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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
24/38

第21話 突然の訪問 Part 1

遅れてすみません

球技大会の翌日


曜日でいうと金曜日と平日になるのだが、俺はアーケード街にある噴水のまえにいた。

勿論、勝手に休んだりしたわけじゃない。

では何故、平日に私服で出かけているのかと言いますと

ウチの学校は球技大会の後日、休校にするからだ。



そんなことをするなら金曜日にやれよ。

……そう何回、思ったことか。

「まあ、学校が休みになるだけいいけどね」

で、この場所で待っている理由だが、

この行動にも理由はある。


それを語るには、昨日まで時間を遡らなければならない。



ーー16時間前……ぐらい。

「よかったですね、兄さん」

「ん、何が?」いつもの様に二人で夕食を食べていたとき、だった。

「いえ、球技大会に勝てたことですよ」

「ははは……、まあな」

思わず頬を掻きながら苦笑する。




「……まあ、1番頑張ったのは準決勝だろうな」

「確かにそうですね。あのチームは強かったです」

これはあのあとに聞いた話なのだが、先生達の予想では、あのチームが勝つと思われていたらしい。

あのチームには中学からバスケ部に所属していたやつが二人いたからだそうだ。どうりで強いと思ったよ。

球技大会のことを優奈と話していると、ふいにピンポーンという、訪問者の合図がする。

「誰でしょうか?」

「あ、俺が行くよ。食べ終わったし」

そういって夕食の途中なのに玄関に向かおうとする優奈を制止し、俺が行くことにした。




「はーい、どちらさまですか……?」

どうせ勧誘とかだろ。そんな下らないことを考えながらドアを開け相手が誰か覗いてみる。

だが、そこにいたのは……、

「理恵!?」

「こんばんわ、蓮。ちょっと良いかしら」



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