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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
25/38

第22話 突然の訪問 Part 2


今回から書き方が変わるかも知れません。

理由は新人賞の都合です。



そしてこれは宣伝ですが、ブログにて自分の歌声を

載せてみましたので聴いてやってくださいww

 ブログはこちらのURLでww

  ↓

http://nyann160.blog.fc2.com/




「どうしたんだ、理恵?」

「ちょっと、ね……」

用事があるのか聞いてみるといかにも言いづらそうな表情をしていた。

こいつがこんな表情をするってことは、俺に頼みたいことがある。って感じだな。

理恵は言いたいことははっきりという、そんな性格なはずだ。そんな理恵が言うか言わないか迷ってる、ということは俺に頼みたいことがあるのだろう。

人を頼らなさそうだからな、こいつは……。

「まあ、中に入れよ。話は中で……」

「いや、ここでいいわ。すぐに終わる話だから」

「あ、ああ、わかった」

俺の親切な提案もバッサリときる。

そうそう、俺の知ってる理恵はこうじゃないと。

体育の準備運動ぐらい大きな深呼吸をする。

「あのさ、明日は暇?」

「ん、あ、そうだな。明日は何もすることがないし、優奈も友達と遊ぶみたいだし」

「……そう、良かった」

「何か言ったか?」

「いや、何も言ってないわよ」

――あれ、おっかしいな。何か言ったような気がしたんだが、気のせいだったのか?

「まあ、いいや。で、何の用……」

続きを言おうとしたのだが言えなかった。というか、言わせてもらえなかった。

何故なら―ー

「私と付き合って」

人生初の告白をされたからだ。





「……ほんと、あのときは焦ったな~」

 いきなり告白されたんだから。

ま、蓋をあけてみればあれだ。

よくある買い物に付き合ってというパターンだった。

そんなことを考えていたら、既に20分ぐらい経っていた。

ちなみに待ち合わせ時間からだかんな。

「それにしても遅いな。事件に巻き込まれてなきゃいいけど」

親の仕事柄かわからないけど、誰かが遅くなると事件につなげてしまうんだよね。

「蓮――!!」

聞き覚えのある声と共に、こっちに向かって走ってくる影があった。

言わずとも佐倉理恵だ。

「おう、意外とおそ……」

 理恵の姿を見た瞬間、言葉を失った。

服が派手とか、似合ってないとかそういう意味でじゃなくて、似合いすぎてたからだ。

「……ごめん、遅くなっちゃった」

「いや、べつに。俺だって今、さっき来たばっかだし」

嘘つけ! お前は30分前から来てただろ、水無月蓮。と内心、自分自身にツッコンでいた。

「……どうしたの?」

自分自身にツッコンでいる俺がおかしかったらしい。理恵に疑問を持たれた。

「もしかして、私の格好……おかしい?」

「あ、いやいや、お前は可愛いよ」

「えっ!?」

言ってしまったあとに、やってしまった。と気づいてしまう。

お前は可愛いよって、どこの口説き台詞だ。

そして言ってしまった自分が恥ずかしい。

「……あ、あ、あれは言葉の綾というかなんというか。理恵が着てる服が可愛いって意味で、ーーでも、理恵が可愛いか可愛くないかでいうと可愛くて」

途中から自分でも何、言ってるかわからない。浮気した夫のような言い訳をしていた。

「ふふふっ、ありがと」

まるで満開の花のような笑みで、そういってくる。

――こいつ、本当にあの理恵か?

俺の印象とまるで違うんだけど。

「つまり私の服も、私も可愛いってことね」

「あ、はい。そうです……」

自分が言ってしまった失敗を何回も言われると恥ずかしい。

そんな気分だったので、顔を背けつつ肯定する。そして横目で再び、理恵の服装を見てみる。

 ――うん、やっぱり可愛いな。

 白のワンピースの上から黒いカーディガンを着ており、ふわっとした黒色のスカートを履いていた。




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