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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
21/38

第18話 準決勝直前





まぁ、そんなこんながあり、

今は既に球技大会が始まってる時間帯だ。ちなみに今は準決勝第1試合だ。


準決勝までの対戦相手は弱かった。

ほとんど俺と理恵だけで決めてきたし。

まっ、これはシュートを決めたのが。だからな。


二人でバスケとか軽く無理ゲーに近すぎる。



「……準決勝まで来ちゃったな」

「あれ?蓮さん、準決勝まで来たのになんかノリ気じゃないですね」

今年は大丈夫だと思うけど、気が気で仕方ないんだよな。

「……ちょっと、な。

そろそろ会いたくないやつが来るかもって思ったんだ」

「へぇ、彼女ですか?」

「違げぇよ。しかも会いたくないなら彼女じゃねぇだろ」

「いやぁ、妊娠させちゃったのかなーと」

お前な……。

と、こいつの発言をきいて、俺の頭が痛くなっていく。



「してないから」

「チェッ、残念」

今、ふと思ったけど、

こいつ、順応性高いな。

先輩扱いしなくても良い。って言ってから何分だよ。

普通に馴染んでやがるし。

それに敬語もなくなってるしな。




「……で、その人と蓮さんはどんな関係なんですか?」

あいつと俺の関係ねぇ。

当てはめるとしたら、アレかな……。


「ライバル」

的な……、みたいな。

「ライバルですか?」

「ああ、一時期バスケ部に所属していたときがあってな」

「なるほど……、そういうことですか」

1人、納得したかのように首を何度も縦にふる。




「ああ、まあそういうわけだ」

「……蓮」

後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。

ーーこの声は、あいつか。

「……噂をすればなんとやらってな」

ため息をつき、そんな台詞を言う。

いい終えた後、声のあった方角……後ろの様子を見るために振り向く。


姿を確認した俺は、またしてもため息をつく。

やっぱりそうかよ。

はぁ、俺の予想通りか。

なんで外れないんだよ。

と、思う俺。




「なぁ、優花」

「……そうだね」

俺の言葉を聞き、微笑む優花。

彼女の名前は【星野(ほしの) 優花(ゆうか)】。

去年のクラスメイト兼元カノだ。





今日は文化祭、二日目なので楽しんできます!!


ちなみに自分は接客業ですww



頑張って、声を出しまくりますよ♪

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