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神話 1800
「遥か昔。
神は生命を生み出し、大地を作り、世界を創った。
神は、生命の競争を楽しんだ。
そして我々人が、神に最も近い存在となった。
遥か遠い場所から、白い髪の悪魔がこの世界に訪れた。
悪魔は、人々が恐怖するものを象徴していた。
「死」の悪魔と「記憶」の悪魔を頭目として、神を殺すべく行動した。
しかし、彼らは神に比べて不完全で、神になすすべなく征伐された。
死の悪魔が神に追い詰められた最期にこう言った。
『たとえ何度死のうと、人の恐怖がある限り、我々悪魔は蘇り、必ず神、あなたを殺してみせる』
『では殺されないように、何度も、お前たちを殺してみせよう』
神はこう言い、光の剣を悪魔の体に突き刺した。」
っと。
こんなほら話、誰が信じるんだろうな。