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詩 澄乃

言えない

作者: 藤乃 澄乃

遠い目をして何かを

探している誰かを

離れた場所の想い人




心の中のあの人は

すぐには手の届かないところに


会いたい気持ちも募るけれど

すぐには届かない

距離なんて

時間なんて 関係ない


なんて言えない


ホントはいつも傍にいて

会いたい時に触れあって

話したいときに話したい


なんて言えない


寂しくて涙流す私がいる

零れた心を

すくってほしい時もある


会えなくて辛いのは同じ

ワガママだって言われるほど

自分勝手になりたいけれど

いつも我慢の私がいる



でもホントはね


いつも隣にいて

そっと抱きしめていてほしい



なんて言えない



お読み下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ししょ~(>_<) 甘えたらいいんですよ! 好きな人のわがままって、困った顔で聞いてても、実際はカワイイと思うものです(^-^)
[良い点] 淡々と語られる 「理性」と「感情」の繰り返し。 短い言葉ながら その想いを感じ取ることができます。 彼女(彼?)が抱く素直な気持ちを 押し殺している姿が目に浮かびますね。 「なんて言えな…
2017/11/28 17:22 退会済み
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