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男装お嬢様の冒険適齢期  作者: ONION
第3章 近侍のお仕事
102/124

3-16 近侍と王女と打ち明け話

 神暦721年 技の月20日 水曜日


 春が過ぎ去り季節は夏。

 そんなある日、お屋敷で催された貴族達の夜会で私はいつもの如く給仕として働いていた。

 ただ、いつもと違っていたのは…。


「あの、やはりおかしくはないでしょうか?」


 壁際のソファの脇。

 完全に夜会の際の定位置となっているその場所で控えている私に、ドレス姿のキャロルが尋ねる。

 今夜の彼女は濃いグリーンのドレスを纏い、普段は肩口で切り揃えられている頭髪は結い上げたカツラをで覆われ、その顔にも薄く化粧が施されていた。


 そんな彼女は夜会が始まるとしばらくは壁際で不安気にきょろきょろと広間を見渡していたのだが、私がこの場所にいるのを認めると押し殺しきれない安堵の表情を浮かべて近寄ってきたのだ。

 何でも、人脈形成の為に実家からの指示で急遽夜会に参加することになったらしいのだが…慣れない夜会の上に特に知り合いも居ないとなれば心細いのも頷ける。

 確か今日は彼女の隊は休暇だった筈だ。

 偶の休日にご苦労な事だが、自分の身形を気にしては幾度も私にそれを尋ねるのには少々うんざりとしてしまっていた。


「別に、おかしな所なんて無いわよ。どこからどう見ても立派な淑女様よ。」


「しかしユーリアさん、やはりこんな夜会には私などは相応しくないのだと…。」


「文句があるなら、私ではなくご両親に伝えなさいよ。」


 私の反論に、不貞腐れた子供のようにぶつぶつと呟く彼女。

 そんな彼女を横目で見つつも、私の視線は度々彼女の胸元へと向けられていた。

 日に焼けた肌の露出を最小限に抑える為か、首周りまで覆われた彼女のドレス。

 おそらくは、そのドレスの色も彼女の肌を目立たなくする為の物だろう。

 そして彼女の胸元は、その下の控えめなふくらみにより押し上げられている。

 その位置、形、体に合わせた動き…見たところ詰め物と言う訳でもなさそうだ。

 私は詳しいのよ、胸については。

 おのれ…。


 と、微妙な敗北感に苛まれていた私は視線を感じて顔を上げた。

 もっとも、いつものように近侍の身形をしている所為で、これまたいつもの如く若いお嬢様方を中心に視線を集めているのには変わりないのだが。

 そして視線を辿ったその先に居たのは、いつか見たお嬢様の3人組。

 えっと、確か…。


「ようこそいらっしゃいました、カリーネ様、ミレーユ様、コゼット様。」


 私がそう挨拶すると、3人の表情がぱっとほころぶ。

 やはり年頃のご令嬢には笑顔が一番似合う。


「お久しぶりです、ユーリア様。」


「まぁ、名前を覚えていただけているのですね…光栄ですわ、ユーリア様。」


「可愛いらしいお嬢様方ですから当然ですとも、ミレーユ様。」


「あら…。」


 私のご機嫌取りの言葉に、頬を染めるミレーユ。

 この年頃のお嬢様はお世辞ひとつとっても「可愛らしい」で素直に喜ぶ年相応の層と、「美しい」と褒められたい大人ぶった層とに分かれるので微妙に難しい物だが…彼女達は素直に喜んでいるようだ。

 まぁ、彼女達が可愛いのは事実なので、すべてがお世辞というわけでもないのだが。


 そして飲み物を勧める私からグラスを受け取るお嬢様方。

 カリーネとコゼットがアイスワイン、ミレーユはワインの果汁割り…サングリアのグラスだ。

 ちなみに、アイスワインは以前にも彼女達に供した事があったが、冬の寒さに晒した葡萄を使った白ワインで通常のものより甘いのが特徴だ。

 ただ今日の物は、以前の早詰めのものではなくしっかりと熟成されたものなので、酒精もそれなりだった。


 さて、飲み物も渡って一息。

 近況や時候の挨拶などを一通り済ませていると、蚊帳の外であったキャロルが明らかにじれてきた。

 どうやら話に加わりたい様だが、それを出来あぐねているようだ。

 まったく、世話が焼ける…けど仕方が無いか。


「そうですね、御紹介致しましょう。こちらはアモーロス士爵令嬢にしてヴァレリー騎士団従騎士のキャロル様。そしてこちらが、オヌリ男爵令嬢のカリーネ様とミレーユ様、そしてその縁戚のコゼット様です。」


 ちなみに、キャロルの実家は代々騎士団長を輩出しており宮廷内でもそれなりの発言力を持つ名家だが、称号は上級騎士としての士爵止まりだ。

 なので、碌に発言権の無い弱しょ…もとい、地方貴族とはいえ男爵令嬢であるカリーネ達のほうが身分は上となる。

 尚、貴族の場合称号は『領地名』+『爵位』となるが、士爵は領地を持たないので『家名』+『士爵位』となる。


「お、お初にお目にかかります、カリーネ様、ミレーユ様、コゼット様。ヴァレリー騎士団で従騎士をしております、キャロル・アモーロスです。以後お見知りおきを…。」


「オヌリ男爵クロード・アメレールが娘、カリーネ・アメレールですわ。よろしくお願いいたします、キャロル様。」


「同じくミレーユ・アメレールです。よろしくおねがいいたします。」


「コゼット・クラストマです。良しなにお願いいたします、キャロル様。」


 交わされる挨拶。

 キャロルの自己紹介は多少躓き気味だったが、まぁ合格点とは言えるだろう。


「それよりも、キャロル様は女性なのに従騎士なのですか?すごいです。さぞやお強いのでしょうね。」


 挨拶もそこそこに、ミレーユが目を輝かせてキャロルに詰め寄る。

 なるほど、騎士物語に憧れる年頃か。

 まぁ、自分にも経験が無いとは言わないが…カリーネとコゼットはといえば、そんな彼女を苦笑気味に眺めていた。


「いえ、自分などまだまだです。騎士団の先達どころか、ユーリア殿にも敵いません。」


 キャロルのため息混じりの謙遜の言葉。

 その中に出てきた私の名前を疑問に思ったのか、3人の視線が揃って私を向く。

 やれやれ、説明は私に投げっぱなしなのね。


「ヴァレリーの騎士団長は私の縁戚に当たりまして、わがままを言って騎士団の訓練に参加させていただいております。」


 にこやかな笑みを浮かべて私がそう述べると、お嬢様方の頬が赤く染まる。

 そして3人は矢継ぎ早に自らの疑問をぶつけるのであった。




「ごきげんよう、皆様方。」


 次々に投げつけられる私への質問。

 それに一つづつ答えていると、背後から声を掛けられた。

 皆がそれに振り向くと、そこには広間の入り口側から近づいてきたであろうミリアムお嬢様とマリオン、そしてニネットの姿があった。

 お嬢様は広間入り口で来賓のお嬢様方との挨拶を交わし、マリオンは奥様のお付きをしていたはずだが、ニネットが訪れたのを機に広間に移動してきたのだろう。


「こ、これはミリアム様。おかげさまでとても楽しい時間を過ごさせていただいてますわ。」


「おねーちゃん、挨拶ならニネット殿下の方が先!」


 急な大物の登場に、慌ててお嬢様に挨拶するカリーネと、普段の口調なのか半分テンパりながらも小声でニネットへの挨拶を促すミレーユ。

 そんな二人を横目で見ながら、私は優雅に一礼する。


「ようこそお越し下さいました、ニネット殿下。まずはお飲み物など如何でしょうか?」


「ええ、お願いいたしますわ。ユーリア様。」


 挨拶の後、ニネットから銀盆に載ったグラスに視線を逸らせたタイミングで、マリオンに視線を送る。

 彼女もこちらを見ていたのだろう、絡んだ視線にそれぞれが微笑みを含ませると、お嬢様がその視線上にずいと割り込んだ。


「ユーリア、私にも。」


「はい、お嬢様。」


 眉を寄せてそう言い放つミリアムお嬢様と、その態度に「あら」と言葉を漏らすニネット。

 それを無視してまずはお嬢様方に飲み物を行き渡らせてから、次にそれぞれを紹介する。


 ニネットとは面識がなかったのか、萎縮しつつ自己紹介する3人とキャロル。

 それに対して王族の気品か、ニネットはにこやかに挨拶を返す。

 …だけど、キャロルの紹介の時だけは、値踏みするように彼女を見つめて居たのがちょっと気になるわね。


 尚、その間もお嬢様は臆することなく私のすぐ前に陣取り、飲み干したグラスのお代わりを要求したり、額に浮かんだ汗を拭くように要求したりと、近侍としての仕事を私に申し付ける…本来であれば夜会の間は給仕としての仕事以上は求められないはずなのだが、私が自分のお付きの近侍だと周囲に示しているのだろうか?


 そんな彼女を、ニネットは微笑ましげに、3人組は何故か凄く羨ましげに、マリオンは平静を装っては居たものの、ちょっと憎らしげに眺めて居た。

 だけど…近侍の仕事とはいえ、こうも人数が多いといちいち紹介するのも面倒よねぇ…。




「随分と雰囲気が変わりましたのね。」


 同席していたミリアムお嬢様が他の招待客への挨拶に離れ、3人組はキャロルと共に料理のテーブルへ。

 そしてマリオンが空になったグラスを下げに配膳室へと戻ったタイミングで、声を潜めたニネットはそう口を開いた。

 尚、彼女に遠慮してか他の招待客達はこちらを遠巻きにして歓談しながら、しっかりと状況をうかがっているようだ。


「雰囲気…ですか?」


 周囲の招待客に聞こえてやいないかと気を配りつつ同様に声を抑えて問い返した私に、ニネットは優雅に頷いた。


「ええ、マリオン様がユーリア様を見つめる視線…以前は憧れといいますか貴女への思いを隠しもしていなかったのが、今日は随分と落ち着いたものに見えましたので…。」


 そしてこちらにちらりと視線を送るニネット。

 ちなみに、今の彼女が手にしているのもアイスワインのグラス。

 それなりに酒精の強いそれを、彼女は結構いいペースで空け続けている。

 …良く良く考えてみれば、彼女はマリオンより年下(みせいねん)なのよねぇ…。

 それなのにこんなペースで…大丈夫かしら?


 それは置いておいて、ニネットも意外と良く見ているものだ。

 まぁ、彼女にとってはマリオンは数少ない、同年代で仲のよい知り合いとなるのでそれも珍しくはない…とも思うが。


「ただ、熱が冷めたという訳でもなさそうですし、どちらかというと暖かく見守るような物に変わったような気がしますが…何かありましたか?」


「いや、それは…。」


 いくら彼女が王女とはいえ、質問内容は完全に私事(プライベート)だ。

 その上、ニネットからまだ幼いお嬢様に伝わりでもしたら、彼女の教育にも悪い。

 さて、どう誤魔化した物かと言葉に詰まると、彼女は半眼でこちらに身を乗り出してくる。


「それに気のせいか、偶に見かける『お茶を淹れるのが上手な』女中…がおりますわね?彼女も、貴女に同じような視線を向けているような気がするのですが…あれはどういった事でしょうか?」


 ニネットはそう詰め寄りながら、一瞬視線を逸らす。

 その視線の先を辿ると、そこには配膳の合間、こちらを見て微笑むエミリーが。

 その視線は非常に温かで、まるで仲のよい伴侶を見つめる妻の様で…って、思わずこちらも微笑を返すが、そんな場合じゃない。

 そんな私達の雰囲気を見て、益々疑念を深めるニネット。


「説明していただけますわね?私、別に長くなっても構いませんのよ?」


 彼女はそう言って、腰掛けているソファーの隣を叩く。


「いや、流石に仕事中は座れないわよ。」


 ため息をつきながらそう返す私。

 だが私は気乗りしないながらも、仕方なく口を開くのであった。




「まぁ、素敵!お喜び申し上げますわ!!」


 エミリーとの関係は触れるだけにして、マリオンとの関係を打ち明けた私。

 そして話し終えてからニネットの表情を伺ったのだが、その満面の笑顔と喜びの声に思わず困惑して動きを止めていた。

 彼女はソファーから立ち上がり、感激した様にこちらの右手を取って自らの両手で包み込んだ。

 ちなみにカスティヘルミさんの件はスルーだ。


「え…ええ、これはご丁寧に…。」


 事情を話すことによりすっかり呆れられるものと考えて居た私は、思わず慇懃に返してしまうが…彼女はお構い無しだ。


「マリオン様がユーリア様の事をずっとお慕いしていたのは明白でしたし、彼女の思いもやっと届いたのですわね。」


 目をキラキラと輝かせてさせてそうのたまうニネット。

 ちょっと声が大きい、周りに聞こえるわよ…とこちらは気が気ではないが、だが彼女はやおらその表情を曇らせると、こちらを上目遣いで見つめた。


「でも、またしても私が仲間外れですわね。」


 そして、拗ねたように唇を尖らせる。


「ユーリア様はリース家で行儀見習い、マリオン様はそれを追いかけて一緒の生活…。でも、私は偶の機会にリース家を訪れることができるだけで、お二人とは滅多にお会いできませんわ。」


 そして、物憂げにため息をひとつ。

 …その仕草はさすが王族だけあって十分に絵になっている。


「せめて、タレイラン家が公爵家であれば、行儀見習いとしてまかり越しましたのに。」


 そう残念そうに呟く彼女。

 この国の公爵家であれば、すべて家系を辿れば王族へと行き着く。

 もしタレイラン家がそうであれば、王女である彼女が行儀見習いとして出向くのに十分な家格を備えているという事になるのだが…ただこの場合の行儀見習いは当主の奥方から直に礼儀作法の手ほどきを受ける事なので、使用人として働く私達とは一線を画する物だ。


「流石にヴァレリー候を公爵に叙することは私の一存では不可能ですし、宮廷内の勢力図を大きく変化させる事になるので父上も承服しかねるでしょうし…。」


 何やら物騒な事をぶつぶつと呟き続けるニネット。

 ちょっと、あまり祝福されない関係なのは十分に理解しているから、お願いだから大事にはしないでよ?

 内心げんなりしながらそんな事を考えていると、彼女はやおら表情を明るくして手を打ち合わせた。


「いい事を思いつきました。ユーリア様、今夜私の部屋に来て頂けますか?」


 並の男であれば、骨抜きにされて永遠の忠誠を誓いそうな程の笑顔を浮かべて、そうのたまう彼女。

 あのねぇ…伯爵令嬢(マリオン)ならまだしも、王女に手を出すなんてできる訳無いじゃない!!




 その後もやれ王宮に行儀見習いに来いだとか、だったらミリアムお嬢様を王宮に招待するのでお付きとして遊びに来いだとかわがままを言うニネットをなだめすかし、戻ってきたマリオンと交代してソファーを離れた。

 その際にあまり私達の関係については口外しないようにマリオンに釘を刺しておいたのだが…ニネットの目の輝かせ方から言って、マリオンもどれだけ耐えられるか怪しいものだ。



 そんな事を考えながら配膳室へ戻り、飲み物を補充して再び広間を歩く。

 と、壁際で一息ついている見知った顔を見つける。

 その手にはほとんど空となったグラスが握られ…丁度いい、仕事のついでだと声を掛けた。


「お代わりは如何でしょうか、クリストフ様?」


 私の声に振り返ったクリストフは、その手の中にあるグラスに視線を向けた後笑顔を浮かべる。


「ええ、お願いしますユーリア嬢。」


 彼の返事に黙礼で応えると、注文を尋ねて新しいグラスを渡す。

 そしてその後に居住まいを正すと、銀盆を持ったままであったが私は深々と頭を下げた。


「少々遅くなりましたが兄君のご婚礼、心より御祝福を申し上げます。」


 先だって、アンヴィーの地ではマティアスとデボネアの婚礼が盛大に行われた。

 旦那様や奥様が婚礼に参列することは無かったが、穂首派からはタレイラン家の長男であるオディロン様とジャンヌ様夫妻を初めとした有力貴族の名代や、小貴族、地方貴族の当主が多数参列したと聞いている。

 婚礼の経緯からすれば穂首派からの参列者は望むべくも無い状況ではあったが、ここまで参列者が増えたのは幾度断られても根気良く参列を頼み続けたクリストフの手柄だ。

 実家でもさぞや面目を施した事だろう。

 私の祝いの言葉に、彼も慌てて居住まいを正してそれに応える。


「これはご丁寧に。当人達、当家当主に代わって厚くお礼申し上げます。」


 そして彼は顔を上げると、苦笑気味に微笑む。


「当人達に対してはさぞや思う所がおありでしょうが、それを圧しての助言や心遣いの数々、非常にかたじけなく思います。」


 そうして再び頭を下げる彼に、私は慌てて手を振った。

 最早、すべて済んだ事でしかない。


「いえ、新たな門出に際する二人を、祝福しない理由がありません。それよりもお顔をお上げください。給仕役の私がお客様に頭を下げさせるのを見られては…その、困ります。」


 そう答えつつ視線を逸らしたその先、何故かこちらを遠巻きにしているお嬢様方がきゃぁきゃぁ言っていたが、それを疑問に思いつつも意識の外に追い出して平静を装い、挨拶の後にクリストフの元を辞する。


 さて、ニネットの方はどうなったかしらね…といつものソファーの所に戻った私を待って居たのは、あれこれとマリオンより聞き出して、意気も高く私達の間に割って入ろうと気合を入れるニネット。

 それに思わず腰が引けてしまった私は、結局押し切られて夜には彼女の部屋に訪れる事を約束する羽目になった。


 まぁ、なんだかんだ言って結局は夜通し仲間外れにされた事に対する恨み言を聞かされただけで済んだんだけどね。

 いくら私でも、流石に彼女に手を出したりはしないわよ?

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