第六十九話「向かうべき場所」
朝陽が小高い山々の間から顔を出し、湖面を碧いガラス細工のように輝かせ始めた頃、あたしたち女子三人はワクワクとソワソワの入り混じった心持ちで湖畔にいた。
どうやら風待さんはまだ寝ているのか起きて来ていない。
「ね、ねえウィンド? 本当にここで入るの?」
「うん! 久しぶりの“身体”だからね。しっかり水で洗いたいんだ」
朝起きてウィンドはあたしたち二人も一緒に湖で体を洗わないかと持ち掛けてきた。
そりゃ、あたしだって入れるならお風呂入りたい。けど、隣には寝てる男性が……
「まひるさん、風子さんが折角《風の衣》を二重に張って、その間に《風の幻影》を流し、外からは見えないドームを作ってくれたのです。一緒に入りませんか?」
なんか、シルフィは乗り気のようだ。あたしはそもそも大自然の中で裸になることだって抵抗が――
そうこうしている内にウィンドが服や甲冑を脱ぎ捨て裸でドームに入って行った。
「わー! 水そんなに冷たくないよ! 少し温かいくらい。きもちー……。二人ともおいでよー?」
半球状の抹茶ミルク色したドームからウィンドの嬉しそうな声が聞こえてくる。
あたしは隣のシルフィの顔を見やると、彼女からは柔らかい笑顔が返ってきた。
もう、これで入らなかったらあたしがワルモノみたいじゃん……
あたしは観念して服を脱ぎ、シルフィの手を引いてドームの中へと渋々入っていった。
「はぁー……」
澄んだ水があたしの中に染み渡り、身の穢れが浄水されていくかのようだ。
湖だと言うのに思ったほど冷たくない。温水プールみたいで心地よい水温だ。これじゃあ確かにウィンドでなくてもはしゃぎたくなる。
《勇者の力》で表皮の老廃物を除去するってのを前にやったけど、一応またやっておくことにする。
これは自分に対して能力が働いているように思えるが、恐らくあたしが“他人には綺麗な状態で会いたい”と他者を想っての行為だと認識されたようで、気持ちの方向次第で割りと自分自身にも使えてしまう能力だと最近解ってきた。
「ふぅ~……っ」
横でシルフィも気持ち良さそうに声を上げている。あたしはふと彼女の肢体に目を向けた。
ダイタニアに来る前に何回か目にしたことはあるけど、やっぱりシルフィの身体はとても綺麗だと思う。
身長はあたしより少し低いのに、腰の高さがほとんど変わらない……って! 何見てんのよあたしは!?
「? どうかしましたか?」
あたしが一人であたふたしていると、シルフィが不思議そうに訊いてきた。
「い!? いや! なんでもないよ!? あはは!」
「そうですか」
ウィンドの笑い声が響く中、シルフィは特に気にした様子もなく、そのまま水浴びを続ける。
「……風待」
「へッ!?」
突然のシルフィの言葉にあたしは風待さんが起きてきたのかと思い、咄嗟に両腕で胸を隠す。
でも、辺りにそれと言った変化はない。ドームの中でウィンドが楽しげに水飛沫を朝陽に煌めかせクロールをしている。
「あ、いえ。昨日、風待から“もう一度SANYに戻れないか”と訊かれたとき、すごく驚いたのです……」
シルフィは長い髪を梳きながら湖面に視線を落としたまま、ひとり呟いた。
「そうだよね。急に“また管理AIに戻れるか”なんて言われたらびっくりするよね!」
「……いえ、私が驚いたのは、自分に対してなのです……」
「え?」
シルフィは視線をあたしの目の高さに向けると、今にも泣き出しそうな顔をしていた。
「あのとき私は“もうSANYには戻りたくない”と、思ってしまったのです。まひるさんや風待と出会って、私の心の中に自分を守りたいというエゴが出てきてしまいました……!」
彼女の悲痛な懺悔のようなその言葉を聞き、あたしは一瞬面食らってしまった。
でも、あたしの内側から何とも言えない温かさが込み上げてきて、気づいたら彼女の両肩を掴んでいた。
「やった……! やったねシルフィ! それってすごく当たり前の感情だと思う!
出会ったときからシルフィはどこか自暴自棄で……。
そんなシルフィが“自分を守りたい”って、とっても良いことだと思うよ!
あたしは嬉しいな!」
あたしの言葉が予想外だったのか、シルフィはぽかんと口を開けてこっちを見たまま固まっていた。
彼女の頬が紅く見えるのは朝陽のせい?
「あ! ごめんね? 出過ぎたこと言っちゃった、かな?」
「……いえ」
あたしの言葉に彼女はまだぼーっとして、何か言葉を探しているようだったが、次第にその目からは銀糸のような涙が溢れ出した。
「え!? あ、ど、どうしよう!? シルフィ?」
あたしは予想外の反応にわたわたしてパニックになったが、そんなあたしの手をシルフィは自分の両手で優しく包み込んでくれた。
彼女の瞳は陽の光に反射してキラキラとエメラルドのように煌めいている。
「ありがとうございます、まひるさん」
シルフィはそう短く告げるとあたしの前に片膝をつき、あたしの手を取るとその甲に軽く口づけをした。
朝の湖上の澄んだ空気も相まって、その行為はとても神聖なものに感じられた。
「もし私が良い方向に変われているのなら、それはあなたのお陰です。心より、お慕いします……」
「え? そ、そんなのいいから! シルフィが変われたのはシルフィが頑張ったからだよ! あたしは別に何にも――」
「ねー、シルフィさん? まひるちゃんって最強でしょ?」
突然あたしの直ぐ隣からウィンドの茶化したような声が聞こえた。
「ええ、ええ……。この強さは、とても温かく、優しい……“戦える優しさ”です」
二人して何だかよく分からないことを言って盛り上がってる……
何だかこそばゆいので取りあえずもう上がろうと、あたしはドームから出ようと顔を出した。
「ん? やあ、おはよう。このドームはやっぱり君たちが――」
目の前には屈んで顔を洗っている風待さん。
ドームから顔だけ出したあたしと目が合い、つい、あたしは叫び声を上げてしまいました……
「きゃあぁあーーーっ!!!」
あたしの悲鳴を聞きつけた二人があたしを越えてドームの外へと飛び出す。ダメっ!
素っ裸の二人を目の前にした風待さんの口元から、くわえてた歯ブラシだけがポトリと静かに落ちた。
「何事ですまひるさんッ!? ッ!! か、風待ぃ……! キサマぁ……!!」
「おはよー風待さん。ちょっと水浴びしてたんだ!」
笑顔でそう言いながらウィンドは粒子変換で瞬時に着衣する。頭に血が登ったシルフィは裸のまま風待さんに躙り寄った。
風待さんも流石に恥ずかしそうに片手で自分の顔を手で覆い、横を向いてシルフィを直に見ないように後退りする。
「ま、ままま待てッ!! 取りあえずお前、何か着ろッ!!」
彼にそう言われたことでシルフィは視線を落とし、自身の身なりをようやく確認する。
「ーーーーッ!!?」
彼女は勢いよくその場に蹲り、トマトみたいな顔で彼を睨みつける。
「……まひるさんだけでは飽き足らず、私にまでその情欲を向けようと言うのか……! 赦さんッ!」
「ちょ、待て! 何か知らんが、今ものすごい誤解と言い掛かりを受けている気がするんだがッ!?」
普段クールな風待さんにしては珍しく大慌てだ。あたしは未だドームの中から顔だけを出し、ハラハラと外の様子を伺っていた。
あー……。あたしが驚いて悲鳴なんて上げたばっかりに……
風待さん、ごめんなさい!
「天誅ッ!!」
「おーれーがー……なにをしたーーーッ!?」
シルフィの放った《風の大渦》によって風待さんは空高く舞い上げられ、そのまま無念そうな声と大きな水飛沫を上げ湖へと落ちていった。
『超次元電神ダイタニア』
第六十九話「向かうべき場所」
暖かい陽射しが降り注ぎ始めた湖畔に食欲を唆る焼きたてパンの香りが漂う。
身支度を済ませたあたしたち四人は《勇者力》で作ったトーストとオムレツ、サラダの軽い朝食を摂りながら今日の行き先について話し合っていた。
「あー……、シルフィ? “白い神殿”に心当たりはないか?」
「…………白い神殿?」
さっきのシルフィの制裁で髪型が爆発したままの風待さんが彼女に少しバツが悪そうに訊く。
それをまだ不機嫌そうなシルフィは横目で睨む。
「ああ。古代ギリシャ建築のような神殿だ。俺が学生の頃、初めてSANYに電脳接続した時、そんな建物があって、そこから女性の声が聴こえた……“来てくれたのね”って……」
その言葉にシルフィは暫し箸を止め考え込む。そして再び彼の顔を見て話し始める。
「その声と言うのは、浅岡陽子さん?」
「いや、そこまでハッキリとは認識できなかった」
「あなたが電脳接続する前に、彼女――陽子さんがSANYに入っていたのですよね?」
「ああ」
そこまで聴いてシルフィはまた考え込む。
今度はあたしが淹れたカフェオレを顔に寄せ香りを楽しんだあと、ゆっくりとひとくち口に運びながら。
「まず、その声、十中八九、陽子さんの声を覚えたSANYの音声だと思われます。まだダイタニアの原型しかない世界に他の人物データがあることは考えにくいです」
「そうだな。俺も同じ考えだ」
何だかまた二人の間で難しい話が始まった。あたしは話に置いていかれないように咥えたトーストをしっかり咀嚼しながら、横のウィンドに視線を送り二人して“うん”と、さも解ってる気に頷く。
「……“来てくれたのね”……。SANYは、あなたが来るのを待ち望んでいた……?」
「それとも、俺を他の誰かと勘違いしたのか……。真相はやはりお前でも分からないか……」
「そうですね。その言葉の意味までは分かりません。ですが、先に言った“白い神殿”のことなら心当たりがあるかも知れません」
「本当かッ!?」
シルフィのその言葉に風待さんが“勇者製即席テーブル”に膝をぶつけながら立ち上がった。
あたしとウィンド、シルフィはズレた料理の食器を元の位置に直す。こぼれないでよかったよ。
「食事中に行儀が悪い男ですね……。食事は心を豊かにします。折角のまひるさんが出してくれた手料理、味わって戴きなさい」
「す、済まん……」
シルフィにピシャリとたしなめられ、風待さんはちょっとシュンとして席に座り直す。
「それでシルフィ? “白い神殿”のことだが」
「ええ、私たち《電脳守護騎士》がアジトに使っていたデータ空間――私たちは《箱庭》と呼んでいましたが、そこの外装が確か、ギリシャ風の神殿でした」
「本当か!? あ。ご、ごほん! あー、相川さん、この“勇者コーヒー”も美味いよ。ははは」
風待さんがシルフィを警戒してか、苦笑いと共にあたしにそんな言葉を投げかけてくる。
あたしも少し苦笑しながら「どうも」とだけ返した。
「風待、《箱庭》に行けば何か進展があるとでも?」
シルフィが締めのカラメルソースをたっぷり掛けた“勇者プリン”を愛おしげに食べながら風待さんに鋭く問う。
「確証はない……。だが、俺はもう一度そこに行かなければならない気がしている。十二年前のあの日からな……」
空になったプリンの容器を名残惜しげにテーブルに起き、シルフィはようやく彼の顔を見て話す。
「ヒトの勘、ですか……。
そうですね、そういうのは大事にするべきだと最近学びました。
それに、最初のSANYの痕跡があった所なら、あの天照も放ってはおかないでしょう。
私たちがそこに向かうことで、天照と再び対峙し、この世界崩壊の危機を止められる手立てが見つかるかも知れません。
私も、飽くまで“勘”、ですが」
シルフィがフッと口角を柔らかく上げて、それを見た風待さんも同じ顔をした。
あたしとウィンドも顔を見合わせ自然と笑顔になる。
どうやら、この旅の最後の行き先が見えてきたみたい。それまでに、みんなを見つけ出さないと!
あたしは残っていたトーストを勢いよく口に詰め込みコーヒーを流し込む。しっかり咀嚼し、胸の前で両手をあわせ大きな声で言った。
「ごちそうさまでしたー!」
あたしの声に釣られて食事を終えていたみんなも声を揃えて「ごちそうさまでした」と元気に言ってくれた。
「よし じゃあ早速出発しましょう! シルフィ、その《箱庭》って場所、どこにあるのか分かる?」
あたしはシルフィの顔を見ながらそう提案する。でも……
「はい。分かるには分かるのですけれど……」
「ん?」
シルフィにしては歯切れの悪い言葉にあたしは首を傾げる。
「《箱庭》とは、私たちゲームの外に出た存在が一時身を休める場所として使ってきました。
このダイタニアに住まう他のどの存在にも侵害されない場所です。
つまり、“世界生成AI――SANYの力が及んでいないデータ領域”のことなのです」
「あ、なるほど。だからシルフィたちのアジトに使ってたのね? どのくらいで行けるの?」
「はい。昨夜の星の位置から現在地を観測しました。
今のダイタニアのフィールド面積は地球で言うオセアニア大陸ほど。
《箱庭》はフィールドの外周の果てにある地図には無い領域です。
それでも、電神を使えば二日と掛からず行けるでしょう」
「ふむ……。となると、位置は分かるが、プレイヤーである俺たちが近づくことが出来ないかも知れない場所、ってことだな? そして、今のお前でもそこまでは分からないと……」
風待さんが腕を組んでそう訊くと、シルフィは「ええ」と言って頷いた。
でも、それって……
「あ、あの! もしそこに天照がいなくても、あたしたちが来たなら、またきっと彼女は出てくる……そんな気がします!」
「まひるちゃん……」
あたしのその言葉にウィンドが心配そうにあたしを見ている。
「だから、行ってみる価値はあると思うんです! それに、天照とは絶対もう一度、向き合わなきゃいけない……!」
あたしは天照に言い返せなかった自分なりの答えを、まだ見つけられていない……。だから、見つけたい!
「ああ。俺もそう思うよ」
あたしの言葉を風待さんが引き継いでくれた。そして“勇者コーヒー”をひとくち飲むと、カップを置いて立ち上がった。
「じゃあ行くとしよう。俺の……俺たちの始まりの場所に!」
「《箱庭》はこの世界の端にあります。外見こそ神殿ですが、その中はテクスチャーも何も無いただの白い空間。そのような場所だからこそ、この旅の終焉に相応しいのかも知れません」
シルフィがそう告げると、あたしたちは早速旅支度を済ませて、一夜を過ごした湖畔に別れを告げる。
「何だかピクニックみたいで楽しかったな……。今度は、みんなで来ようね?」
「うん……!」
あたしとウィンドは碧く透き通る湖面を見つめながらそう話す。
「じゃあ行こうか! どうやら相川さんの電神、《ダイタニア》は魔力が無尽蔵なシルフィやウィンド君でもかなりの魔力を持って行かれるらしい。ここはまた俺の《ダイテンマオー》を出すよ。俺のMPが切れてきたら時々相川さんに代わってもらえると助かる」
風待さんがそう言うと、彼は電神召喚の詠唱を始めた。
「こいつは強力なんだが、出てくるまでに時間が掛かるのが玉に瑕でね」
そう言うも、まだ召喚紋すら出現していない。風待さんの電神はこんなに召喚までに時間掛かるんだあ……。
「「「「…………」」」」
「出てこないね?」
この場の沈黙を破るようにウィンドがポツリと呟いた。
「あれ? おかしいな……。いくら何でも時間かかりすぎのような…………あッ!!」
何か考え込んだと思ったら突如大声を上げた風待さん。何ッ!? びっくりしたよ。
「……もしかして……あいつ、使っているのか?」
小声で何かボソボソ言ってる風待さんに、少し心配になってあたしは声を掛けた。
「あの、どうかされたんですか?」
風待さんは頭を掻きながらあたしに向き直り、申し訳なさそうに話し始める。
「あー……その、やっぱり少しだけ相川さんの電神を頼らせてもらってもいいかな? ちょっと今喚べないみたいでね……」
「喚べない? そんなことってあるんですか?」
あたしの問いに風待さんは太陽の眩しさに目を細めて手を額にかざしながら青い空をみつめ、
「……厄介なことになってなけりゃいいが……」
とだけ呟いたのだった。
時間は少し遡り、まひるたちがダイタニアへと出発した一日ほど前――
地球とダイタニアを繋ぐ異界への入り口となった《ハイパーカミオカンデ》の底。
落ちていったそよを追い、ザコタと飛鳥が、流那がその異界への穴へと飛び込んで行った。
まひるたちの探索はまだ始まったばかりではあったが、ダイタニアに着いて誰よりも早く目を覚ました者がいた。
長い手足が植物の蔦に絡まり、ハンモックのように体を包み込んで木にぶら下がっている。
ゆっくりと目を開けると空の青よりまず生い茂る緑が目に飛び込んできた。瞳をこらすとその緑色の先に僅かばかりか青も見える。
どうやらここは大森林の中で、自分は空から落ちてきて運よく蔦に絡まり、地面に激突することなく一命を取り留めたようだと、その者は徐々に理解した。
「痛ててて……」
全身に絡まる蔦を少しずつ解いていき、その蔦を使って器用に樹から降りる。
手首や足首、関節を曲げたり伸ばしたりして異常がないか確認をする。擦り傷は多少あるものの、どうやら骨折など大きな怪我はしていないようだった。
改めて周囲を見渡す。薄暗い森がただ拡がっているばかり。元より深緑色した髪色が更に深く森の色に沈み込む。
「はぁ…………」
一つため息を落とした。
だが、そのため息には落胆と絶望の色はなく、愛しいものに思いを馳せる甘いため息。
「……私……まだ、生きてる……」
胸の前で祈るように両手を重ね、大きな瞳を瞑り、森の静寂に心を通わせる。
――そして、その祈りは願いになる。
(生きてた。私、生きてた! また会えるかも知れない。会いたい!)
垂れた目尻には朝露のような雫、半月のような口元。
――そして願いは、力になる。
(まだ生きられる。生きよう! だって、私たち、恋人同士になれたんだもん!)
肩で切り揃えた髪を柔らかく揺らし、そよ風を纏ったように少女は振り返る。
その顔には彼女の象徴とも言える――笑顔。
その少女の名は“そよ”。
かつて、『ダイタニア』の生成管理制御AI《SANY》だったモノ。
今はひとりの《恋する乙女》がそこにいた。
彼女は湿った森の空気を大きく肺に吸い込み、メガホンでも震わすかのような勢いで叫んだ。
「進一くーーーん!! 大好きーーーっ!!」
【次回予告】
[シルフィ]
風待に醜態を晒してしまうとは、
実に、無念です……
目指すべき道も定まり
私たちは、また歩き出します。
次回、『超次元電神ダイタニア』。
第七十話「データの中の迷子」
あ、場面転換、ですか……
――――achievement[箱庭へ]
※行先が《箱庭》へ定まった。
[Data30:第六十八.五話「勇者印のプリン」]
がUnlockされました。
別項(投稿済作品一覧)の『超次元電神ダイタニア[Data Files]』をご参照ください。
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