27話 戦闘(2)
遅くなりました。
少数で城を守るのは城を少人数で奪うのより難しい。俺はそんなことを感じながら城を守ることになった。前回の戦闘の続きはどこいった。そんな声が聞こえてきそうだ。その答えについてはあまりにもあっけない終わりで現在進行形で書く気にはならなかったので飛ばした。さすがに雑すぎるか。まあ一応程度に書こう。二人でひたすら切りあっている間に後ろのほうにいた重臣やここの城主を任されている人が広間の後ろに用意していた抜け道を使って逃げ出したらしい。そのことにより敵の兵の中にその抜け道を使い逃亡し始めるものが出て敵の部隊が崩れた。そして手が空いた味方の兵が俺と戦っている敵の指揮官を後ろから切り殺した。決闘という形をとっている以上やってはいけないことなのだが元農民の兵の上、指導を担当している石井も農民であったためそんな暗黙の了解のようなものは知らなかったらしい。ちなみに広間の後ろに用意してあった抜け道を利用して逃げ出した重臣たちは下で見張っていた兵たちに見つかり殺された。最近、占領したばかりの城で抜け道の構造まではしっかり把握していなかったようで間違って城の近くで出てきてしまったとか。そんな感じでかなり気の抜ける展開だった。そして別動隊が引き連れていった敵の大部分が引き返してきて戦闘が再開されたわけだ。計画ではこのまま二日ほど城にこもり敵の軍が兵糧をつかせるのを狙うというものだったのだが読みが甘すぎた。敵が兵糧を持たずに別動隊を追うというのは予想通りだったのだが問題は敵が引き返えしてくるのが予想の半分の時間できてしまった事と戦力差が思っていたよりも大きいことだ。特に兵のほとんどを占める若手の兵が慣れぬ戦闘を続けざまに行ったことによる疲れが戦力を大きくそいでしまった事、さらに一番最初の戦いを生き残った古参の兵は基本的に今回は指揮官として働いてもらったが兵としては有能であってもろくに指揮官としての教育を受けていないことが災いとなりいたずらに損害を大きくしてしまった。現時点で今回は63人の死者と37人の負傷者というかなりの損害を受けた。指揮官にした古参の兵たちは全員生きていた。もうこいつらには指揮任せられないな。さらに現時点で城の大部分が落とされ手元に残っているのは本丸とその周辺部分である。しかし敵のためていた兵糧の大部分を焼き払ったことで敵の手元には兵糧が無くなった。このことで当初の計画の二日ほど城にこもれば勝てるが達成されたわけだ。(ほかの城に兵糧の救援を求めても遠藤たちが前に食料のほとんどを焼き払ったおかげで送ってくれるわけもないのでかなり絶望的。)しかしその間に俺が打ち取られてしまったらそのことで起きる七か国同盟内の混乱に付け込んで全ての戦局がひっくり返される可能性が高い。というか俺はまだ死にたかない。こんなところで死んでたまるか。とにかくここはこの城を守るしかない。残念ながら現在使える兵器は刀と槍しかない。つまり俺のお気に入りの石を礫と呼び兵器にすることはできない。安田講堂事件じゃあるまいしそんなに石ばかり使っても攻撃力にならないと思った人いるだろ。案外強いんだよ。訓練していなくても簡単に使えるし調達も簡単だ。さらに当たり所が良ければ(悪いというべきか)殺すこともできる。本題からずれた。100人でどれだけのことができるかというとかなり怪しいが死体を使い見張りの人数を多く見せたりして時間を稼ぐ。さらに矢文で城を守るのは城を少人数で奪うのより難しい。俺はそんなことを感じながら城を守ることになった。前回の戦闘の続きはどこいった。そんな声が聞こえてきそうだ。その答えについてはあまりにもあっけない終わりで現在進行形で書く気にはならなかったので飛ばした。さすがに雑すぎるか。まあ一応程度に書こう。二人でひたすら切りあっている間に後ろのほうにいた重臣やここの城主を任されている人が広間の後ろに用意していた抜け道を使って逃げ出したらしい。そのことにより敵の兵の中にその抜け道を使い逃亡し始めるものが出て敵の部隊が崩れた。そして手が空いた味方の兵が俺と戦っている敵の指揮官を後ろから切り殺した。決闘という形をとっている以上やってはいけないことなのだが元農民の兵の上、指導を担当している石井も農民であったためそんな暗黙の了解のようなものは知らなかったらしい。ちなみに広間の後ろに用意してあった抜け道を利用して逃げ出した重臣たちは下で見張っていた兵たちに見つかり殺された。最近、占領したばかりの城で抜け道の構造まではしっかり把握していなかったようで間違って城の近くで出てきてしまったとか。そんな感じでかなり気の抜ける展開だった。そして別動隊が引き連れていった敵の大部分が引き返してきて戦闘が再開されたわけだ。計画ではこのまま二日ほど城にこもり敵の軍が兵糧をつかせるのを狙うというものだったのだが読みが甘すぎた。敵が兵糧を持たずに別動隊を追うというのは予想通りだったのだが問題は敵が引き返えしてくるのが予想の半分の時間できてしまった事と戦力差が思っていたよりも大きいことだ。特に兵のほとんどを占める若手の兵が慣れぬ戦闘を続けざまに行ったことによる疲れが戦力を大きくそいでしまった事、さらに一番最初の戦いを生き残った古参の兵は基本的に今回は指揮官として働いてもらったが兵としては有能であってもろくに指揮官としての教育を受けていないことが災いとなりいたずらに損害を大きくしてしまった。現時点で今回は63人の死者と37人の負傷者というかなりの損害を受けた。指揮官にした古参の兵たちは全員生きていた。もうこいつらには指揮任せられないな。さらに現時点で城の大部分が落とされ手元に残っているのは本丸とその周辺部分である。しかし敵のためていた兵糧の大部分を焼き払ったことで敵の手元には兵糧が無くなった。このことで当初の計画の二日ほど城にこもれば勝てるが達成されたわけだ。(ほかの城に兵糧の救援を求めても遠藤たちが前に食料のほとんどを焼き払ったおかげで送ってくれるわけもないのでかなり絶望的。)しかしその間に俺が打ち取られてしまったらそのことで起きる七か国同盟内の混乱に付け込んで全ての戦局がひっくり返される可能性が高い。というか俺はまだ死にたかない。こんなところで死んでたまるか。とにかくここはこの城を守るしかない。残念ながら現在使える兵器は刀と槍しかない。つまり俺のお気に入りの石を礫と呼び兵器にすることはできない。安田講堂事件じゃあるまいしそんなに石ばかり使っても攻撃力にならないと思った人いるだろ。案外強いんだよ。訓練していなくても簡単に使えるし調達も簡単だ。さらに当たり所が良ければ(悪いというべきか)殺すこともできる。本題からずれた。100人でどれだけのことができるかというとかなり怪しいが死体を使い見張りの人数を多く見せたりして時間を稼ぐ。さらに矢文を使ったりしてこちらには講和の意思があることを示したりする。実際に講和をして本国に敵を返すつもりはあるのだからあとは敵しだいだ。
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