私のなろうの楽しみ方
更新はされているが、感想もPVも無い作品を好んで読む。
また、全く誰からも共感できないような、ただ個人的感情を書きなぐっただけの文章も大好きである。
共感が持てない作品を読み進めていくと苦痛である。
登場人物が、私とかけ離れた常識で動いていく。
世界が、作者の極めて都合が良いように歪んでいく。
そこで、私の楽しみ方だが、
どうして作者がこの様な文章を書くのだろうと想像する。
作者の年齢は? 生い立ちはどうだろう? 学生だろうか、であればどの位の年齢か? 大学生? 高校生? もしかしたらもっと下かもしれない。いや、浪人生で鬱屈した感情を抱え込んでいるのか、今の子は案外悠々自適にモラトリアムを楽しんでいるのかも? 社会人であるならば、職業は? 自由人なのか? なぜこのような感性を得たんだろうとか。時期的に、今はあれが流行っているからこうなったのかなぁ、投稿時間から察するに、色々な人に見られたいのか、とか。
これは商業の、多数の手が加わった小説ではできない楽しみ方だ。
基本的になろうは、作者が一次情報であるし、また商業では発行されるまでのタイムラグがあるが、ここは、リアルタイムである。
全く取り繕っていない、何の後ろ盾もない素人の感情に任せた文章が、情報の塊が、毎日上がってくる。
現実世界で、こんなに多種多様な人間と対話できる機会、今は無い。
なぜそうなる? と考え尽くすのは楽しい。
どんな文章も意外なところで実は、人の感情を揺さぶっているものです。




