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八十五話 もう一度見直そう

「あーん」


 店の中にいる人の目を気にせず、あーんをしてきてくれる夜乃。

夜乃も恥ずかしいのか顔を真っ赤にする。


俺はあーんを受ける。


「フフ」


夜乃は小声で嬉しそうな声を出す。

かわいいなぁ。


もう人前でイチャイチャしていいから。

俺からも、


「あーん」


「え」

  

普段なら俺もしているから驚くことではないと思うけど。

やっぱし慣れていないようだ。

実際は俺も恥ずかしいようで顔を染めているようだ。


「ん」


夜乃も俺のあーんを受けてくれたようだ。

良かった。


そうしてファミレスの一ペアのせいでその時の店内は甘ーい空気が漂った。






「うーん、食った食った」


俺は腕を伸ばしながらそう言う。


「そうね」


夜乃は嬉しそうに言う。

 俺はこの笑顔を守る。


そして家に帰った。


賭けとか言ってもほぼ確信があってやっているだけどね。

エミルは俺に逃げ口を作ってくれたなら気が楽だ。

これなら伸び伸びできて、冷静に考えれる。


まずこのゲームのエンディングにないものにして、そして最後に俺から仕掛ける。それしかないと思っている。

しかしそれで本当に合っているかわからない。

もしそれで失敗したら、終わりだ。


自分ではすでに納得しているがそれは自分視点からだ。

普通なら研信を殺せばいいのだがそれでは本当の意味でゲームが終わりそうだ。


もう一度見直そう。


まずすみません。

投稿するのに間が空きすぎてしまって。


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