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俺の戦記  作者: かな河
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60話 あと1つ

 俺は城攻めの準備を進めている。とその前に現状を軽く振り返ろう。俺の話、久しぶりだもんね。確かに前回も俺の話ではあったけどさ、なんていうか前回のはこれまでの話をそこまで振り返らなくてもよかったから振り返らなかったけどそろそろ振り返り必要だよね。ということで振り返ります。

 俺は、この国の内乱に負け軍のほとんどを失う。しかし何とか軍を再建してその後訪れた、内乱時の敵を何とか追い払う。しかしそれはただの前衛に過ぎず本隊との戦いになる。しかし俺が戦っている間にに遠藤が結んできてくれた七ヶ国条約のおかげで俺一人で戦う必要がなくなった。さらに多少余裕ができこちらから敵のことを倒しに行こうということになった。しかもその間に敵の兵糧を俺が焼いたりして結構戦いは有利に進んでいる。そして俺は同盟内で決められた城6つのうち5つを落としたところ。こんな感じでまとめはおわりかな。そうだ、最後に大事なことを忘れていた。遠藤は俺の命令で現在は領地を離れている。

 俺は最後の一つの城を攻略するにあたり軍の確認をする。少しの間模擬戦をやらせると実力がわかってきた。やはりしばらくの間、石井を政治に回し、訓練させていなかったせいか、練度が落ちている。しかしもともと我が師匠の傘下にいた元傭兵達は自分で鍛錬をおこなっていたのかそこまで練度は落ちていないように見えた。さらに新規で入ってきた兵はさらにひどく、素人丸出しの動きをする。また質だけでなくまた人数も問題である。元傭兵の数が54人、もともといたものがけがから治ったりして53人、新しく雇ったものですぐに戦に出れるものが13人と合わせて110人と人数が少ない。新兵の数を増やそうと新しく占領した土地で兵の募集を試みるもののこれもまたうまくいかない。仕方ないので松本家に兵力の貸し出しの交渉を行うもこれも成功せず。というのもどこも人手不足らしく一番多くの城を落としている大野家は単独での戦闘を頑張ってほしいとのことだ。仕方がないので俺は内政を現在も行っている、石井を呼び出す。そして今いる兵士を調練させる。俺は一か月ほどそのまま石井に調練を任せることにした。その間に俺は石井の代わりに内政をやる。萩原はもう仕事に慣れてきてかなり早く仕事をこなすし、さらに遠藤の手伝いをしていたものもいるのだから別に俺の仕事はそこまで多くない。それでも俺にしかできない仕事やそのほかの業務を手伝ったりしながら日を過ごした。自分の手元に仕事がなくなれば街に出て領主である俺自ら新兵の募集も行い、戦力増強に努める。それから前から手をつけようとしてわすれていた問題、兵糧に関して手を打つ。町中に全く新しい兵糧案募集中と書いた立札を立てまくる。もちろん賞金もかけてだ。するとあるものから硝子の缶の中に完全に密封しておく方法などのいくつかの優秀な案が出た。早速それを実用化することにしていろいろと試行錯誤を重ねた。最終的にその開発は遠藤という素晴らしい頭脳がない中ではうまくいかずに1か月ではできなかった。そこで俺は当初の予定を変更して2か月間に訓練期間を増やし何とか完成までこぎつけた。けがをしていた兵が治療を終えたり、新兵の調練が終わったりしたおかげでついに兵の数が300人にとなった。





 私は一番最初に占拠した砦に向かう。街の外側をひたすら走る。今回の作戦を実行するのに兵力が足りず、すべての兵力をかき集めた。もちろん全く人を置いていないわけではない。一応、負傷兵を砦の中に入れ動けるもので防衛せよと命じてある。しかし本当に攻められたらそんなに持たないだろう。だからこそ急いで戻らなければならない。ひたすらかけ続ける。しかし心配は杞憂だったようで、砦はどこにも攻められていることはなかった。

 めちゃくちゃ遅くなりました。すいません。いろいろと忙しく投稿できない日々が続きました。またしばらくの間は投稿のペースが週一回を維持できないかもしれません。しかし書き続けるのでどうぞこれからもよろしくお願いします。

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