第2話 父の教え
彼は焦っていたが、何かいい案でも思いついたのか、すぐに落ち着きを取り戻した。ちなみに彼は今、愛の鉄槌の反動で動けないらしい。
3分が経過し、彼は動けるようになった。
彼は悪党の頭に近づいた。
「よし、まだ息がある。本当にすまなかった。だがお前が私と融合すれば私のなかでお前はいきられる。それにちゃんと意思もある、共に生きてはくれないか?。」
「お前のパンチ見事だったぜ。俺はお前を認めちまった。お前はスゲーやつだポンコッティン…俺でよければ融合させてくれ。」
ポンコッティンは悪党の唇にあつい接吻をした。すると悪党の体はポンコッティンのなかへとはいっていった。これは彼が幼いときに、彼の父であるセップン丸に教わった融合術である。ちなみに彼の父は融合術で石と融合し、今なお石になっている。
「これにて人助け終了。」
何を言う。お前がしたのは人殺しである。
彼は無事任務を達成したことを連絡し、携帯を投げ捨てた。
「おい!何をする!ポイ捨てはやめろ」
彼は携帯を拾った。面倒なやつと融合してしまったようである。
ポイッ
「だからポイ捨てはやめろって。」
またひとつ悪が浄化された。