表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/100

032 急成長

蛇口をひねって、水を出します。

蛇口のサイズとホースのサイズがぴったりなので水漏れはありません。

ホーズの先から水が出てきました。


さっき根を埋めたところに水を当てます。

若干茎が生えてきました。現実ではこんなに早く生えてこないと思いますが、動く植物ならこれぐらいなんでしょう。


さらに、さっき生成した肥料を撒きます。

結構多いので4分の1ぐらい撒きます。見た感じだと植物を発酵させた肥料みたいです。

こっちのタイプで良かったです。


どんどん生えてきました。

もう1mぐらいの高さになりました。

あと、食虫植物の虫を食べる部分みたいなものも出てきました。

でも、倒す前に出ていたものとは違う気がします。


『食人植物の進化条件を満たしました。進化先を選択してください』


もしかして、自分でどんな植物にするか選べるんでしょうか?

選択肢を見てみましょう。


・ヒトトリソウ ハエトリソウをそのまま大きくしたような植物。

・マメノキ ツルを地中から出して襲い、戦いが終わってから食べる植物。余ったエネルギーで時々豆を実らせる。

・幻影の霊木 幻影魔法を使い、敵を騙して倒す植物。本体は固定されており、精霊を使用して狩りをする。


最後のやつがかっこいい気がします。

幻影の霊木にしちゃいましょう。えいっ!


『食人植物が『幻影の霊木』に進化しました。』

職業(ジョブ)クエスト「植物再生」を達成しました。』


「お前が俺を進化させたやつか?」


なんかいます。これが精霊?

あと植物再生をクリアしています。


「え〜と、あなたは誰ですか?」


「あぁ。すまない。自己紹介がまだだったな。俺はこの木の精霊だ。」


「はい。私は、この木を進化させたテイマーのシュガーです。」


「ってことは、俺はお前に従うんだな。」


「どういうこと?」


「わからないのか?俺の本体をテイムしたら俺もテイムされたことになるんだ。」


「そうなんだ〜。これからよろしくね〜」


「おう!」


ステータスを見てみましょう。


Name 未設定(名付けしてください)

Level 1/20

種族 木の精霊【幻影の霊木】

説明 幻影の霊木の精霊。主に幻影魔法を使い、戦闘の補助を得意とする。


名前をまだ決めていませんでした。

う〜ん。どうしましょう。

精霊...幻影...イリュージョンスピリット...イリュスピでいいかもしれません。


『木の精霊【幻影の霊木】の名前をイリュスピにしますか?』


「うん。」


『木の精霊【幻影の霊木】の名前をイリュスピに変更しました』


「イリュスピか〜。悪くはないけど良くはないな」


「悪くなくてよかった〜」


もう一回ステータスを見てみましょう。


Name イリュスピ

Level 1/20

種族 木の精霊【幻影の霊木】

 ステータス

STR  0

VIT  0

AGI  23

INT  68

DEX  12

MND 636

LUK  14

 魔法

・幻影魔法Lv.4

・光魔法Lv.1

・緑魔法Lv.1

 スキル

・転移(シュガーと本体の往復)

魔力(マナ)吸収

・言語理解「植物」


レベル1にしてはかなり強い気がします。

やっぱり本体があれだからでしょうか?

レベルが上ったらどうなるのか興味深くもあり、少し怖くもあります。


結構遊んだので今日はこれぐらいでログアウトしましょう。

明日には幻影の霊木がどれくらい成長しているのでしょう。楽しみです!

「もっともふもふを!」「癒やされる...」「どんなもふもふだろ〜」

「こんなもふもふが欲しい」「手入れの仕方が間違ってる...」

と思ったら感想を送っていただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不定期更新なのでしばらく投稿されなくてもエタなることはないので安心してください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ