第三試験!おそろしい食事地獄!!
カイン=イケメンな16歳。 アルハ=かわいらしいjk。 ジェット=すぐにきれる足の速い奴。 試験監督=おっさん。 候補者=いろいろいる。
ア: 「死を覚悟ってどういうこと?」
カ: 「もうすでに死者は出ているのに…」
ジェ:「これまで以上に死者は出るということは生存率30%くらいか」
候補者たちもざわついている。そしてリタイヤするものもいた。
試験監督:「う~ん、30人か、まあいいか。それでは第三試験を開始する!内容はこの食べ物を協力しながら全てたいらげること!しかしこの食べ物には50%の確率で毒が入っております。毒のあるものももちろん平らげてください!それでは試験開始!!」
試験監督は合図したが誰一人動かなかった。それもそのはず御馳走の数は約1000個あってその中の500個が毒が入っているということになる。
カ: 「どうする…?」
ア: 「毒は嫌な思い出しかないし…そうだ!ジェット君!解毒草が使えるじゃない!」
ジェ:「確かに。よし、まずはあの骨付き肉から食べるぞ」
カ: 「本気かよお前!」
ジェ:「大丈夫だ。毒が入っていようが解毒草があるから何とかなるだろう」
そしてジェットは骨付き肉を食べた。
ジェ:「うまい。これはセーフみたいだな」
カ: 「良かったー!じゃあ次は俺かな」
カインはいかにも怪しいキノコを手に取った。
ア: 「それは毒キノコかもしれないわよ!」
カ: 「食べてみないとわからないぜ!」
カインはそのままキノコを食べた。
カ: 「うぉ…マズイ」
ア: 「ほら!毒キノコじゃない!」
カ: 「でもからだには変化がないぞ」
ジェ:「じゃあセーフだな」
すると一人の候補者がカインたちに話しかけた。
候補者:「それは毒キノコじゃありませんよ」
カ: 「え?そうなの?」
候補者:「それは栄養ダケといって体にいいキノコなんです」
カ: 「ほう。じゃあ俺が食べたのは毒キノコじゃなかったっていうことだな」
ジェ:「なるほど。ところであんたの名前は?」
雪: 「雪乃です。本名は白鳥雪乃です」
ジェ:「よろしく。俺はジェットだ」
ア: 「アルハって言うよ!」
カ: 「カインだ」
雪: 「よろしくお願いします」
その子は巫女のような格好をしており、とても清楚な顔をしていた。
ア: 「じゃあ私はこれ!」
アルハはとてもおいしそうな魚を手に取っていた。
雪: 「あ、それは毒を持っていますよ!」
ア: 「そうなの!?」
カ: 「じゃあ俺食べる」
カインがそういうとアルハが手に取っていた毒魚を食べた。
ア: 「ちょっと大丈夫なの!?」
カ: 「大丈夫大丈夫!俺毒効かないし」
ア: 「え?そうなの?」
カ: 「第二試験の雨で慣れたからな」
ア: 「あ、あはははは…」
雪: 「すごいですね…」
ジェ:「やはりそうだ。お前は普通じゃない」
カインはどんどんごちそうを完食していった。アルハ達は唖然としている。
カ: 「なにボーっとしているんだよ!早くお前たちも食えよ!」
ジェ:「わかってるけど毒入りなんだぞ」
ア: 「よく平気で食べれるわね」
するとカインはあるものを見つけた。
カ: 「これは?」
ジェ:「ん?うわー絶対死ぬやつだコレ」
ア: 「いかにも毒気がする」
手に取っていたのはドラゴンフルーツのような形をしていて実が赤く染まっている。おまけに毛みいたいなものがただれていた。
雪: 「あ、それはゴールドドラゴンの実です」
ア: 「ゴールドドラゴンの実?」
雪: 「ゴールドドラゴンの実は名前の通りゴールドドラゴンから取り出された実です」
ア: 「その実って何?」
雪: 「う~ん…私にはよくわからないです」
ジェ:「あ、それ聞いたことがあるぞ。ゴールドドラゴンの実って男性の股関節についている…」
カ: 「はーい!!やめようね女子の前でそういう下ネタはねー!!」
ア: 「うわ。キモ…」
雪: 「え?なんですかそれ?」
ジェ:「まあ詳しいことを言うと…」
カ: 「もうこの話はやめようねー!!!」
カインたちが揉めている間に候補者たちが騒いでいた。
候補者:「う…うわああああああああああああああああああ!!!!!!」
カ: 「どうした!」
カインたちが候補者たちのほうに向くと食べ物からどんどんモンスターが出現していた。
雪: 「ブグマや評価、感想などどんどん言ってもらえたら嬉しいです」 次話 「食いつくされる候補者!無限に増えるごちそう!!」