表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の戦記  作者: かな河
23/132

23話 同盟、懐柔、裏切り工作(4)

投稿が遅くなりました。

 城内に入ると西門の側はやはり敵の数が少なくなっていた。しかし少しすればどうせ敵はこちらにもやってくる。当たり前だ。この策は使い古されている。それでも少しの時間を稼ぐのには役に立つ。その少しの時間を使いできるだけ奥まで行けばいい。そしてこの城の城主の首を切る。もちろんそう簡単にはいかない。

 「逃げる奴は殺さなくてもいいから少しでも傷つけろ。報告が行くのをできるかぎり遅らせろ。」

 俺はそう指示を出しながら走る。行軍速度を落とさないようにしながら敵を攻撃するのは案外難しい。ただ俺の目的は虐殺ではないから少し傷つけるだけでいい。少しは行軍速度が落ちるが最低限情報が流出するのを防ぐことができる。そのままかけながら城の中核の本丸までたどり着いた。入口付近にいた何人かの見張りの兵を無理やり数で押して突破する。大きな城なので敵がここまで来たことを想定して城の中は迷いやすくするためにかなり複雑な作りになっていると聞いたことがある。あの手この手使って城の地図を手に入れようとしたのだが残念ながら時間も金もない中での調べだったので全く持って情報が手に入らなかった。こうなると時間もかかるしリスクも高いが1室ずつ城の中を調べていくしかない。しかし城の中核はたいてい城の上階にあるという。(俺は小さい城しか今まで見たことがないので大きい城の中がどうなっているかは風のうわさ程度でしか知らない。)ということで階段を探しながら手あたり次第に戸をあけながら城の中を探した。なんか床がギシギシやたらとこの城は言うな。そんなことを考えながら進んでいると3分くらいすると城の奥からものすごい数の敵が出てきた。多分足音を聞きながら場所を特定しながら来ているのだろう。(なんか床がギシギシおとがするといったがどうも鴬張りといって音が立つように作られていたらしい。のちに遠藤に聞いた。遠藤は本当にいろいろ知ってるな。小規模な城だとそんなものを作るまでもなく敵の居場所はわかる。そのせいでそういった技術が情報として入ってこない。)しかしそのおかげで分かれ道で敵のいるほうに曲がればいいだけになり道に迷わずに済むことになった。そうはいっても敵の数が多く前に進むのにかなりの時間がかかってしまい30分たつ頃にようやく二階に上がることができた。二階は一階とは違い大きな広間が一つあるだけだった。途中から敵がほとんどでてこなくなったからてっきり城の中の兵力が尽きたのかと思っていたのだがどうもそういうわけでなくどうもこの広間に兵力を集めていただけのようだ。この広間でこちらに200人も兵力あっても周りの味方が邪魔になるだけだ。向こうの兵力は50人ほどのようだ。俺は兵に指示を出す。

 「後ろにいる兵のうち120人ほどは一階に降りて城に戻ってくる兵を殺せ。けが人は一度下に降りてから階段に戻り休め。」

 損害のことも考えると現在二階に残っている人は70人ほどになるだろうか。指示を出し終わるころになるとすでに前のほうでは戦闘が始まっていた。とすると次は

 「後方にいる人間は左右に20人ずついけ。前方にいる兵は後退しつつ中央に固まれ。」

 あとはは西門の側はやはり敵の数が少なくなっていた。しかし少しすればどうせ敵はこちらにもやってくる。当たり前だ。この策は使い古されている。それでも少しの時間を稼ぐのには役に立つ。その少しの時間を使いできるだけ奥まで行けばいい。そしてこの城の城主の首を切る。もちろんそう簡単にはいかない。

 「逃げる奴は殺さなくてもいいから少しでも傷つけろ。報告が行くのをできるかぎり遅らせろ。」

 俺はそう指示を出しながら走る。行軍速度を落とさないようにしながら敵を攻撃するのは案外難しい。ただ俺の目的は虐殺ではないから少し傷つけるだけでいい。少しは行軍速度が落ちるが最低限情報が流出するのを防ぐことができる。そのままかけながら城の中核の本丸までたどり着いた。入口付近にいた何人かの見張りの兵を無理やり数で押して突破する。大きな城なので敵がここまで来たことを想定して城の中は迷いやすくするためにかなり複雑な作りになっていると聞いたことがある。あの手この手使って城の地図を手に入れようとしたのだが残念ながら時間も金もない中での調べだったので全く持って情報が手に入らなかった。こうなると時間もかかるしリスクも高いが1室ずつ城の中を調べていくしかない。しかし城の中核はたいてい城の上階にあるという。(俺は小さい城しか今まで見たことがないので大きい城の中がどうなっているかは風のうわさ程度でしか知らない。)ということで階段を探しながら手あたり次第に戸をあけながら城の中を探した。なんか床がギシギシやたらとこの城は言うな。そんなことを考えながら進んでいると3分くらいすると城の奥からものすごい数の敵が出てきた。多分足音を聞きながら場所を特定しながら来ているのだろう。(なんか床がギシギシおとがするといったがどうも鴬張りといって音が立つように作られていたらしい。のちに遠藤に聞いた。遠藤は本当にいろいろ知ってるな。小規模な城だとそんなものを作るまでもなく敵の居場所はわかる。そのせいでそういった技術が情報として入ってこない。)しかしそのおかげで分かれ道で敵のいるほうに曲がればいいだけになり道に迷わずに済むことになった。そうはいっても敵の数が多く前に進むのにかなりの時間がかかってしまい30分たつ頃にようやく二階に上がることができた。二階は一階とは違い大きな広間が一つあるだけだった。途中から敵がほとんどでてこなくなったからてっきり城の中の兵力が尽きたのかと思っていたのだがどうもそういうわけでなくどうもこの広間に兵力を集めていただけのようだ。この広間でこちらに200人も兵力あっても周りの味方が邪魔になるだけだ。向こうの兵力は50人ほどのようだ。俺は兵に指示を出す。

 「後ろにいる兵のうち120人ほどは一階に降りて城に戻ってくる兵を殺せ。けが人は一度下に降りてから階段に戻り休め。」

 損害のことも考えると現在二階に残っている人は70人ほどになるだろうか。指示を出し終わるころになるとすでに前のほうでは戦闘が始まっていた。とすると次は

 「後方にいる人間は左右に20人ずついけ。前方にいる兵は後退しつつ中央に固まれ。」

 あとは流れに任せるしかない。数の上では勝っているので大丈夫のはず。

今回はいいタイミングなく長くなってしまいました。今週中にまた投稿します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ