3/3
躰
「おはよう!きーちゃん!」
と風夢が言った。
「ったく!3分の遅刻よ!銀欟を待たせるとはいい度胸してるじゃないの!」
ああごめんごめん。
「もう!なぜ金欟と風夢に言うのよ!」
いやーついなー。
「いえ…私は全然気にしていませんわ」
「わたしもだよー!」
そっか。ありがとなー
俺藤原杵築は風夢たちと坂木歴史博物館という所に行くことになった。
「ついたよーひゃっこいだよー」
「本当涼しいですわね」
2人は笑顔を見せた。
そして1人は怒りを見せた。
「杵築が遅いから着くのが遅くなってしまったのよ!」
あーはいはい。分かりましたよーだ。
「あーさかねこだ!!」
・・・何だコレ?着ぐるみか・・・
「そうだよ!ここのイメージキャラクターなんだよ!」
風夢はさかねこを追いかけていった。
迎えにいくか・・・。
と、俺はあるものが目に止まった。
『坂木村伝説の3代鬼』
雅木狼夢・・・雅木海夢・・・
雅木風夢・・・!?