柄が長いやつだ。こいつは買い取ったばかりで手入れも鑑定もしていない。このまま渡しでよけりゃぁ…小金貨22枚でどうだ?もちろん鞘つきだ。」


「中古の割には高価(たか)いわね…。」


 そう言ってその剣を手に取ろうと触った瞬間、ピリッと衝撃が走ったような気がして手を引っ込める。


「どうかしたか?」


「いえ…なんでもないわ。」


 店員が怪訝そうに尋ねるが、何事もなかったかのように答える。

 再度触れてみる。今度は大丈夫だ。

 剣を手に取ってから引き抜く。

 白銀の刀身が姿を現す。…白銀鋼(ホワイトスチール)

 白銀鋼の剣を触るのは初めてだ。

 だがその時、目の前がゆがみ、私は急激なめまいに襲われる…が、それも一瞬。

 すぐにめまいは消え去り、耳の奥に心臓の鼓動が残る。

 いつもより速く強い。

 ふと気づく。

 今持っている剣の切っ先の感覚が異様に近い。

 そう、伸ばした手の先と変わらないくらいに。

 こんな奇妙な感覚は初めてだ。

 逸る心を抑え、ゆっくりとカウンターから離れて剣を構える。

 上段に構えてから振り下ろし、切り返してから深く突き入れる。

 横になぎ払い、切り上げ、裂帛の気合で振り下ろす。

 剣が…軽い。

 深く呼吸をして興奮する心を抑えながら、剣をじっくりと眺める。

 白銀の刀身に、弧を描いて斜めに一筋の青が流れている。

 鞘の青と同じ色だ。

 刃を裏返すと、同じ箇所に同じように筋が入っている。

凍える大河(フローズンリバー)

 脳裏に、白一色の雪原と空の青を映す大河が浮かぶ。

 いい名前だ。

 気に入った。

 心を落ち着かせて、剣を鞘に収め、にこりと微笑む。


「これは…いい剣ね。さすがは白銀鋼。気に入ったわ。」


「ねぇちゃん…結構いい腕してるな。」


「そう?ありがと。それよりも…これは小金貨何枚だったっけ?」


「ああ、22枚だ。」


「分かった。これを貰うわ。」


 そう言って財布を取り出す。


「おう毎度あり。包むかい?」


「いえ、この小剣の代わりに付けるから必要ないわ。」


「そうかい。いらない剣があれば下取りするよ。あるなら持ってきてくれ。」


「いえ、その予定はないわ。」


 そう言って店を出て、空を見上げる。

 もうじき日が暮れる空は、東から夕闇が徐々に迫り、深い青色をしていた。

 無意識に柄に触れた剣の青と同じ色だった。



 店の前で、周囲を見渡し、一息着く。

 妙に興奮したために異様に疲れた。

 相変わらず人通りは多い。

 さっきの女給は呼び込みだろうか、3人組の男のうちの1人の片腕を店のほうに引っ張っている。


 もののついでだ。

 もう一軒の武器屋も覗くことにしよう。

 店を探しながら、通りを進む。

 もう予算もないが、見るだけなら只だ。


 店を探して通りを歩く。

 だが、だんだんと人通りもなくなり、道幅も狭くなる。

 やがて両脇にボロ家が並び、道が家の壁に突き当たったところで、2軒目を見落としたのだと結論付けた。

 脇の路地を覗き込んでみたがそれらしき建物もない。

 仕方がないので、引き返そうと元の道に戻った途端、腹部に衝撃が走る。


「ぐっ!」


 乙女にあるまじき悲鳴をあげながら尻餅をつく。鳩尾と尻が痛い。

 尻餅をついた私の前には、襤褸をまとった子供が倒れている。

 衝撃の強さからいって、走ってきてぶつかったか?

 子供の足元には穴の開いた大袋、そこから握りこぶし程度の大きさの小袋が大量にこぼれている。

 ボトルアタッカーかとも思ったが、どうやら違うようだ。


「痛たた…って、大丈夫?」


「いてーっ、どこ見て歩いてやがんだ!」


 子供が立ち上がるのもそこそこに食ってかかってくる。

 だが、衝撃の所為だろうか、足元はおぼつかない。


「ごめんなさいね。道に迷って、引き返すところだったの。怪我は無い?」


 もう一度無事を尋ねる。

 子供…少年?薄汚れてはいるが、ずいぶんと細い顔立ちだ。


「うへっ、足をひねった…やべっ、袋が!」


 そう言って、片足でぴょんぴょん跳ねながら小袋を集める。

 どうやら軽く捻ったらしい。

 こぼれ落ちた小袋を見ると、少年が走ってきた方向から点々と落ちているのが見える。

 私はため息をつくと、小袋を集めるのを手伝う。

 そのうちのひとつの紐が解け、緑色の中身がこぼれていた。これは…!


「いたぞ!こっちだ!!」


 遠くから聞こえた声に、少年の肩が跳ねる。

 そして声の方向に眼を向け、とっさに振り返ろうとして足を押さえてうずくまる。

 そして駆けつける男が2人…いや、後から遅れて1人が点々と落ちた小袋を拾い集めながらこっちに来る。

 彼らは目の前まで来ると、前後に回りこみこちらを囲む。


「こんの糞ガキ!もう逃がさねぇぞ!!」


「ふざけやがって!ぶっ殺してやる!」


 そして私の手元の口の開いた小袋に気づく。


「ちっ!この女もグルか?」


「こいつ、中身を!構う事はねぇ。口を塞いじまえ!!」


 そして3人目も囲みに参加すると、それぞれが得物を引き抜く。

 正面の男が小剣、あとの残りが短剣か。

 うずくまり、青ざめた顔の少年の前に出るように移動し、買ったばかりの『凍える大河(フローズンリバー)』を引き抜く。

 街中での抜刀はご法度だが、自衛と…おそらくは犯罪の現行犯。

 しかし、早速使うことになるとは…ついているというべきか?

 私の足元ににじり寄ろうとする少年に声をかける。


「怖いのは分かるけど、しがみつかないでよ?」


 少年がビクッと震え、少し下がる。

 3人に油断なく視線を配り、観察する。

 ゴロツキ…盗賊か?

 アレ(・・)を扱うという事は、ギルドの管轄外だとは思うが…。

 ともあれ、少年がいる以上は打って出ることはできない。

 守りに徹し、相手の出方を伺う私に痺れを切らしたのか、左側の短剣の男が襲い掛かる。

 だが、母上に比べれば欠伸が出るほどに遅い!

 大きく短剣を振りまわすのにあわせ、手首を狙う。

 剣が狙った箇所を寸分違わず打ち据える。これならば指の1本ですら狙って落とせそうだ。

 そして腕を押さえてうずくまった男の首筋を、剣の腹で強打する。

 崩れ落ちる男。まず1人目。

 油断なく残りの2人に目を向けると、彼らは顔に驚きを浮かべ、じりじりと間合いをつめる。

 女だからと軽く見て油断していたのだろうが、その油断が命取りだ。

 こちらに踏み込み、素早く小剣を突き出してきた男の剣を弾きつつ、一歩踏み込んで前に出ていた脚の膝上を切り付ける。

 痛みに怯んだところに剣の腹で手首を打ちつけると、ゴキリという感触と共に男が小剣を落とす。

 これで2人目。

 3人目の男に振り向くと、奴はこちらを睨みながら後ろに下がる。

 そして振り返り、脱兎のごとく逃げ出そうとしたところで周りを囲まれていることに気づいた。

 10人程度の男たちだ。身なりは3人と大して違いはないが、多少は小奇麗なようだ。

 男は武器を捨て、「降参だ」と叫ぶとへたり込む。

 私の仲間だと思われたのだろうか?

 私が油断なく周囲を警戒していると、少年が涙目で見上げてくる。


「駄目だ姉ちゃん、こいつらギルドの連中だ。」


 少年に軽く頷くも、警戒は続ける。

 無言で囲む男たち。

 と、その男たちの間から、1人の女が入ってくる。

 大きな胸に大きく胸の開いた大きな服と大きなエプロン姿の大きな栗毛の大きな美人…さっきの女給?


「まったく、人が誘いかけてんのに横から邪魔しないでよねぇ?」


 女給が少年に向かって話す。


「誘い?」


 私が横から尋ねる


「ええ、客引きで『人気の酒場(ギルドちょくえいてん)』の『VIPルーム(じんもんべや)』に『ご招待(れんこう)』して『おもてなし(ごうもん)』のうえ『朝までお楽しみ(あらいざらいうたって)』いただいて、明日は『パーティ会場(アジト)』に『ケータリング(カチコミ)』に出張しようと思ってたの。」


 そうか、さっきの酒場の前で声を掛けていたのはこいつらか。


「それなのにさぁ、人の獲物からブツをひったくってぇ…あんたウチ(ギルド)(モン)じゃないわよねぇ?」


 少年に凄む女給。

 美人だった彼女がやる所為か余計に迫力がある。

 ギルドの縄張りで非メンバーが仕事に及べば、ギルドはそれに制裁を課す。

 子供だろうが関係がない、ギルドの掟だ。

 通常は上納金程度で済むが、結局はギルドの胸先ひとつだ。

 少年がこちらの足にしがみついてくる。

 脳裏に、泣きながら私のスカートを引っ張る昔の妹の姿が浮かぶ。

 これは『手を出すな』か、無意識の『助けてくれ』か…両方だな。


「待った。取引といきましょう。」


「取引ぃ?」


「こいつらは引き渡すわ。衛士にも通報しない。衛士に通報したら…色々と面倒でしょ?」


「それだけ?」


「もちろん、ブツも全部引き渡す。市場に流したりはしない。」


「へぇ、あなたこれが何か分かってるの?」


「ボールツリーの樹液から取れる麻薬。名前は…忘れたけど、見た事はあるわ。」


 ボールツリーとは、主に大陸北部に生息する樹木だ。

 10キュビット(約4.44m)ほどの樹高で、広げた枝に葉と同色の実を宿らせ、その中に樹液を溜め込む。

 溜め込まれた樹液はやがて変質しダメージ毒と麻痺毒のカクテルとなり、枝の下に動物が通りがかったときに、樹はそれを落下させる。

 直撃や飛沫を食らった動物は動くこともできず、幾度もの実の攻撃を受け、やがて息絶え樹の養分となるのだ。

 数年前に、人気のないデファンス領の紅の森でその麻薬を作ろうとする一味がいたのだが、変種の多い紅の森で通常の5倍近い実の攻撃を受け、少量しか作る事ができずに組織が壊滅した事件があった。

 騎士隊に混じってアジトの捜索に参加したときに、その緑色の麻薬を見たことがある。名前を聞いたが…やっぱり思い出せない。


「あとは…必要ならば力を貸すわ。だからこの子は見逃してくれない?」


 少年が驚いた顔でこちらを見上げる。


「姉ちゃん!あんたは関係ないだろ?」


「けど見捨てるわけにも行かないわ。足にすがられてはね。」


「姉ちゃん…」


「とりあえず…人払いにも限界があるし、話も聞きたいからウチに来てくれる?もちろん個室だけど、『VIPルーム』じゃないから安心なさいな。」



 =======================================================================================


 そう言ってその剣を手に取ろうと触った瞬間、ピリッと衝撃が走ったような気がして手を引っ込める。

 **

 *+静電気です

 n∧_∧n

 +(ヨ(*´∀`)E)

 YY*


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