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食いつくされる候補者!無限に増えるごちそう!

カインたちはごちそうを完食していくが…

 食べ物から怪物が現れ唖然とするカインたち。これが第3試験の恐怖の始まりだった。


カ: 「な…なんだありゃ!!」


ジェ:「おそらく大型人喰型寄生虫のケーワンだ。あいつはすさまじい神経毒を持っていてさされたら死んでしまうんだ。それに体を小さくすることができるから食べ物の中に侵入し人間の体にはいりこむ。かなり厄介だぞ」


カ: 「ヤバ…グロテスクな外見しているなこいつ」


ア: 「気持ち悪~」


雪: 「妖怪ですか!!?」


ジェ:「妖怪じゃない…モンスターだ」


雪: 「モンスター!?」


ジェ:「妖怪とモンスターの違いってのはわかりづらいんだ。まあ簡単にいえばモンスターはケルベロスとかガーゴイルとかの名前の種類がいるんだけど妖怪は一本だたらとかがしゃどくろというちょっと変わった名前が多いんだ」


雪: 「別に変っていませんけど?」


ジェ:「じゃあいいや」


ア: 「ジェット!あのグロテスクのやつどうにかしてよ!」


ジェ:「馬鹿野郎!あんな気持ち悪くて毒を持ってる虫に手を出せるか!」


カ: 「ジェットならオーラとか飛ばせてやっつけられるんじゃないか!?」


ジェ:「おれのオーラは直接攻撃型だから触れることになるから攻撃したくない!」


ア: 「男っぽいところ見せなさいよ!」


ジェ:「男もビビる時はあるんだ!アルハがやってみろよ!」


ア: 「嫌よ!」


カ: 「まあまあ二人も落ち着いて。このモンスターは後にしてほかの食べ物を処理していこう」


ジェ:「お前はアホか!もしもあいつが潜んでいたらどうするんだよ!」


ア: 「あ!カインがどうにかしてくれるって!」


カ: 「は!?」


ジェ:「じゃあ後は頼むぜ!」


カ: 「ちょ…待て…」


ア: 「じゃあね!」


 ジェットとアルハは会場の一番端っこまで逃げて行った。

 

カ: 「待てよお前ら!!どうすればいいんだよあんなの」


雪: 「巫女としてあの妖怪は退治しなけれななりませんね」


カ: 「だからモンスターだって…て雪乃お前大丈夫なのか!?」


雪: 「はい。私は安夢寺の巫女です。あの妖怪の弱点はおそらく火です」


カ: 「だからモンスターだって!」


雪: 「いきます…火炎!」


 雪乃の手から火の玉が現れた。


カ: 「な…すげー」


 そのままケーワンに投げつけた。そしてケーワンは燃え尽きた。


カ: 「すごいな!どこで習ったんだ!?」


雪: 「お師匠様のもとで修得しました。この技はまだ初歩的なものであまり威力がないです」


カ: 「え、でも燃え尽きちゃってんじゃん」


雪: 「虫類の妖怪は火に弱く、ちょっとした火の塵でも逃げていきますからね」


カ: 「へぇ~」


ジェ:「お、燃え尽きちゃってんじゃん!」


ア: 「雪乃ちゃんやるわね!」


雪: 「え、いやとんでもないです…」


カ: 「お前らなぁ」


ジェ:「あ、お前は何をしていたんだ?」


カ: 「お前が言うなよ」


ア: 「もうまったくカインも男らしくないわねぇ」


カ: 「無理だろあんなの」


ジェ:「どうする?まだまだあるぞ」


カ: 「あ、そうだ。全部燃やしちまえばいいんじゃね」


ア: 「何馬鹿のことを言っているの!?」


ジェ:「なるほど。食べ物の中にいるのなら加熱して食べたほうがいいかもな」


ア: 「ああなるほど…」


カ: 「じゃあ雪乃よろしく!」


雪: 「あ、はい」


 雪乃は全ての食べ物を燃やしつくした。


カ: 「うん。いい焼き加減だ」


ジェ:「さっきの寄生虫みたいなやつは死んだら毒も無くなるからこのまま食べれるぜ」


ア: 「いただきまーす!」


30分後


カ: 「ああ食った食った!」


ジェ:「やっと完食ってか」


試験監督:「ラウンド1はクリアしたようですね。ラウンド2に行きましょう!」


カ: 「え…」


 試験監督はまた新たに食べ物を用意した。


ジェ:「今度は殺気を感じる…なんだこの殺気は…」


 それもそのはず候補者の中にカインたちを後ろでオーラを出しているものがいたからである。


試験監督:「感想やブグマをしなければ不合格にします!」 次話 「レベル2」

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