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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
8/38

第6話 ~放課後~


加那(かな) (しょう)です。

若干、更新が遅れてしまってすみません。


なるべく遅れないようにしますので、

これからも応援、よろしくお願いします。

「では、今日の授業はこれで終わりだ。

全員、気をつけて帰れよ。……っと、言い忘れるところだった。

お前ら出来るだけ部活には入るように。以上、解散」

それだけ言って川村先生はとっとと教室を出ていく。

……去年と全然変わってないな、この人は。

まぁ、これがこの人の良さなんだろうけど。




「んーっ」

1日の疲れをとるように背伸びをする。

「……兄さん」

背伸びをしていると、不意に話かけられる。

この声と呼び方は………

「んっ?…あぁ、優奈か。どうした?」

「今日、家に理恵さんを呼んでいいですか?」

「別に良いけど、理恵さんって誰?」

他の人の自己紹介を聞いていなかったせいか、全然、人の名前と顔が一致しない。





「佐倉理恵って言って、朝、兄さんがキスした相手ですよ」

あぁ、あの子か。

……そういえばキスしてしまった事を謝ったりもしないといけないな。


「いいぜ。呼んでくれても」

「はい、ありがとうございます兄さん」

「気にすんなっつーの。じゃ、俺はスーパーに寄ってから帰る」

鞄を肩にかけるようにして持ち、手を振りながら教室をでる。

俺達だけじゃないのなら、今日は、少し品数でも増やそうかな。

確か今日の晩御飯は、親子丼だったよな。



外で親子丼を頼むと、何がついてきたっけ?

親子丼と漬け物……これは確実についてるだろ。




後は……味噌汁か。

もうこれでいいかな。

「てか、佐倉は和食でいいのか?」

ふとそんなことを思った。

まぁ、いいや。少し多めに買っておこう。

……それなら急に料理を変えることも出来るし。

でも急に変えるとしたら何に変えるか。


今の冷蔵庫の中の状況を考えると、

洋食ならオムライスは確実に出来るな……卵は追加で買わないと駄目だが。

……で、後はサラダでもつけていたらいいだろ。








「……おっと、通りすぎるところだった」

晩をどうするか考えていたら、

いつの間にか店の前を通り過ぎかけていた。

……ここが俺の駄目なところなんだよね。

集中しすぎると、周りのことが見えなくなるところが。




とにかく、自分が作れる料理の材料を買ったらいいかな。

……親の仕事を手伝って、

かなりのお金をもらってるから余裕あるしな。

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