隣にいる日のため
君は
強い人だ
「自分もそうだ」って
認められるところとか
弱さも
悪いところも
受け入れられるのは
強いからだ
君は
優しい人だ
「同じだよ」って
言ってくれるところとか
本当はたぶん
同じじゃない
もっと大変で
もっと怖いんじゃないか
それでも
否定しないでいてくれる
それは
優しいからだ
強さと
優しさが
僕を器にして考えたら
それぞれ七割ずつ
僕には
入りきらないくらいの
それが
君には
ちゃんと収まってて
まだ入りそうに見える
だからね
こういう時
ああ
大きいなあ
って
思うよ
ありがとう
そうそう
聞いたこととは
違うけれど
なんだか
大事な情報を
意外なところから
届けてもらったような
そんな気分
これは
考えすぎかな
ありがとうって思うのは
僕も
図に乗る人間だからさ
わきまえなきゃいけない
と思いながら
引くのは思慮深さとは違うって考えて
そこに居たいなら
そのためにできること
たくさん
積み重ねるんだ
それで
時には
「あえて」進む
そんな繰り返しも
隣にいる日のため