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gr 00 3-29

切りの良いところまでもってきました。

異世界篇はここから終盤に入ります。

 総司令官が何だか小難しい(タクヤにとっては)ことを読み上げるのを待つと、コイツはイキリ、つかつかと「これからからむぞ」感たっぷりで、権力の犬に接近していった。気分はデ○オに血を搾り取られ、干からびさせらた祖父であるジ○セフを目の当たりにした承○郎である。

 タクヤは総司令官から悠然と逮捕状の類を取り上げた。

(今だ! 出すのだ!)

 ブ○ストフ○イヤーではないが、あの十八番を−−おはこを。小学校卒業の時に(お情けで貰った)卒業証書にかましてやったあれを。

(あの、あまりにもカッコいい名場面をここで再現して、原始人どものド肝を抜いてやるのだ!)

 タクヤは逮捕状らしきものを「オラァ」とばかりに引き裂こうとした。ところが、

「あ、あれ?」

 破れないのである。

 いくら「オラァ」とケンカ最強の腕力を振り絞っても、ミリも破れないのである。

 それはそうだろう。画用紙じゃあるまいし。仮にも羊皮紙である。若しも尊敬するケ○オウ様だったら屁でもない芸当なのだろうが。

 このイキリの顛末を一通り見届けた総司令官は部下にただこう命令したのみであった。

「この見苦しい生ゴミを捕縛しろ」

「抵抗するようなら、殺して構わん」

「なっ…」

(こ、殺す? このオレを殺すだと?)

「な、何、とち狂ったことを口走ってやがる! 噂だぞ! 評判でもちきりだぞ! 聞いてないのか! 聞いていやがんないのか! このオレは不死身なんだぞ! 不老不死なんだぞ」

タクヤは必死だった。

「永遠不滅の大英雄の勇者様だってこの街じゃ有名人だぞ! この界隈じゃメチャクチャ有名だろうが!」

 キラーワードを言い放ってやったつもりだったが、総司令官は冷静だった。全く動じる事などなかった。“役付きの正社員”――などというものではないのだが――は“バイトもしたことのない”ニートに冷たく言い放った。

「死なぬなら死なぬでかえって都合がいいかもしれん。それでも腕や足の一本や二本は切り落とせるだろ。それから取り押さえればいいだけのことだ。どう見ても強そうには見えんしな」

「う、うそ…」

 総司令は改めて部下に命じた。

「やれ」

 こうなると最早、信者の視線云々ではない。

「ざ、ざけんなよ!」

 タクヤは逃走を図ったが、

「ひいいいいいいいいいいいい!」

造作もなくあっさりと取り押さえられた。

「や、やめ…」

 タクヤはジタバタとしながら大騒ぎする。

「お、おい、信者ども! 何とかしろ! こいつを何とかしろよ!」

 生憎とコイツはル〇ーシュではないしギ〇スもない。誰も行動に移す者などいなかった。それどころかジト眼で見られていた。

 要するに、見限られたのである。


此処からは宗教裁判、軍事裁判、勿論、現代の裁判の色々な事件や訴訟、その判例等を勉強する必要があると思っています。なので、ちょっと時間が要るかと考えています。


どれだけ調べようが、勉強しようが、使えるかどうかはわかりませんが。どうせ思いついたことや考えていることの殆どは他作品でもボツにしているわけですから。スタージョンは言いました。全体の90パーセントはゴミだとかクズだとか。ちょっと違うけれども。「人生は勉強や!」ですし。

ただ、“パパ活”親父のロボットやってて「人生は冒険や!」とかほざいているよりは遥かに良いし、自由意志で言っているのなら素晴らしいと思う、のだが……。


あとはまあ、体調がましなうちに書いておいたという感じです。

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