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祈唄  作者:
第1章:出会い
7/71

7.唄と思い

 淡い月明かりの下、 2人で手をつないだ。

 君の手の温もりがボクの心を温める。

 だけど君にボクの温もりは届かない。

 君の眼差しの先にいるのは誰?

 言葉に出来ない分だけ寂しさがつのる。

 寂しさの分だけ愛しさがつのる。

 そんな君とボクを月は優しく照らしてる。

 ボクたちの心を温めるように。

 ボクも君にとってそんな存在でありたいよ


 ユウが最後まで唄うと周りから拍手が響く。


 「ありがとう」


 それから馴染みの子達と話し、ギターを抱えて家路に着く。ユウがここで唄い始めたのは玲と暮らし始めてすぐのことだ。昔から唄うのが好きで中学生になってから地元で唄うようになった。 両親を亡くしてからは余裕がなくて唄うのを止めた。でも玲と暮らし始めてからまた唄い始めた。息抜きに近いのかもしれない。唄うことで自分の中にある何かが静まる気がするから。プロになろうとかそういうのでもない。それになれるとは思わないし。


 「ユウ」


 自分を呼ぶ声がする。

 優しさを込めたその声。他の人にも向けて欲しいと思う同時に自分だけに聞かせて欲しいと願う。

 矛盾した思い。


 「お待たせ」


 迎えに来てくれた玲の手を取り2人で帰る。

 代わりでもいいよ、君の心が温まるなら。


 「いつもありがとう」


 そう言うと玲の目元が優しく和む。自分だけが見れる玲の顔。彼がいると優しくなれる、でも自分の心に醜い思いが湧き上がってもくる。


 これは何?

 この心に湧き上がるこの思いの正体は何?

 わたしは、玲の家族。玲はわたしの家族。

 それでいい。

 それがいい。

 でも?

ポエムの時間がやってきました。

詩の部分は、さらっと流してくださいな

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