3-31 近侍と助祭との船上風景
お待たせいたしました。
神暦721年 供物の月13日 森曜日
明けて翌日、私は多忙な午前中を過ごしていた。
そもそも、この小旅行にお嬢様の同行が決まった時点でそのお世話にかかりっきりになるであろう事は予想できていたのだ。
しかし、元よりお嬢様のお世話は私の仕事であったので、たとえ休日の出先の事とはいえそうなる事も致し方ないと半ば諦めていた。
だがマリオンについては、久しぶりの実家での生活やエミールの誕生の為にこちらのサポートに回れないかもとは予想していたが、まさか朝食の席以外で顔を合わせる機会すらない程だとは思わなかった。
出発時には「私一人に任せる訳には行かない」なんて言っていたのにねぇ…。
まぁ彼女も仕事をおろそかにしている事を心苦しく思っているようだったし、久しぶりの帰省だったので新しく生まれた弟と母親との時間に流されてしまうのも仕方が無い事なのかもしれない。
それに、リース家からも応援として侍女をつけてもらえたので、お嬢様のお世話自体は普段と変わらない程度で済んだのだが…しかし、この埋め合わせはそのうちにしてもらおうかしらね。
「本当に助かるわ。マリオンったら、まったく手伝ってくれないんだもの。」
客室での朝食後にお嬢様を着替えさせ奥様のところに押し付けてから、急いで脱いだ寝巻き等を整える。
そしてその後は荷造りだ。
お嬢様ともなると、宿泊のたびに荷解き/荷造りする量だけでかなりの物となる。
その作業の合間に私が手伝いへの感謝と、わずかばかりの愚痴を込めてしみじみそう呟くと、リース家に付けてもらった侍女…グラシアーヌさんは眼鏡越しに苦笑を浮かべた。
「いえ、お嬢様の折角の里帰りですもの。リース家の侍女としては当然の事ですわ。まぁ残念なことといえば、タレイラン家のお仕着せ姿をよく見てみたかった事ぐらいで…。」
そう呟くグラシアーヌさんは、眼鏡の下の表情を物憂げに歪めて目を伏せる。
癖の強い金髪に、うっすらと残るそばかす。
彼女はこの国の東に位置するオルラロン男爵領の出身で、領主の次女だそうだ。
そういえばマリオンはブリーヴまでは旅装に外套で、屋敷についてからは外套を脱いだ旅装姿のままで過ごしていたっけ…荷物の中にはしっかりとお仕着せを入れてきていた筈なのに。
ちなみにわたしの服装は近侍姿のままで、荷物を減らす為にお仕着せは持ってきていなかった。
「それは悪かったわね。そこまで楽しみにしていたのなら、私もお仕着せを持ってくればよかったかしらね。」
「いえ、そこまでしていただく事は!私はただ、お嬢様のタレイラン家のお仕着せ姿を目にした事がなかったので…それに、ユーリア様の近侍服姿は、間近で見るとドキドキするくらい似合いすぎてますし…。」
うーん、それって乙女に対しては褒め言葉なのだろうか?
まぁ悪意はないようなのでありがたく受け取っておきますか。
私がにっこりと微笑んで礼を述べると、彼女は顔を赤く染めて視線を落とす。
「そういえば、以前にお嬢様がユーリア様を連れて戻られた時などは事情を知らない新入りの子達は大騒ぎだったのですよ?あまりに仲睦まじいお二人の様子に、お嬢様が伴侶となられる方を連れてきたのではないかと。…結局はユーリア様の事を知る先任の使用人から真相を聞いて、みんながっかりしてましたけど。」
話題を変えるためか、彼女はそうリース家使用人の内情を打ち明ける…けど、あんまり変わっていないような気も。
だけどそんな風に見られていたのね…って、人前ではあまりべたべたしないようにマリオンに言いつけておいたのに、しっかりとばれてたみたいね。
「あら、それじゃぁ私もちょっとした有名人かしら?」
私が内心冷や汗をかきながらおどけてそう返すと、彼女は血相を変えてこちらに視線を戻す。
「『ちょっとした』じゃないですよ!ユーリア様は社交界の注目株の一人ですよ!?ヴィエルニ家は…その、歴史ある家にもかかわらず派閥とは距離を置く事で有名でしたが、ユーリア様の行儀見習いに合わせるかのように方針転換を伺わせています。その行く末によっては国内の力関係すらも傾けかねません。それにもしお嬢様の伴侶ともなれば、この国の社交界でも大きな影響力を持つことにもなりますし、たとえそうでなくともヴィエルニ家、リース家、タレイラン家という三家の繋がりが強固なものとなれば、穂首派の勢力はますます増す事になるでしょう。」
と、顔を赤らめたまままくし立てる。
その剣幕にちょっと怖気づいた私は、「そういうものなのかしらね。」と消極的同意を返しつつ話題の切り替えを試みる事にする。
その目論みは成功し、その後は近頃のリース家の様子や、最近の伯爵のお気に入りなどの浮いた噂を聞き出しながら、2人がかりでお嬢様の荷物を片付けていった。
成程ね…やっぱり彼女には色目を使っていたか…。
ともあれ、グラシアーヌさんは派閥争いに熱心な貴族の娘に相応しく、随分と社交界の情勢に明るい娘であった。
私もそうであるべきなんでしょうけどね。
「司祭アベルに助祭エヴァンジェ。あなた方には言葉に尽くせぬほどの恩を受けた。またこの町を訪れる際には、是非とも当家に立ち寄ってくれたまえ。」
早目の昼食を取った後、奥様とエミールに別れを告げてから私達は桟橋へとやってきていた。
私達のほかには、斧犀号に同乗するアベル殿とエヴァンジェ、そして見送りにきた伯爵とジャックたち使用人も一緒だ。
「こちらこそ神殿への多額のご寄進、感謝に堪えません。再び見える機会と、エミール様の成長を楽しみにしております。」
「皆様方に神々のご加護がありますように。」
伯爵と挨拶を交わした司祭と、祈りの言葉を告げたエヴァンジェは一礼すると、タラップを上って甲板へと歩を進める。
それを見送る伯爵の視線…がしっかりとエヴァンジェの後姿…それも豊かな腰のあたりに釘付けになっていた事を私は見逃さない。
そして伯爵の後ろに並んだ使用人達に視線を送れば、その中にいたグラシアーヌさんと視線が合い互いに苦笑いを交わす。
…彼女から聞いたリース家の内情…その話の通りだった。
「ごほん。」
いつまで経ってもエヴァンジェの方を向いていた伯爵であったが、私が咳払いをひとつすると彼は慌ててこちらに向き直った。
「ミリアム様、当家へのご丁寧なお祝い、真に嬉しく存じます。生憎と今回は妻が臥せっていた為に碌におもてなしも出来ませんでしたが、次にお会いする際にはかならずや妻と息子の元気な姿をお見せいたしましょう。」
「はい、その時を楽しみにしていますわ。それでは奥様にもよろしくお伝え下さい。」
当たり障りのない挨拶。
だが伯爵の視線には幼少の頃より見知ったお嬢様の成長への喜びが、お嬢様の表情には旦那様の代理としての初めてのお役目を無事に果たしたという達成感が見て取れる。
「ユーリア嬢も、久しぶりに顔を見れて嬉しかったよ。色々と苦労をかけてしまったが、懲りずにまた来てくれたまえ。」
「はい、近いうちにまたエミール様の顔を見に寄らせていただきます。」
伯爵の笑顔は、実の娘…に対する程素っ気無い物ではなかったが、まるで親しい友人に対するかのように親愛の情に溢れた物であった。
私はそれに笑顔で答えてから、「ただ…」と続ける。
「いくら奥様が臥せっているとはいえ、若い娘に色目を使うのはいかがな物でしょうか。」
私の苦笑気味の苦言に対し、伯爵もこれは参ったと苦笑を漏らす。
「いやいや耳が痛いな。確かにその通り、申し開きのしようもない。そうだな、家内にまた雷を落とされんうちに自重しなくてはな。」
困り顔で呟く伯爵に、私はニコリと笑顔を向けた。
「はい、それがよろしいかと。ただ…。」
「ただ?」
「奥様より言伝をお預かりしております。『見送りが済んだら、私の部屋に来るように。』と。」
屋敷を出る前、奥様に別れを告げた際に託された伝言。
それを伝えると、伯爵の顔はさっと青ざめる。
そしておびえたように何やら呟くと、彼ははっと顔を上げた。
「ジャック、所用を思い出した!王都で急ぎの用事だ!今すぐに王都に向かわねばならん!!ついては、この船に同乗してヴァレリーへ…。」
そして伯爵はジャックさんの方にくるりと振り返るが、彼は肩をすくめて首を振るばかりだ。
苦労してるわね…私は彼に対して内心同情していると、その彼と視線が合った。
(いえ、いつもの事です。)
直接言葉は交わさなかったけど、彼のそんな内心が聞こえたような気がして私は再び苦笑を浮かべる。
「ああ、そういえば伯爵。」
「何かねっ!?」
自分の命令に対し動く気配をまったく見せない使用人達に焦り始めた伯爵は、切羽詰った表情でこちらに振り向く。
「奥様はこうも仰っていました。『見送りが終わったらまっすぐ帰ってきなさい。』と。『逃げ出しでもしたら、後でひどいわよ。』とも。」
逃げ道を塞ぐ私の言葉を聞き終えてその意味を理解すると、伯爵はその場に崩れ落ちがっくりと項垂れた。
…人間、諦めが肝心よね。
私はそんな伯爵に一礼して別れを告げると、くるりと身を翻して船へと歩みを進める。
えっ?マリオンと伯爵の挨拶?
「が、がんばってきなさい。」「はい、お父様も。」
といったごくごく短い別れだったわね。
まぁ、身から出た錆とはいえ、ご愁傷様。
「お見送り頂いた伯爵の様子ですが…。」
桟橋を離れた斧犀号は、櫂の操作によって舳先を川下に向ける。
その最中、流れていく景色を眺めながらエヴァンジェが呟いた。
「お別れの挨拶を済ませた時と比べ随分と憔悴された様子でしたが、何かあったのでしょうか…。」
そして彼女はその金色の瞳をこちらに向けた。
桟橋で手を振り、こちらを見送ったリース家の人たち。
その中で、伯爵のみが力なく項垂れたままであった。
「さぁ…何かショックな事でもあったのかしらね。」
私がとぼけて首を振ると、彼女は「そうですか。」と呟いて視線を風景に向けた。
そうしているうちに、船は川の流れに乗るために櫂走を始める。
合図の太鼓と、櫂手達の掛け声。
それを遠くに聞きながら、私は流れ始めた景色から甲板上に視線を向ける。
慌しく甲板上を駆け回る水夫達と持ち場から指示を飛ばす士官たち。
お嬢様とマリオンは既に毛布に包まって甲板上の木箱にもたれかかっており、アベル殿は士官達の仕事を少しはなれたところから興味深げに眺めている。
さて、これで後はヴァレリーに帰るだけだ。
普通の船であれば、風上となる川下へ進むには帆をたたんで川の流れに身を任せるか、櫂走で更に勢いを付けるかなのだが…そんな事を考えていると、ちょうど船長であるバルボロさんが歩み寄ってきた。
「ユーリア嬢、では今日もお願いできるかね?」
「ええ、勿論です。船旅もいいものですが、早く帰ってゆっくりしたいのもまた本心なので…。」
そう応えて苦笑を浮かべると、私は『科戸風の命』に語りかける。
『この船の周りだけ、風向き変えて頂戴。川上から川下に。…いい?』
私の指示に『科戸風の命』は嬉しそうに応える。
そして南風が徐々に弱まって止み、変わって北風が吹き始めた。
だがその風はこの船の付近のみで吹いているものなので、山脈を越えて吹き降ろす北風程の肌を刺す冷たさは無い。
「毎度毎度、すまないね。だが、おかげで大助かりだよ。」
そしてにこやかに礼を告げたバルボロさんは、くるりと身を翻すとその表情を引き締める。
「櫂走終了、帆走準備!」
そして彼の指示は、号令係の中継によって船の隅々まで響き渡ったのだった。
そういえば以前イングリットから聞いた話なのだが、コムナ川流域を行き来する船乗りの間では、斧犀号は『気分屋』という二つ名で呼ばれる事があるそうだ。
なんでも、時折向かい風を無視するように高速で航行する姿が他船の船乗り達に目撃されており、不思議に思った彼らが酒場などで斧犀号の船員に理由を尋ねると、皆一様に顔を見合わせた後に「船の機嫌がよかったからだ。」と答えるのが由来だとか。
船員達の答えについては、本当の原因である私の存在が広まってしまう事を恐れるバルボロさんが、ヴァレリー水軍内に緘口令を敷いている為なのだが…おかげで船乗りの間では、斧犀号は気分屋の『幸運船』---人知を超えた『何か』を持つ船として有名だそうだ。
「一時的に風を吹かせるのではなく、まさか風向きを変えてしまうとは…。」
バルボロさんが去ったあと、エヴァンジェがその顔に驚きの表情を浮かべ、しみじみと呟く。
ある程度魔術をかじった人間であればフォースアローに風の属性を付けることで、突風を吹かせることも出来ない事ではない。
だが、それも一瞬。
長い時間、風向きを変える技…精霊術は既に人族の世から喪われて久しい。
残っているとしたら…上級魔術に嵐を起こす魔法があるが、一般人にとってそれは物語の中の存在と変わらない。
「同じお屋敷に森妖精の侍女がいてね、才能があるって言われて手ほどきを受けたの。まぁ厄介事に巻き込まれるのも嫌だから、あまり口外しないでね?」
私がそう言って口の前に指を立てると、どこで聞き耳を立てていたのか周りの水夫達も彼女のほうを向いて私を真似る。
そして彼らは満足気に笑みを漏らすと…あるいは照れくさげにそれぞれの仕事に戻っていった。
エヴァンジェといえば、最初は面食らったのか周囲を眺めて呆然としていたが、やがて噴出すとお腹を抱えて笑い出す。
それは聖職者らしく声を抑えた笑い方ではあったが、普段しているようなすまし顔よりもよっぽど彼女には似合っていた。
…その立場ゆえか彼女はいつもすまし顔の仮面で取り繕ってはいるけれど、それを取り払ってしまえば可愛げのある若い娘に過ぎない…その上彼女はかなりの美人なのだ。
彼女に目を付けるのは、さすがはあの伯爵といった所ね。
その上物腰も柔らかいので、貴族の令嬢と紹介されればそれを疑う者も皆無だろう。
聞いた話では、彼女は教会の孤児院出身らしいけど。
そして彼女はしばらく笑った後に、目じりの涙を指で拭う。
「お屋敷の近侍とお聞きしましたが、随分と水夫の皆さんと仲がよろしいのですね。」
「まぁね。時々こうやって船にお邪魔してるし、しょっちゅう酒を酌み交わしてるからね。」
私はそう応えて、自慢げに胸をそらせる。
そんな間にも船は帆をはらませ、併走する他船を追い抜いてその『幸運船』としての評判を確固なものとしていた。
「総員警戒、櫂手は定位置に付け!」
船長の指示が船上に響き渡る。
エヴァンジェと向き合ってずっと話をしていた私は、その声に視線を上げた。
「ああ、もうこんなところに来たのね。」
周囲の風景を見渡せば、川岸は高く切り立ち、その幅を狭めている。
ブリーヴとヴァレリーの領境に位置する難所、『ジルダンの門』だ。
「何かあったのでしょうか?」
のんびりとデュサックによる稽古―――今回は流石に参加は遠慮しておいた―――をしていたのに、急にばたばたと動き出した船員達を見てエヴァンジェが聞いてくる。
だが私は、苦笑を浮かべて首を振ると、彼女を安心させる為に口を開く。
「この先は『ジルダンの門』といって、この川の難所のひとつなのよ。川の両岸が切り立って、その距離が狭まっている…しかも川筋が蛇行していて、岸の近くには大岩が沈んでるから、昔から衝突やら座礁が多いって話なの。巡教の時、通った事ない?」
私の問いかけに、彼女は首を振る。
「いままでは陸路でばかり移動していたので…今回はブリーヴに長逗留した所為で急ぐ必要ができてお世話になっていますが。でも、大丈夫なのでしょうか?私、あまり泳ぎは得意ではなくて…。」
そう言って、彼女は自分の身を見下ろす。
確かに、ゆったりとした神官服を着て泳ぐのは大変そうだ。
だけど、ふくよかな人の方が水には浮きやすいとも聞いたことがある。
彼女ほどのふくよかな体つきであれば、余計な肉も無い私なんかに比べてよっぽど浮きやすい…っと、脱線脱線。
彼女の体型を確かめる為につい伸ばしかけた右手を引き戻すと、私は顔を振って思考を切り替えた。
「大丈夫よ。彼らは任務でここを何百回も通っているベテランだし。多分あれね、上流で降った雨の所為で水かさが増してるから、それを警戒して念のために櫂走できるようにしているんじゃないかしら?」
それに、水難は自分が原因で起こる物だけではない。
いくら自分達がこの難所を知り尽くしていても、不慣れな他船にぶつけられないとも限らないのだ。
そして彼女を視線で促がして甲板上の船員達に目を向けさせる。
そこで目にするのは真剣に周囲を警戒している水夫達だが、その表情に悲壮感はなくむしろ自分達の船に対する自信すらのぞかせていた。
「ね?」
「そうですね。確かに彼ら以上にこの川を知り尽くしている船乗りがいる筈もありませんわね。」
私の念押しに、彼女は安心したようにため息をつき、その手を胸に当てる。
するとその手は、柔らかそうな胸の形を歪め変え…いかん、つい視線が釘付けに。
しかしこの娘、聖職者でありながら随分と罪深い身体を…ってそこの見張り水夫、「おぉ…。」とか言って見とれてないで自分の役目を果たしなさいよ。
確かに、この上なく神の存在を感じる状況ではあるけどさぁ!
私が内心、神の作り給うた存在への感謝と、自らへの加護の薄さに対する呪いの言葉を吐き出していると、彼女はふと視線を空に向け、すぐさまその場に跪いて手を合わせ目を閉じる。
「なによ?」
私がそう問いかけると、彼女はその祈りの姿勢のまま口を開く。
「只今、ラジーウス様からのご神託を給わりました。しかしこれは、どのような意図なのでしょうか…。」
へぇ、ラジーウス様からの神託ねぇ。
聖印を授けられた信徒ではとくに珍しくないとは聞いているけど、こんな時にね。
「ふぅん…内容を聞いても?」
「はい、構いません。神はただ一言告げられました。『知らんがな…。』と。一体どういう意味なのでしょうね?」
眉を寄せ、首を傾げる彼女に対し、私は乾いた笑いしか出せなかった。
続きは数日中に投稿予定です。
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