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男装お嬢様の冒険適齢期  作者: ONION
第3章 近侍のお仕事
120/124

3-34 近侍と助祭の蘇生法

3-34です。

33-4ではありません。

 神暦721年 供物の月14日 風曜日


 暗い闇の中に私は浮かんでいた。

 周囲には何も見えず、何も聞こえず、何もする気になれない。

 自分の息遣いすらも不確かな状況で、私はただ膝を抱えて身じろぎもせず時間を過ごす。


 そうして、時を測る目安すらない暗闇の中でどれだけの時間を過ごしただろうか。

 私はかすかに聞こえて来る音に気付いた。

 どこから聞こえてきているのかすらはっきりとしないその音は、繰り返し繰り返し私の耳朶を打つ。

 いや、それは本当に音なのだろうか?

 景色?

 感触?

 臭い?

 それとも味覚?

 五感すらもあやふやな状態で、繰り返される音…それは、やがてひとつのイメージを形取った。


 ユーリア。


 それが自分の名前であると理解した途端、自分の中に様々な感覚が流れ込んでくる。

 芳しき香、暖かな温もり、繰り返し私を呼び続ける声…。

 そして結びついたそれらの感覚は私の記憶の中からひとつの像を結ぶ。

 やさしく笑みを浮かべた一人の女性…私はその人の名を叫んだ。




 目を開いた私の視界に飛び込んできたのは…私の上で踊る若い娘の裸体だった。


 …だれ?


 静寂に包まれたような意識の中で、私はただ彼女を眺める。

 身体の動きに合わせて、彼女の目の覚めるように鮮やかな金髪と豊満な胸が揺れ動く。

 ただただそれを眺め続けていた私であったが、しばらくして脳裏に相手の名前が浮かび上がってきた。

 …エヴァンジェ。

 彼女は私の腰付近に跨り、そして私の胸に両手をついて激しく体を動かす。

 感じるのは彼女の動きに合わせて揺れる視界と、胸に感じる彼女の手の温もり。


(ユーリアさん、しっかりして下さい!)


 彼女が繰り返し私の名前を呼び続けている事を理解していても、私の感覚は相変わらず驚くほどの静寂に満ちていた。


(っ、目が開いて…ユーリアさん、聞こえますか?聞こえたら返事をして下さい!)


 エヴァンジェが…何をしているのかしらねぇ。


 ただただ遠くに感じる景色を眺めながら、私は何をする事もなくそう受け流す。

 現状目は開いているものの、それ以外は何をする気力も無い。


(おねがい、戻ってきて!)


 そうしているうちに、彼女は手をあわせ、自らの信奉する神に祈りを捧げはじめる。

 その間にも、彼女の胸は二の腕に挟まれて大きく形を歪めていた。


(偉大なるラジーウスよ、この者に祝福を…。)


 そして目を閉じると、そのまま組んだ手を頭上に掲げた。

 二の腕で持ち上げられた胸は、やがて解放され大きく揺れながら元の形に戻る。


(癒しを、救いを…そしてあるべき秩序を…。)


 彼女はその体勢で動きを止めて、一心に祈りの言葉を捧げる。

 そして一通りの祈りを済ませたのか、彼女はかっと閉じていた眼を見開くとその金色に輝く瞳を私に向けた。


(そしてこの者の命の息吹を、その身に取り戻したまえ!!)


 その最後の祈りの叫びと共に、彼女はその両手を振り下ろした。


 ドクン!!


 私の胸に叩き付けられた彼女の両手。

 それが私に与えた衝撃と共に、周囲の音が急に現実味を帯び始める。

 繰り返し私を呼ぶ彼女の叫び、その息遣い、そして彼女の動きに合わせたベッドの軋み。

 あえぐ私の呼吸、口から漏れるかすれたうめき、そして…心臓の鼓動。


 激しく咳き込みながらも、私の意識は明確に形を結び…そしてその意識を凍りつかせる。


 …いま、どうなって…たの?

 さっきまでは…自分の鼓動すら感じなかった?


 そのことに今更ながら気づいて、湧き上がる恐れを堪えつつも私は必死に視線を動かして現状を把握しようと努める。

 いまだに身体はまともに動かないが、視界の範囲で判った事と言えば…どうやら彼女ばかりではなく私も何も纏っていないようだ。


「ユーリアさん、気が付かれたのですね!…よかった…このまま…神の御許に召されるのかと…。」


 そう涙目でつぶやいたエヴァンジェは、私の体に跨ったまま体を倒して胸に顔を伏せる。

 そして胸から脇にかけて一筋の熱が走るのだが…これは彼女のこぼした涙の感触だろうか?

 それがやけに熱い。


 そうしている間にも周囲を確認していたおかげで、幾らか判った事がある。

 壁に石組が見えるので、既に船上では無いのだろう。

 だとすれば眠っている間に船から下ろされたのか…そういえば、あの親子は?


「エ…ジェ…の…おや…は?」


 碌に動かない唇から必死に声を出して問いかけると、彼女ははっと顔を上げ…私の言葉に耳を澄ます。

 そして質問を理解するとにっこりと微笑んだ。


「ええ、無事です。今では介添えがあれば歩けるくらいには回復しました。」


 彼女の言葉に、私は胸をなでおろす。

 そう、それだけ聞ければ十分だわ。


 そして私は抜けきらない疲れから目を閉じようとするが、エヴァンジェはそんな私を大きく揺り動かした。


「ユーリアさん、いけません、意識をしっかりと持ってください!せめて温かいものを用意しますので、それまでは寝ては駄目です!!」


 そう言ってからベッドを降りた彼女は、いそいそと服を纏う。

 そして素肌に長衣を一枚…それだけ羽織ると、彼女は部屋を跳びだしていく。

 着替えるときはこちらに背を向けていたおかげで、豊満なお尻が揺れ動くのが…ってまぁそれはいいか。


 けど、未だに身体はまともに動かないのよね…それでいて寝ちゃ駄目なんて、随分な要求よね。

 まぁ彼女には心配をかけちゃったし、できることだけは…。

 そんなことを考えながら、私は襲い来る眠気と戦いながら彼女の帰りを待つのであった。




「お姉様、目を覚まされたのですかっ!?」


 眠気に堪えながらエヴァンジェの帰りを待っていると、エヴァンジェではなくマリオンが部屋に飛び込んできた。

 彼女は強張った面持ちで私を見つめていたが、私が視線を向けたのを確認すると途端に肩の力を抜いて表情を歪ませた。

 そしてそのままベッドの前に歩み寄る。


「お姉さま…。」


 彼女はシーツの下から私の手を探って握ると、それを頬に寄せる。

 まだ私の体温は上がりきっていないのか、彼女の手のぬくもりが何よりも心地よい。

 そうしているうちに聞こえてきたのは、彼女の押し殺した嗚咽だった。


「お姉様…あまり無茶をしないでくださいまし…もしお姉様が失われることになったら、私は…私は…。」


 そうして、彼女はさめざめと泣き続ける。

 ああ、泣かしてしまったか。

 けど、こうさめざめと泣かれると…結構来る物があるわね。

 これなら、まだ怒鳴られて叱られたほうがマシだ。

 私は何とか力を入れて彼女の手を握ろうとするが、未だに体の自由は利かず、握力も碌に回復していないためそれも叶わない。

 だがその微弱な力加減の変化を感じ取ったのか、マリオンは未だ涙に濡れた顔を上げてこちらに視線を合わせる。


「…ご…んな…い。」


 そして心配をかけたことを詫びようとするが声も出ず言葉にもならない。

 だが、マリオンにはちゃんとこちらの気持ちは伝わった様で、彼女は涙を拭うとその表情を綻ばせた。


「お姉様、お帰りなさいませ。」


 そうして彼女は私が意識を回復してからの初めて笑顔を見せるのだった。




「マリオンさん、まだユーリアさんにはあまり触れないように。手足から暖めては、体によくありません。それに、ユーリアさんはシーツしか纏っていないのですから、扉を開け放したままではまずいのではありませんか?」


 マリオンが笑顔になるとほぼ同時に、外に出ていたエヴァンジェがお盆を手に部屋に戻ってきた。

 彼女は後ろ手に扉を閉めると、こちらに歩み寄ってベッドのサイドデスクの上にお盆を置く。

 その上には、湯気の立つコップがあった。


「未だ体の調子が戻りきっていないので、固形物は避けましたが…。まずはこれを飲んで体を温めてください。」


 そしてマリオンの手を借りて私の体を起こし、ヘッドボードにもたれかかせるとコップを口元に寄せる。

 未だ呂律は回らないが、唾の嚥下だけは出来ている。

 これは…ミルクか。

 私はコップの中身を口に含むが、すぐにその熱さに驚いてそれを噴出してむせる。


「きやっ!」


 飛沫が飛んだのかマリオンが悲鳴を上げるが、彼女はそれを拭いもせずにすぐさまむせる私の背中をさする。


「お姉様、大丈夫ですか?」


「あら、おかしいですね。火傷しない程度には冷ましてあった筈なのですが…身体が冷えている所為で、余計に熱く感じるのでしょうか?」


 そう言って、自らもコップの中身を口にしてその熱さを確かめるエヴァンジェ。

 そしてその結果問題ない温度だと判断すると、彼女はずいっとコップを差し出した。


「ですがこれ以上冷やしてしまっては、碌に体を温める事ができません。ここはひとつ、我慢して飲み干していただきましょう。いえ、苦い薬を我慢するのと大して変わりませんわ。」


 彼女は薄笑いを浮べると、私の唇に付けたコップを傾ける。

 いや、ちょっとまだ心の準備が…そう幾許かの猶予を彼女に視線で求めようとする私であったが、彼女は薄く笑みを浮かべてお構い無しに更にカップを傾ける。


 こ、これって…彼女は敬虔で治療熱心で慈悲深く有能な助祭だとは思っていたけど…実は意外と嗜虐趣味とかあったり?

 私は体を捻ってカップから逃れようともがくが、いまだに身体は言う事を聞かず、さらにその肩はがっちりと彼女の腕に支えられている。

 そして無常にもカップの中身は私の唇を通り抜け、体の奥底へと進軍を開始するのであった。



 私の体内へと侵攻したミルクの軍勢は、進路上を無差別に焼き払いながらその目的地である胃袋へと雪崩れ込んだ。

 私はその耐え難い熱に涙目になってエヴァンジェを睨むが、彼女は一仕事を負えたとばかりに満足気味に息をつくばかりで、歯牙にもかけない。

 その頬が僅かばかり上気しているように見えるのは私の気のせいでは無いだろう。


 だが、このミルクのおかげで幾許かの体温を取り戻す事が出来そうで、その点においては感謝するしかない。

 成程、彼女が私に眠らぬ様に言っていた理由がわかった。

 私が意識を失っていたら、誤嚥の危険性があるためこの手段は取れない。

 だがこの一杯は、きっと今後の治療の大きな前進となるだろう。


「さて、ユーリアさんはお疲れ様でした。後は引き続き体を温めて安静にするしか取るべき手段がありませんので、もうお休みいただいても構いませんよ。」


 そう言ってエヴァンジェはにっこりと微笑む。

 私は彼女を一睨みし、それを返事代わりとしてから目を閉じる。

 聞こえてくるのは衣擦れの音と、声を抑えつつも驚きを含んだマリオンの叫び。


「ちょっと、エヴァンジェ…さん!なんで貴女が服を脱ぐんですの!?」


「はい、引き続き添い寝をしてユーリアさんを暖めるためです。」


「でしたら、その役目は私が行いますわ!貴方がお姉様と同衾をするなんて…。」


「いけません。意識を取り戻されたとはいえ、未だ予断を許さない状態です。イザという時に、すぐ対処できる私が居なくては…。」


「ですが、お姉様には…!」


 最初は声を潜めていた筈のやりとりも、いつの間にかタガが外れて言い争いとなっていく…貴方達、ちょっと静かに寝させてもらえないかしらねぇ?




 神暦721年 供物の月15日 岩曜日


 結局昨日は、一日中寝て過ごす事となった。

 夕方に目を覚ました時には一糸纏わぬエヴァンジェとマリオンの裸体に挟まれているのに気付いて、しばらく混乱したものであったがその甲斐もあってか軽く汗ばむほどに暖まっていた。

 生憎とエヴァンジェの双丘をもみしだく事は叶わなかったが。


 そしてその後の検査で体温はほぼ正常の範囲である事が判明し、エヴァンジェだけではなく司祭のアベル殿からも危機状態を脱したとのお墨付きを貰った為、水軍砦内の空き部屋から自室へと戻る事が出来た。

 その時はまだ完全には体の自由が回復していなかったから、マリオンに支えられながらではあったけど。


 そして今日、朝礼の食堂には普段通りの格好をした私の姿があった。

 だが、そもそもエヴァンジェによる見立てでは完全回復までは一巡りの安静が必要と告げられており、同室のマリオンも無理をせず完全回復まで安静にしているようにと諭すのだが、生憎と寝てばかりの生活の所為で目はすっかりと覚めてしまい、仕事に出られないのであれば素振りにでも行こうかしらと呟く私にマリオンは頭を抱えていた。


 そして、マリオンに呼び起こされて執政館の客室から慌てて駆けつけたエヴァンジェも、近侍服を隙なく着こなした私を見ると肩をすくめて匙を投げた。


 その後に待っていたのは、日常の仕事をこなしながらのお詫び行脚である。

 お屋敷のご家族、同僚一同、騎士団や水軍の皆に心配をかけたことを詫びて回る。

 その際、私を引き上げてくれたというアントンさんには厚くお礼を述べると共に、その時の状況を詳しく教えてもらった。


 そしてそれらと仕事を粗方片付けた私は、日の沈んだ水軍の桟橋に一人立っていた。

 目の前には、停泊中の『斧犀号(アクスライノー)』の巨体が桟橋で焚かれた篝火に浮かび上がっている。


『居るんでしょう?大垂水媛(キャタラクト)!』


 水面へ向けた私の呼びかけ。

 最初は通り過ぎる風が起した波が水面を揺らすばかりであったが、やがてそれが静まって鏡のような平面を作り出すと、その中心が盛り上がって人形(ヒトガタ)を作り出す。


 私の水の精霊、『大垂水媛』―――。


 彼女は姿を現しはしたが、まるで何かに怯えるようにおどおどとするばかりでなにも語りかけてこない。

 そんな彼女をしばらく眺めてから、私はふっと口元を緩めた。


『私が溺れた時、貴女が助けてくれたんでしょう?』


 アントンさんから聞いた話では、私は水底に空気の泡に包まれて横たわっていたらしい。

 そんな事ができるのは…彼女しか居ない。

 だが、私の問いかけにも彼女は無言で首を振るばかりだ。

 ひょっとして、彼女が保護した所為で私が凍えてしまったことを気に病んでいるのだろうか?

 そう思いついた私も、彼女に応えるように首を振った。


『私が水の中でも呼吸ができるようにしてもらえなかったら、きっとすぐに溺れ死んでいたわ。まぁ、水に浮かべてもらえればそれが一番だったかも知れないけど。』


 私の擁護の意見を聞いて、彼女の険しい表情は多少は落ち着いた物になる。


『だからお礼を言いたかったの。助けてくれて、ありがとう。』


 彼女だけではない。

 私を捜索してくれた水夫達や、治療をしてくれたエヴァンジェたちが居なければ、私は命を失っていただろう。


『それと、貴方を迎えに来たのよ。かなり来るのが遅くなっちゃったけど…また一緒に暮らしましょう?』


 そう言って私は提げていた手桶を前に彼女に突き出す。

 すると彼女は、一瞬その表情を綻ばせるが、すぐにそれをしかめ面に変えて、こちらに背を向ける。

 ああ、「わたしは怒ってるのよ。」といった表現か。

 そのことについては、船上で謝り倒して解決したつもりだったんだけどね。


『だからぁ、そのことについては悪かったと思ってるのよ。こっちも色々あって…。』


 内心のため息を隠して、再び申し開きを始める私。

 結局それは、冷たくなった夜風で体を冷したことでくしゃみが止まらなくなるまで続いたのだった。



 その後、結局彼女は浴室の水瓶の中に住み着くことになった。

 しばらくは元のように部屋の中の桶に住み着いていたのだが、服が濡れてしまう為に碌に構ってあげられなかったのでスキンシップのために浴室に連れて行ったら、いたく気に入ったらしい。

 まぁ湿度も高いし、常に綺麗な水が補充されてるからね。

 おかげで、入浴のたびに彼女がちょっかいをかけてくる事になったが、まぁそれは仕方がないことだろう。

 煮詰め椰子で洗ってる最中に、冷水をかけられて大騒ぎになる事も多いが。


 気を付ける事といえば、お湯の中に移動された時は短時間で切り上げさせる事。

 意外と熱には弱く、のぼせた所為で暴走してお湯が渦を巻いた時などは、アリアとアリスたちは大喜びだったが当然の如くセリアさんに怒られた。

 後は…一度など、大掃除で水瓶が空になってた時には、後で青くなったっけ…。

 結局は、船着場まで行くことで回収できたけど。



 エヴァンジェとアベル殿は、私の回復を数日間見届けてから南へと旅立っていった。

 ブリーヴとヴァレリー、お屋敷暮らしが続いたので、旅暮らしが余計に辛くなるとエヴァンジェはぼやいていたけど、これも試練だと私達は笑顔で別れた。

 その後、見送りを終えた私は柄にもなく街中の神殿を訪れて祈る。


 彼女達の旅路が無事なものでありますように、と。




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 基本、中度から重度の低体温症の治療は早急な医療機関への引渡しが最優先です。

 素人による治療…不用意な加温やマッサージなどはいずれもショック症状などの重篤な状態を引き起こし、救える命も救えなくなります。

 有効であるとすれば、精々が呼吸停止/低下時の人工呼吸程度でしょうか。

 そこのところは、作中では省かれていますがエヴァンジェの回復魔法と解毒魔法で何とか乗り越えてるという設定です。


 この世界では医療技術については中世レベルですが、何故か一部においては医療知識のみが妙に発達しているという設定です。

 ええ、何故か。

読んでいただき、ありがとうございました。

次の話を楽しみにしていただけたら、幸いです。


ご意見、ご感想などありましたらお気軽にお寄せください。

評価を付けていただければ今後の励みになります。

誤字脱字など指摘いただければ助かります。

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