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王都観光

長い間投稿出来なくてすいませんでした。

祝総合PV15000件突破✨

これからもよろしくお願いしたします。

翌日

宿で目を覚ました俺は衛生整理を終え食堂に降りた。

「グレン様、お食事の用意は整っております。朝食になされますか?」

スタッフが声をかけてくる。

スタッフの言葉遣いから分かると思うが今泊まっている宿は王都で最も最高級の宿だ。

この事からベトルさんの今回の商談に懸ける思いは強い事が分かる。

「そうします」

「承知しました、お席はこちらです」

席に案内され座る。

すぐに料理が運ばれてくる。

「今日のメニューは石釜パンと旬野菜のサラダ、レッサードラゴンの肉スープです。石釜パンはスープに浸してお食べください」

そうして運ばれてくる料理。

俺は早速石釜パンをちぎりスープに浸して食べる。

「美味っ!?」

スープと石釜パンの相性に舌鼓を打つ。

サラダを一口含むと噛む度にシャキッとした食感が新鮮さを語る。

ドンドン口に入れて行った俺はあっという間に完食してしまった。

「ご馳走様、美味しかったよ」

そう言って宿を出る。

王都の滞在日数は3日間で最終日の夕方に出発の予定だ。

昨日は依頼に費やしたので今日は王都観光とする。

「にしても王都は広いな」

俺がそう思うのも当然だ。

王都ディスペルは大きく分けて3区画に分けられている。

一つ目が王城周辺の貴族街区画。

二つ目が平民や商人などが住んでいる住宅街区画。(詳しく言うとエリア分けされているが面倒くさいので閑話休題(放置)する。)

3つ目が商業区画だ、その名の通り商会がある。

一つ一つの区画が馬鹿デカいので当然王都全体の面積が広大となるため端から端に行くのに馬車で一週間の馬鹿げた時間がかかる。

だから行く店などを決めておかなければいけない。

今日俺が行く店はリデット魔法店という。

最近、魔道具づくりに集中してしまい材料の魔法銀(ミスリル)の残量と魔法文字(ネクロフューズ)や魔法陣を刻印するのに使う魔道媒体(マジカルメディウム)魔力耐性(マナレジスタンス)制限が心許無いのだ。

「いらっしゃいませー!?グレン様王都に訪れていたのですか!こちらに連絡をいただければすぐにご挨拶に参ったというのに!」

「どうせ明日の夕方には出発だからな、今日は魔法銀(ミスリル)魔道媒体(マジカルメディウム)を頼もうと思った」

「ありがとうございます、すぐに用意させますので」

店主はそう言うと店員を呼びつけて頼んだ物を持ってこさせた。

「代金はいつも通りだ」

「承知いたしました、またのご来店をお待ちしております」

これで今日の用事は終わった・・・・というほど趣味がないわけではない!!

俺の趣味は・・・・・カフェ巡りだ!!

えっ!?マジ!?と思う人もいるだろうが俺は大の甘党だ!だからといって辛い物が苦手というわけではないが・・・

俺はその足でカフェエリアに移動し見定めることにした。

とはいっても【評価調査(コメントサーチ)】を使うだけだが・・・

するとすぐにいい店が見つかった。

-------------------------------------------------------------------

カフェテラス『bingo』

平均評価

★★★★★

評価内容

兵士A

隠れ家的な店で思わず来るのが楽しみになる。

接客も程よい感じで商品に至っては店主オリジナルの料理がたくさんあり舌鼓を打ってしまう出来栄え。

冒険者C

荒くれ物の冒険者にも丁寧に対応してくれて料理の味は旨いのに値段はリーズナブルだった。

・・・・・

----------------------------------------------------------------------

どうやら隠れた名店らしくレビューはもちろん平均評価もMAXだ。

「此処にしよう」

俺は店の中に入った。

店の外見は寂れた喫茶店だ。

だが店内は常に清潔感が漂っており非常に洒落ていた。

「いらっしゃいませ!御一人様ですか?」

「あぁ」

「かしこまりました、お席へご案内したします」

席は店内とテラスがありどちらか選べる様だった。

俺は店内席を選び席に着いた。

「ご注文がお決まりになられましたらそこのチャイムを鳴らしてください」

そう言ってテーブルに置いてあるチャイムを示した。

店員が向こうに行ったのでメニューを見る

------------------------------------------------

メニュー

【フィラオグラタン】銅貨1枚

(ウルフ)肉のビーフシチュー】銀貨1枚銅貨2枚

【ジェノサイドオークのステーキ】銀貨2枚

【お子様セット】銅貨3枚

【モーニングセット】銅貨1枚

【ランチセット】銅貨2枚

【ディナーセット】銅貨3枚

・・・・・

ドリンク

【コーティー】銅貨2枚

【バナルジュース】銅貨1枚

【フルーツジュース】銅貨5枚

【お子様ドリンク】銅貨1枚

【お子様ドリンクセット】銅貨5枚

【ドリンクセット】

テイクアウト

【ランチボックス】銅貨5枚

・・・

----------------------------------------------------

「芸術は爆発だ!!!!!!!!!!」

そんな声が聞こえてくる。

窓から外を見ると小型のロッドを持った男がいた。 

「聖なる火よその爆撃を以て彼の地を滅ぼせ!【爆裂撃(エクスプロージョン)】!」

「!?【魔法解除(マジックキャンセル)】!」

魔方陣が消える。

「【小雷撃(ショートサンダー)】」

男の意識を無くす。

すぐに外に行く。

「こいつか、【拘束(ホバリング)

男を拘束した俺は王都警備隊商業地区東詰所に向かった。

(王都警備隊は警察、詰所は警察署又は交番だと思ってください)

詰所に着き警備課に行く。

「緊急事案だ、取り調べを頼む!」

「あなたは誰ですか!」

「グレン=テピート、Aランク冒険者だ」

それを聞いてすぐに男の取り調べが始まる。

なぜそうなるかというとAランク冒険者には様々な権限を持っている、そのうちの一つが'警備隊での「部長クラス」の権限’というものだ。

暫くすると取り調べが終わり男が収容所に入れられていった。

俺は事件の事務作業に追われていた。

まぁ事務作業と言っても簡単な報告書を作成するだけだが如何(いかん)せん数が多いのだ。

今回の罪名はシュトロム王国警備法第186条現住建造物破壊罪、シュトロム王国魔法等製使法違反だ。書類を書き終わるころには夕方になっていた。

「くっ、こんな事件が起きたばかりに休日がつぶれた」

そう言いながら詰所を出るとある人がいた。

「店員さん、どうしてこちらに?」

「これ今回のお礼です」

そう言ってお弁当を渡してきた。

「えっ?」

「店主特製のランチボックスです、お代はいりません」

「ありがとう」

「ではこれで」

店員さんは店に去っていった。

俺は宿の部屋に戻りランチボックスを開けた。

「おぉ!」

中は俊足狼(シュートウルフ)のレモン炒め、キャレルとピナㇳのサラダ、サンドウィッチ、バナルジュースが入っていた。

早速、レモン炒めを口に運ぶ。

「美味っ!」

噛めば噛むほどレモンの酸味と俊足狼(シュートウルフ)の肉汁が口の中も蹂躙する。

「こっちも」

サラダも口にする。

「瑞々しい!」

新鮮なキャレルのシャキシャキ感とピナトの果汁が口に広がる。

次にサンドウィッチを一口齧る。

パンのふわふわとした食感、瑞々しいキュリとキャレルのシャキシャキ感そして新鮮な卵が口いっぱいに広がる。

俺はどんどん手を進めた。

そして気が付いたらランチボックスが空になっていた・・・

「こんなに量があるのに銅貨5枚は安いな」

すると突然睡魔が襲ってきた。

時計を見ると夜の9時を指していた。

「そろそろ寝るか」

ふかふかのベッドに身を委ねるとすぐに意識が途切れた。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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★★★★★(希望)

(^▽^)/(無言の圧力)

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[良い点] 1話読み切りでサクッとしてますね(っ ॑꒳ ॑c)イイネ [気になる点] 作者の都合で料理シーンがwww まぁ〜コリャ仕方がないってくらいかなw [一言] 作者様 (」^o^)」 コロナに…
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