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序章 何だこの変人

 僕の名前は水瀬駆(みなせかける)。22歳だ。

 いちおう大学に行ってる。なんだっけ。東京大学とかいうところ。

 でも、あまり大学には行かない。もうひとつ、大事な仕事があるから。


 その仕事っていうのは、いわゆるスパイ活動!あっ、言っちゃった!(あとで長嶋さんに怒られちゃうよ)

 まあいいや。言っちゃったことは仕方ないから、全部ぶちまけちゃえ!

 たしか首相官邸直属の「国家危機対策部第六課」通称、日本のMI6に所属してるんだ!いいでしょ!

 たしか18のときからこの活動をやってる。今年で四年目。来年には五年目として「後輩育成教員」にならなきゃいけないはずなんだけど、免除された。やった!(だってつまんないんだもん。あれ)


 そういえばそろそろ諜報活動に精を出すときかな。前回の諜報から一週間経ってるからね。

「タータタータタタタタタタタタータータタッタタタタタタタタタター」

 ほら、僕の専用モバイルフォンが呼び出し音を鳴らしてる。ちなみに呼び出し音は「ウィリアム・テル序曲」の「スイス独立軍の行進」なんだ。

 じゃ、行かなきゃ。え?君もついてくる?うーん、じゃ、良いよ!どうせそこまで重要な仕事じゃないだろうし、そこの原チャリの後ろに乗って!じゃあ、お決まりのセリフを。

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