第3話 最初の授業
おはようございます。
校門のとこに先生がいる。
茶ばつミニスカは取り締まりの対象になる。
頭がいい学校でないぶん校則にはうるさいのだ。
服装の乱れは心の乱れとか言っている。
わたしもミニスカートのほうがかっこいいと思ってるが。
上級生に生意気だと思われるのは怖いのでそんなことはしない。
教室につくとあれ英語の教科書がない。
昨日寝る前に見てたから忘れたかどうしよう。
柳沢さんが来てあれだけもってかえることのデメリット説明したのに持って帰るから。
さくら「わたしが見せてあげる」
わたし「でも机離れてるよ」。
さくら「あんたの隣の久我さんに席交代してもらうの」。
「ね久我さんいいでしょ」。
わたし「先生の手前席交換するのまずいよ」。
久我「私が見せてあげれば済むことでしょ」
さくら「ち。優の隣の席がよかったのに」。
わたし「もう二人とも私のためにケンカしないで」。
久我「わたしも少しむっとしたけどいいわ」
「優さんは優しいのね」
「優さん友達になりましょう」
「久我さんでなくて由美て呼んでね」
さくら「わたしも友達になりたい」
由美「いいわよ。仲直りしましょう」
英語の吉田先生が入ってくる。
担任の吉田さつきだから自己紹介はいいわね。
吉田「英語は少し小学校でやりましたか」。
「今は小学校の授業で音になれるとかリズム感覚で導入みたいな感じでやるみたいですね」。
「中学からはやってる人ももういると思いますがアルファベットの練習から」。
「読み書きができるまでがんばってもらいます」。
「今日はまあ導入ということで世界の挨拶を覚えたいと思います」。
「フランス語ではボンジュール」
「韓国語ではアニュハセヨ」
「イタリア語ではボンジョルノ」
「英語ではハロー」
「みんなで声に出してみよう」。
「リピートアフターミー」
「残り時間はアルファベットの練習してください」。
「今度小文字まで全部かけるかテストします」。
わたし「結局あまり教科書使わなかったね」。
「小文字全部かけるかまだ自信ないから教科書見れて助かったわよ」。
「サンキュー由美」。
そのあとの授業もウオーミングアップて感じで遊びみたいな授業多かった。
わたし「この学校ミッションスクールなんだ」。
「教会がある」。
由実「道徳の授業にかえて聖書の朗読とかするらしいよ」。
教会の前の中庭のベンチでお昼を食べる。
給食てものがなくてみんなお弁当持参だ。
さくら「由美機嫌直してよ」。
「ウインナーあげるからさ」。
由美「私怒ってないよ」。
「ただすかないだけ」。
さくら「そんなこと言って3人とも友達でしょ」。
二人とも気が強いから気が合わないのだ。
出会い方が出会い方だけに。
由美「しょうがないな頂戴」。
ウインナーをぱくつく由美。
「おいしい」。
「由美は自分で作ってきたというサンドイッチだからおかずが食べれてうれしいのだ」。
「さくら自分でお弁当つくったの?」
「上手だね」。
さくら「わたし調理部にはいろうかと」。
由美「いいかもね」。
由美「あー部活どこか所属しないといけないのかどうしよう」。
わたし「食べ終わったら教会見学してみない」。
「わーすごいステンドグラス」。
「いかにも教会って感じ」。
さくら「こんな教会で結婚してみたいわ」。
わたし「さくらて男ぽいとこもあればそんな面もあるのね」。
さくら「どこが男っぽいよ」。
「まてー」。わたしは追っかけまわされた。
放課後になるとさくらが「一緒に帰ろうという」。
わたし「今日部活見学するんだ」。
「友達と約束しててごめん。今度埋め合わせするから」。
さくら「わたしも由美誘って調理部見学するかな」。
愛実「おまたせ優ちゃん」
わたし「どこ見ようか。女の子らしいことしたいから茶道部かな」
愛実「私も興味あるかも」
先輩がお茶をたててくれた。
どうていわれた。
わたし「苦いですね和菓子がほしいかも」。
あははてわらわれた。
わたし「楽しそうだね」。
「入れるなら入りたいな」。
「一応ほかも見てから」。
郷土史研究部
わたし歴史好きだから。
地図があってこの辺の古墳とか江戸時代の農具とか見つけた場所がさしてあって写真が張り付けてある。
わたし「ここもおもしろそうだけど」。
「やっぱり茶道部かな」。
「愛実はどうする?」
愛実「わたしは一緒がいいから茶道部でいいよ」。
「和菓子もあればでるていってたし」。
わたし「そこかやっぱ考えが女の子だね」。
「甘いもの好き」。
「じゃあ入部届顧問の先生に出してくる」。
「国語担当の来島道子先生か」。
「職員室いってこよう」。
「二人で行けば怖くない」。
「失礼します」。
「茶道部見学したら入部したくなりました」。
「よろしくお願いします」。
来島「活動日には用がなければ出るように」。
「あまりサボると強制退部になりますので」。
わたし「愛実ちゃん家どこ一緒に帰ろう」。
愛実「みどり台」。
わたし「どこそれ」.
愛実「稲毛の少し先」。
「逆方向か仕方ないまたね」。
駅のホームで待ってると。
さくらが来た。
さくら「由美を巻き込んで調理部入ることに決めたよ」。
「あんたは?」
「茶道部」。
由美「茶道部か。一緒に入ればよかったかな」。
愛実とは内緒話したいので正直さくらと同じ部活はやばいとおもってた。
由美「もう入部届だしちゃったしやむおえないか」。
わたし「好きなとこ入るのが一番よ」。
「由美家こっちなの?」
由美「西船橋」
わたし「おお一緒に帰れるね」。