第0章第二話生まれました!
一ヶ月天界で過ごす様子は番外編で書きます!
私は元アラサーの転生者のはずだったんだけど、
転生の手続きに一ヶ月ほどかかると転生の神に言われてしまった、
まあよくある設定で「君はイレギュラーな存在だから手続きに時間がかかるんだ〜」と、言われてしまったので一ヶ月ほど天界で生活することが許されたのですが異世界転生系では珍しい神様がちゃ・ん・と!サポートをしてくれるそうなので今、待ち合わせの場所で待っていたのですが、
「.....おい、」
急にロリが目の前でおいっ、って言ってきたんだが
まじかわいいな、天使かな?
おっと、いけないいけない、知らないロリ神を誘拐するところだった、でこの子は誰のことを言っているのだろう?周りには人っ子一人ならぬ神の一柱や二柱もいませんけど、
「おいっ!聞こえているんだろう!」
大きな声で目の前で怒鳴られたのだが.....私のことか?
「?私ですか?」
一応聞き返したけど、
「そうだ!待ち合わせをしただろう!」
あーね!
待ち合わせをしたあのゴツい男のか.......み、え、
「ええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
え、嘘でしょ!?
あのゴツい男が、こんな!(皆には分からないと思うけど、)小柄のロリとか、
「えっと、何かの冗談ですか?」
「冗談だと思うなら1回地獄に行ってみるか?」
「すみませんでしたぁぁぁ〜〜!」
ということで長年神様やってたらロリになってましたとかいう、どこかのラノベにありそうな展開はよしてくださいよ〜〜〜、
という冗談は置いといて事情はこのような感じだった
前まではありのままの姿でやっていたけどそのままの姿だと転生者や他の神に舐められることがあまりにも多かったため、あのゴツい男の見た目にしたという事らしいけど、
「ギリシャ神話のあのゼウスまんまですけど、」
「?何か言ったか?」
「いや、なんでもないですよ〜、あはは〜、」
多分今他人から見たら絶対に乾いた笑顔してるなぁ
まあ、それはそれとしてあっという間に一ヶ月ちょうど経って、
やっと一ヶ月経った、と思って起きようとしたら目の前真っ暗なんですけど、
「奥様もう少しですよ!」
なにか、聞こえる、これ生まれる系かなぁ?
「ん、んんん~!」
やっと、お外、ってまぶしっ!しかもさっっむ、
「すぐにタオルを!」
おいおいおい、そんなに強く拭かんでもろて痛いんだが、、、とりあえず泣いとくか
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
「こんなにも元気に泣いて、奥様!元気な女の子ですよ!」
そりゃ!あんなに強く拭かれたら痛くてなくわっ!
「こんなにも、かわいい子が、」
少しして、母様に抱きかかえてもらったんだが、
怖いっ!怖すぎるっ!
言葉で説明すると、タオルを上から被せてその上から優しく抱きしめられているのだが、力が弱すぎて今にも滑って落ちそうっ!
私は今生後1週間で生まれて初めて全身を使って必死にタオルを掴んでいます。