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どこかで誰かが、繋がってる…  作者: 山口真生
1/2

男と女のラプソディー


「そろそろ、帰らないと…」


と、女が言う…


「えっ?もう?」


女の傍で寝ていた男が、顔を女に向けた。


「早いだろ?」


と、男は女の髪を触りながら言う…


「もっと、一緒にいたいけど…。ママが、心配するから…」


男が伸ばそうとした手をすり抜け、女は立ち上がった。


「なぁ、今度いつ会える?」


と男は寂しそうに聞く。


「ふふっ。そんなに、心配?」

「なにが?」

「安心して。私が好きなのは、あなただけだから…。そうね、次の土曜日は?」


と女が男に聞く。


「土曜日?んー?たぶん、休みだから大丈夫だな。あいつ、寝てるとうるさいから…」


顔をしかめて男が言った…


「だぁめぇよぉ。そんなこと言っちゃ。」


少し甘ったるい声で男に言う。


「愛してるわ…」

「俺も…」

「じゃ、また、ここで…」

「うん。じゃな。」


1本の紅白の梅が咲く木の下で、いつものように男と女が、別々の方向へと歩いていく…


チリーンッ…


春らしい風が、どこからか鈴の音を運んできた…

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