1章 第4話 初めてクエスト受けた件
ちょっと短めで、展開がはやすぎると思います。
安心して下さいワザトデス(棒)
「ふぅ」
そう言って俺は木にもたれる。
今はギルドで受けたクエストを受けているのだが、少し遠い所だったため疲れて休憩しているのである。
<大丈夫ですか? 智弘様>
そう言っているミーシャも額に汗をかき、肩で息をしている。
ギルドでのいざこざがあってから2日経っているのである。
宿を決めたが良いが、持っている金貨も少なかったため 半日かかる位置にある村のクエストを受けているのである。
ちなみにクエストの内容は
村を襲うゴブリンを退治すると言うものである。
ゴブリンは比較的弱いのだが、群れると厄介なのであるがそれでもEランククエストと言う弱さを持つ。
「ああ、大丈夫大丈夫。」
<そうですか、あらかた 片付いたと思うので街に帰りませんか?>
「そうだね、じゃあ街に帰ろうか。」
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聖王国アンテロナーム
(くっそ、あの野郎め 黙って奴隷を渡せば良いものを、なんだあの態度 俺は勇者だぞ。)
俺はイライラしていた。
何だったけかあの野郎の名前は... T#m*%;oくそ文字化けしてて読めなかったんだった
まあ良いその内また見つかるだろうその時は...
{おい、お前ら行くぞ。}
そう言って彼らはダンジョンへ向かっていく...
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〔お疲れさまです。 早かったですね。〕
「いえいえ、そんな事ありません。」
〔そんなに謙遜しなくてもいいじゃないですか、こんな短時間でゴブリンを100体以上だなんて Bランクの冒険者でも群れは苦労するんですよ。〕
「は、はあ。」
〔こちらがクエスト達成報酬と素材のお金です。〕
「ありがとうございます。 それではまた。」
(なぜだろうさっきから全くと言っていいほどミーシャが無言なのだが... 俺 何かしたっけ?)
<むーー>
「...あ、あのミーシャさん?」
<プイッ>
(あ、可愛い...ってなんで怒ってるんだ?)
「今日は遅いし宿に...」
ギュッ
「ふぁっ?」
<な、何でもありません 行きましょう。>
(な、な、なんで突然...)
そうこうしている内に宿に着いた。
宿は、ギルドの近くにある名前は白銀亭だったかな。 ちょっとお値段は高めだが料理が美味しいため文句なしである。
“おかえり 今日は疲れただろう。”
そう言ってくれるのは宿屋のおっちゃんだ。
「いつも言ってますよねそれ」
“まあな、冒険者が多いから こう言う風に言ってるんだがな がっはっは”
相変わらず元気である。
「おっちゃん今日は飯食って寝るわ」
“おう、 夜遊びしずにちゃんと寝ることだな がっはっは”
(お前は下世話な親か)
「じゃあな おっちゃん」
<おやすみなさい>
“仲良くなおふたりさんがっはっはっは”
(ミーシャが照れている可愛い......)
<あの、智弘様。 今日は一緒に寝ても良いですか?>
(何...だと 聞き間違いか? いやいや、ここは断るべきか 男なら受け止めるべきか…)
ミーシャは様子を伺っている...
<...。>
ミーシャは涙目だ...
「わかった、わかったから 泣かないでくれよ な。」
<はい!!>
ミーシャは満遍の笑顔を浮かべている
「可愛い...」
<え!? あ、あの 智弘様? >
(お返しだ )
「よし行こっか。」
<はい...。>
真っ赤だ。
そしてこの夜俺はミーシャと熱い一夜を過ごした。
「父さん、母さん 大人になれたよ」
ってそんな事あるかぁぁぁぁぁぁ
(はいはい 夢でした。 こんな事あるわけ無いじゃないか、俺は1回もそんな経験無いんだし。 はぁ 虚しい。 ん?)
(隣で誰か寝てるような気が... 嘘だろ? ってそんなわけ はっ 俺 服着てないいつの間に?)
「嘘だろぉぉぉぉぉ」
この声はゴブリンを討伐しに行った村まで届いたと言う。
<おはようございます あ・な・た。>
「ふぁっ? え、えぇぇ どう言う事?」
<だって昨日あんなに激しく求めて来たじゃない>
(思い出せ 昨日は おっちゃんと話したあと飯を食って そしたら何故かいい気分になって そこからミーシャといい雰囲気になって... まさかおっちゃん 何か入れたのか?)
ミーシャは俺の考えを読んだようにこう言う
<先日宿のおじ様に ある物を頂きまして ご主人様に使った所存であります。>
「何だと... それってあれだよな、びから始まってくで終わる薬だよな。」
<仲が良くなる薬だそうです。>
(いやいや騙されてるって、いやあながち間違いでもないかって... )
「どうしてこんな事を?」
<女の奴隷なのに手を出さないのはおかしい 嫌われているのではと聞いたもので。>
<智弘様の事は大好きだったので嫌われるのは嫌だったんです。>
(いやいやおかしい、いや俺がおかしいのか?)
「ごめんな ミーシャの事考えてなくて。」
「俺はミーシャの事嫌いになったりなんかしないよ。 だって俺も好きだからさ、良かったらこれからも一緒に居てくれないかな?」
<もちろんです。>
今まで見てきた中で一番の笑顔だった。