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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
9/38

第7話 ~秘密の場所~

最近、小説を書く時間がない

加那(かな) (しょう)Death!!


今回も良い出来だと自分では思っているので、

楽しんでいってもらえると嬉しいです。


最後に作者から一言

……ストックを作っておくことにしようかな?


「……ただいま」

玄関の扉を開け、挨拶をしてみるが返事がなかった。

しかも靴もないし、

二人でどっか遊びにいってるのか?



「まぁ、いいや。

優奈達(あいつら)がいない、今のうちに晩御飯を作るっておくか」

どうせいつかは帰ってくるだろ。

そう思い、俺は晩御飯を作ることにした。


ーーSide out




優奈Side


私は今、理恵さんと一緒に街中をうろうろしていた。

理由は、私に話があるみたい。

だけど人前では話したくないらしいので、とある場所で話すみたい。




そして来た場所は……

「……やっぱりこの辺りって、いい景色よね。まだ星は出てないけど」

「理恵さん?どうしてこの場所を知ってるんですか」

このときの私はかなり動揺していたでしょう。

だってここは……



兄さんに教えてもらった星空が綺麗に見える秘密の場所だったのですから。




「10年ぐらい前に、

教えてもらったのよ。男の子にね」

「………」

その男の子って、もしかして……

「でも、それ以来男の子とは会えなかったの」

「……なんでですか?」

「その男の子は、引っ越したみたいで会えなかったのよ」

やっぱり、その男の子は兄さんだ。

私は理恵さんの話を聞きながら、そう思った。




私達はこの秘密の場所からかなり近い場所に住んでいたのだけど、

両親の仕事の関係上引っ越すことになり、

この場所から遠く離れた今の家に引っ越したのだ。

それが10年前、理恵さんのいう男の子がいなくなった時期と同じ。


……私にはもう、

理恵さんがいう男の子が兄さんだとしか思えなかった。





「……今日、優奈のお兄さんを見たとき、その人にそっくりだったの」

そういい終えた後、一息つきある言葉を言う。

「優奈、知ってたら教えて。昔、この近くに住んでたことあった?」

質問の答えは、はいだ。



だけど私は……

「……いえ、住んだことないですね。

この星空が綺麗に見える場所のことは知ってましたけど」

と嘘をついた。

理由はそう、昔からあった思いからだ。

「そう、じゃあ人違いね。

ごめんなさい、急にこんな話をしちゃって。……さて、帰りましょうか」

「そうですね」

それから理恵さんと話しながら、家に帰る。



……ごめんなさい、理恵さん。

そう心の中で謝りながら。


感想・誤字指摘などなど、

絶賛、受付中ですので気楽に送ってください。


ちなみに制限していないので、

登録をしていない方でもいけるはずです。……多分。

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