俺様の禁断の美貌Ⅰ 禁断の茶色い野菜
久しぶりです
華麗なるSANOが高校で再びの人気を獲得しました。
最近はSANOには会っていませんがきっと今頃優雅で美しい学校生活をエンジョイしてるでしょう。
そして今頃SANOはこうなっているでしょう(予想)
途中で飽きて適当にかきまスた。
ごきげよう諸君、佐野和宏
15歳にして学校中の人気者・・そしてついたあだ名はハンサム。
趣味はチェス、ビリヤードを少々、特技はナンパだ。
口癖は「美しいとは罪である」
「美しい」という言葉は俺のためにある、俺に対してのみ使えるような言葉だ、以後貴様らは自粛したまえよ。
さて・・、今日は俺のビューティフルミラクルスウィートウルトラファンキーファンタスティックドラマティックロマンティックサディスティックエロティックエキゾティックでエレガントな一日を紹介してやろう、喜べ愚民どもよ。
俺の朝は一杯のコーヒーから始まる。 俺の朝にはコーヒーが欠かせない。
俺がどんなコーヒーを好むのかと? ・・フン、今回は特別に仕方ない教えてやる。
漢はブラックだ。 コーヒーはブラックに限る・・おっといけない、無駄話をしているうちに時間がきてしまった。
俺は毎日学校に行く。 俺がハンサムだから、学校には行かないと他の生徒が悲しむからな。
◆
「あ、佐野様だ! 道を開けろ!!」
一人の凡人の生徒が、俺の名を上げ他の生徒で混雑する道を退けた。
俺と言うハンサムがこのような人ごみの中を歩くのはあり得ぬこと。
「佐野様! お早うございます! 今日もイケメンですね!!」
「分かってることを口にするな」
「すいませんでした!!」
生徒は俺に一つ敬礼した。
下らんことする暇があるなら、少し黙ってもらうとありがたいものだな。
俺が呆れていたところに、後ろから汚らしい声が聞こえた。
「おい佐野、今日もかっこいいでゲスな、できればオイラにもその美貌をわけてくれでゲスよ・・・ゲスゲスゲスゲスッ」
「黙れ汚物、何度も言ってるように俺からは半径5KMは近づくなと言ってるだろう」
俺に話しかけてきた汚物・・鈴木達也
完全にどこかの小悪党のような口調。
ニキビを装飾した人並に整っていない顔に、少し天パの掛ったマッシュルームヘッド、とにかく腐のオーラを醸し出すその姿はまるで汚物。
「それより汚物、その後ろに居る変な野郎は誰だ?」
俺は汚物のすぐ後ろに居る男を指を差す。
「ゲスゲスッ、佐野・・このお方はオイラの親分でゲスよ、佐野も今の内に下についたらどうでゲスか?」
「黙れカス、冗談は顔だけにしろクソ野郎、で、お前はこの汚物の親分と言う汚らしい名の奴か?」
すると、汚物の後ろに居た野郎が俺の前に立ちはだかってきた。
「やぁ、佐野・・君の噂はこの鈴木から聞かされてる、俺は尾臺亮平、今日この高校に転校してきたんだ」
「知るか死ねクソが、俺は醜い男は話したくない近づきたくない、よってお前は醜いから死ね」
「な・・・・・っ」
何故か最近このような醜い奴らに俺は度々ちょっかいを出してくる。
まぁ、人気者のハンサムボーイ、佐野和宏を目の前に嫉妬をしない方がおかしい・・か。
まったく、人気者は辛いものだな。
「佐野和宏・・・少し調子に乗ってはいないか? そのフェイス・・壊すぞ」
尾臺は俺に対して拳を振ろうとしたところで、俺は瞬時にこう言った。
「俺の美しい肌に一瞬でも触れることになった暁には貴様は醜い肉片となるぞ」
尾臺の拳は俺の頬に触れようとしたところでその動作を止めた。
それと同時に尾臺の顔からは流れるように汗が流れ始める。
そして尾臺はその場で倒れるように膝をつく、
「く・・何で・・汗が止まらない・・? 腕が動かない・・・く・・そっ」
「醜い汗だ、どうやら貴様は俺のことが気に食わぬようだが、俺もお前を気ぬ喰わない、醜いのでな・・だが一つ分かったことがあるな」
俺は美しい笑みを浮かべ、
「美しいとは罪なことだ」
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