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俺の戦記  作者: かな河
40/132

40話 占領(10)

 私はすべての支配地をまとめ上げると次は黒田などの話で分かった大きな2つの陣営に対して攻撃を開始しようとしていた。もちろん今の状態で2つの陣営の拠点を潰せても私の勢力は大きく伸び、抵抗する勢力は大きく弱体化するだろう。しかし確かにそのことがここの覇権につながるかというと、とてもそうとは言えない。たぶん小さな支配地を持つ支配者がばらばらにしばらく乱立ししばらくすると反岩田同盟として結びつくだろう。そうならないようにする、もしくはなってもその後うまく覇権を握る方法をここ10日程考え続けた。その間に兵には支配地の治安回復を務めさせた。さらに志願兵を募り兵の数を100人に増やした。とにかく結論として思いついた考えはひとまずほかの巨大な勢力を潰し反岩田同盟のようなものを敵に結ばせる。そして敵が一つになったところで倒すのが一番良いという結論に落ち着いた。しかしそのことをやるためには今のままでは少し弱い。だからこそ今ほかの2つの陣営が本拠地にしているこの都市の中央にある元王宮、次にここと都市をはさんで反対側にある砦この2つを手に入れさらにここを入れ3つの砦を足掛かりにしてこの町の覇権を握りに行く。さらにさっき書いた通り多くの兵を手に入れた。これらの兵はまだ調練を終えていない兵だからかなり弱い。しかし囮役にすることはできる。たとえ囮であったとしても兵力が増えたのはとてもありがたい。次はどちらの砦に攻め込もうかを考えよう。今回はさすがに二つの砦をどちらも一斉に落とすのは無理がある。なにせ距離が離れすぎている。だから結論として町の中央の王宮をとるよりももう片方の砦をとるほうが町の防衛に適していると考えた。なぜなら近くの領主や有力者が私の動きを見て攻めてくることを想定して町の防衛を考えないといけないのだ。だからこそとりあえず町の防衛のために二つの砦を持たないといけない。さらに町の外側に接している砦は町の外から回って攻め込むことができる。この二つの理由でもう一つの砦を攻め込むことにした。




 俺は5つ目の城を落とすために偵察を始めた。この城は遠藤が講和を結ぼうと交渉をかけてもそもそも城の門を開けてくれなかった城らしい。だからこそここは軍を動かさないといけない。ただし56人しかいない。これでは城を落とすのは難しいと考えていた。しかしゆっくりと城を見て回ると簡単に落とせそうな感じがした。どうやらここはもともと持っていた城主がしっかりと手入れを行っていなかったのだろう。城が弱っている場所が多くあった。しかしその多くの部分が補強が入っていた。だがすべてではない。だからそこから中に入っていくことを想定した。しかしできれば外におびき出して野戦に持ち込みたい。とにかく時間をかけずに犠牲を減らすためには野戦に限る。なぜなら城攻めは勝ち負けがわからず守るほうもゆっくりになる。あれ、これ前にも言ったっけ。話が空きすぎて前に何を言ったか忘れてしまった。まあいい。とりあえず次の動きに出よう。今はとりあえず領土に戻り軍を整備しようと思う。やはり今回も軍を二つに分け城をとる組と野戦におびき出す組に分けるか。しかしこれだと前回の城攻めとほとんど変わらない。これではさすがにばれる。今度は少し派手な策を弄したいな。すると今度は遠藤からまたあれをもらうとするか。

なんか今回はうまくまとまりませんでした。来週はうまくいくといいんですか。しかしまあいつもこんな感じはするのですがそう思ってもスルーしてください。話は変わりますがついに40話ですね。こんなに続けられるとは思っていませんでした。20話くらい書けばいやになってやめてしまうかなと思っていたのですが字数が少ないからか長くなりました。まだまだ続きます。

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