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勇者ts吸血鬼の狂生計画  作者: 風見 黄鵝
平和の街『アヴァン』
6/24

5


……ここはどこでしょう?


簡素なベッドの上で目が覚める。

身を起こし、軽く伸びをする。


「んっ」

「ガチャ」


扉が開かれ、エプロン姿の女性が黄色いショートヘアを

揺らしながら顔を出す。


「おはようございます、ジェット様」


私はジェットという名前なのか。


「おはよう、クリファ」

「うっ」

「……?」

「……朝ごはん作っておきました」


そういえば、私は毎日クリファにごはんを作ってもらっているような気がする。 


「いつも、ありがとね」

「うっ」  

「大丈夫?」 

「クリファは大丈夫です。

その可愛らしいお耳のついた頭とか、モフモフの尻尾とかナデナデしたいなんて思ってません」 

「……別にいいですよ」

「いいんですか!?」


この後、めっちゃナデナデされた。











家の扉がノックされる音がした。

クリファは

「仕事があるので行ってきます」

と名残り惜しそうにしながら行ってしまったのでいない。

読んでる本がちょうどいい所なのに……

仕方ない、私が出るか。


「どちら様でしょうか?」

「よお、ジェット」


少し不機嫌な気分になりながら扉を開ければ、

騒がしい研究者が顔を出す。

よく見てみると、後ろに黒色の目を持つ、

白い髪の少女をつれている。


「ブライン、おはようございます。

ちなみに、その子は?」

「今回はお前が忘れたわけじゃないぞ。

こいつは新入りのレイだ」


やはり、私は物事をよく忘れるらしい。

実際、今もいろいろ思い出せないわけだし。


「どうも、レイです。友達になりましょう」

「どうも、ジェットです。いいですよ」

「ということでしばらく預かっててくれ」

「預かるとは?」


聞いた時には、そこには2人の少女しか残されていなかった。

レイ以外の視点も入れていくことにしました。

グダらないはずなのです。多分。

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