表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の戦記  作者: かな河
82/132

82話 二城同時攻略(2)

お久しぶりです。投稿遅れました。

 俺は梅田家の本陣から少し離れたところにある自分の陣に帰るとすぐに部隊の編成にかかる。梅田家の兵を犠牲にする案が使えなくなったとなるともともと考えていた案が使えなくなるため、作戦をすべて考え直さなければならなくなったのだ。しかし名案が思い付かない。というのもどうやって組もうが犠牲にしなければならないのは俺の兵であるわけでできればそれを避けたいという俺の考えが働いてしまうからだ。しかし犠牲を避けて攻撃を続けるのは不可能に近い。というのももし死者がゼロの戦場の跡があったとしてそれを見たところで本気の敵が攻めてきたとは思わないだろう。裏切りを誘うためにはこちら側が本気で攻めてきていると思わせなければならない。しかしそのためには何人かの死者が出なければならない。ついに俺はいやになって別の方法を考え始める。要は派手に攻めて威嚇すればいいだろう。そうやって視覚と聴覚で敵を脅せばとりあえず敵の兵の士気を下げることはできるだろ。しかし最終的に降伏するかどうかを決めるのは城主であって城主に対して精神攻撃をしかなければ戦が終わることはない。しかしこんなことをグダグダ考えていても仕方ない。とりあえず投石機でも用意して攻撃の準備でも取り掛かろう。火薬でも爆発させれば音も十分出るだろう。そうと決まると兵士を呼んで準備を始める。火薬は自分の領土から取り寄せる。投石機はその場でつらせる。問題の装置を運ぶ方法は結局、解決しなかったので装置を分解して材料を運ばせ、使う時に組み立てをさせる。準備がある程度、整うと梅田家に行き、作戦のすり合わせを行う。すり合わせといってもほとんど俺が全部勝手に決めるだけであるが。それを済ませると次に兵に指示して崖をうまいこと上りあがり投石を開始する。しかし投石くらいではびくともしない城壁であるから、実際に攻撃としてはいまいちなものである。しかしそうはいっても人の体よりも大きいい石がとんでくるとかなりの迫力である。そうやって何日かを過ごしていた後、ある日、松本家から伝令が届いた。俺はそのことを知らせる梅田家の兵に連れられて山を下山して話を聞きに行く。

 「大野さま、現状はかなりひどいことになっていますよ。」

 梅田がそういってきた。俺も伝令の話を聞く。

今回は短くてすいません。時間がなくこのような形になってしまいました。次の投稿は一週間以内にいつもの文量で行うつもりです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ