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ただし旦那様は私が記憶喪失ではないことを知らない

作者:花輪 咲
「ヴィオレット。愛している」 
「だ、旦那様!?」

(って、違いますわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)

 とある事故によって記憶喪失になったヴィオレット。絶望する彼女の前に現れたのは……
「大丈夫か?」
 超絶美形の旦那様。
妻のことを気遣い、夫の鑑のような彼だったが実はある思惑があり……!?

幸せな2人だったが、程なくしてヴィオレットの記憶は全て蘇った。

(記憶と違いすぎるのですけど!?)
記憶の中の冷徹な公爵と目の前の甘々な旦那様。同一人物かを疑うほどの豹変ぶりにヴィオレットは混乱する。
そうして始まる、旦那様のデレとギャップに悶える日々。

本当は愛し合っていた2人の、ラブストーリーがようやく幕を開ける。

※執筆停滞中で、1話で時が止まっております。
必ず再開いたしますので気長にお待ちください。
プロローグ
2024/07/21 00:00
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