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あの星空の下で  作者: 神城 奏翔
改正前
11/38

第9話 ~推薦競技~

かなり更新が遅れてしまってすみません。


文字数も少なく、書く時間も少なかったので、

完成しませんでしたが……本日、やっと完成しました。


楽しんで読んでくだされば幸いです。

「あっ、水無月(みなづき)君だ。おはよー」


「おう、おはよう」


翌日。寝過ごした俺は急いで学校に向かっていたのだが、


途中に、クラスメイト(かなぁ?)の1人に出会ったので、


軽く挨拶をして一緒に登校することにした。遅刻上等。



……ん?昨日、あれからどうしたんだって。


結論から言うと、何もなかったです。


普通に夕食を食べて、


理恵が家に帰って終わったので何も面白いことはないので語りもしません。





で、現在は、偶然出会ったクラスメイト(だと思う)の女の子と一緒に登校中っと。


ちなみにクラスメイト(だろう)の女の子の外見を言うと、


桜色のセミロングで、軽くウェーブがかかっている。


そして男なら誰でも気になる部分は………Cくらいかな?




「あっ!」


「っ!?」


不意にクラスメイト(仮定)の女の子が声をあげる。


俺はそれにかなり驚く。


理由は、疚しいことを考えてたのを気づかれたのかと思ったからだ。


「どうした?」


「水無月君って、自己紹介のときいなかったから。私の名前、知らないよね?」


「まぁ、そうだな」


聞いてないのに知ってたらおかしいし。


……いや、先生に聞いてたとかだとおかしくはないか。


「私、【相川奈緒(あいかわなお)】よろしくね。水無月君」


「よろしく。相川」


それから色んなことを話したが、割愛する。


1つだけ言うとしたら、仲良くなったってことぐらいだな。









ガララッ


「……すいません」


「遅れてすいませんでした」


無事、教室の前についたのだけど、時間はすでに8時40分を過ぎていた。


……つまりは、10分遅れだ。


「お前ら、遅刻した理由を言ってみろ」


「「寝坊です♪」」


不機嫌な先生が、少し怒り気味で言ってくるのだが、


俺らは気楽に言いきる。


「お前らな~……まぁ、いいだろ。席につけ」


「了解です」


俺が席につくと、同時に相川も席につく。







「……さて、全員。そろったから言うが、さっそく学校行事として、


来週に球技大会がある。親睦を深めるという意味もあるが、


優勝したクラス全員に図書カード五千円分がもらえる……」


先生が言い終える前に、教室に感激の声が響きわたる。


それにしても勝ったら五千円の本が買えるようになるのか……良いかも。


「こら、お前ら。これから続きを話すから静かにしろ」


その言葉を聞いた後、全員が静かになる。


……そんなに欲しいのか、図書カード五千円分。


まぁ、かく言う俺も欲しいけど。換金してもいいし、本を買ってもいいしな。






「で、その競技は、各クラスで決めることになっている。


そして、一番要望が多かった競技になるっていうことだ」


まぁ、去年と同じだよな。


それにしても、球技大会か。


どんな競技がいいかな?球技大会の競技か……。


お決まりっていうか、定番で言ったらサッカーや野球、バスケとかだよな。





「で、球技をお前らに決めてほしいんだが、何かあるか?」


うーん、どれがいいんだろうな。


サッカーでもいいし、野球やバスケでもいいしな。


どれをやっても面白いし。


そんな感じでみんな、考えていたのか、無言だったのだが。




「先生、サッカーでいいんじゃないっすか?」


と、男子クラスメイトAの言葉をきっかけに……


「ええーっ!!サッカーより野球にしようぜ」


「いやいや、そこはバスケだろ」


てな感じにみんなして意見を言い合う。


そして男共が騒ぎ足す。ーーめんどくさいな。




そんなことを思っていたら、おもむろに川村先生がすぐ近くまで来た。


「……蓮、纏めてくれ」


本人は心底、めんどくさそうな表情をしながら言う。


「なんで俺が纏めないといけないんですか!?」


「いやいや、お前しか適任がいないんだ。


現会長に頼りがいのあると言われたお前しか……」




“それに、うるさいのは嫌いだろ?”



まぁ、確かにうるさいのは嫌いだけどさ。


でも、まっ、先生に貸しを作れるならいいかな。


「先生、貸し1ですよ?」


「ああ、なんでもいいから頼む」


先生の良い返事を聞けた俺は、気分よく教卓にたつ。




「お前ら、静かにしろ」


机を中くらいの力で叩く。


それにより教室ないに机を叩いた音が響き渡り、


あれだけ騒いでたみんなが、急に静まりかえる。




「さて、静かになったところで纏めるが、


出てきたのはサッカーと野球とバスケと、ドッチだよな?」


俺が聞くと、何人かの男が首を縦にふる。


「……で、これは全て男共の意見だが、女子は何か意見あるか?」


と、話しながら、俺は男共の意見を黒板に書いておく。


「水無月君。私は、バレーボールがいいと思います」


「私も」


バレーボールね。黒板にバレーボールと追加する。





「他に意見があるか?」


そういうが誰も手を挙げないところを見ると、ないのだろう。


「じゃあ、この中から決めようと思うが……。


先生、もとから決まってる競技ってなんですか?」


「おっと、それがあったんだったな。すまんすまん」


悪びれた素振りもなく、ただ単に謝ってくる。




「そうだな、野球とバレーとドッチボールはあったな」


「……それじゃあそれ以外はないと」


ってことは、サッカーかバスケのどっちかだよな。


「そうだな。それ以外は無い」


「なら、話は早い。


サッカーかバスケ……どっちか選べ。


多数決で残りの競技を決める。それじゃあさっそく多数決を取るぞ」












そして多数決をとった結果、


「ということで、後は先生にお任せします」


それだけ言い残して自分の席につく。


「……すまんな、蓮。助かった。


ウチのクラスの推薦競技はバスケットボールっということで報告しておく」


ーーちなみに推薦競技っていうのは、


読んで字の如く、クラスが推薦する競技のことだ。





ーーしかし、バスケか。


バスケに決まったらバスケをするのも良いかも。



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