23.疎外感
昨日、22話をアップ直後から40分くらいまでの間に読んでくださった方へ。
会話に矛盾点があり、耐えきれずに削除して再投稿しました。
ごめんなさいm(_ _)m
ファミレスに着き、とりあえずドリンクだけ頼み、優一の到着を待つことにする。
杏奈はというと、あれからずっとユウにぴったりくっついたままだ。
(昔の玩具でこんなのあったよね、確か)
しばらくボーっとしてると呼び出した人物が現れる。
ヒラヒラと手を振ると眉間のシワがさらに深くなる。
(あはは、機嫌悪そう)
「ごめんね、寝てた?」
「ちょうどな。時間考えろ」
「ごめん、ごめん。ほら夜明かしするのはいいけど女二人だけだと危険だし」
「お前の部屋に連れ帰ればいいだろうが」
「さすがに若い男がいる部屋に連れ帰れません」
「はっ? お前、男と住んでの?」
優一の呆れたような顔を見てユウは、ちょっとムッとする。
「変な風に取らないでよ。後見人がちょっと若いだけです」
(玲のこと知らないくせにそんな顔しないでよね)
ユウがムカムカして黙ると優一は、隣の杏奈に視線を移していた。
杏奈を見つめる顔にはさっきユウに向けたのとは全然違う心配気な顔をしている。
「俺、一人暮らしだから、今日だけ泊めてやる。さすがに白木一人はまずいからユウも一緒に来い」
その提案に杏奈は、おずおずと優一に問い返す。
「………いいの? 優君?」
「いいよ。でも落ち着いたらちゃんと理由を話せよ」
(何よ、このあからさまな態度の違いは)
自分がした一連の行動を棚に上げてユウは、いじけた。
「いいよな?」
優一は、ユウに念を押す。
「オッケー」
優一は、そんなユウには気づいてもいない。
「私、家に電話してくる」
ユウは、席を立ち入口の方へ行く。その時、チラッと後ろを振り返ると何か二人で話している。
(何かムカつく。のけ者気分だ)
電話しよ。
「あっ、玲?」
「あら、ユウちゃん? ちょっと待ってね。玲?」
(………あの人だ。さらにムカつく)
「ユウ?」
「今日、友達の家に泊まるから」
「分かった。気をつけろよ」
「うん。じゃあ」
ユウは、電話を切りその場に座り込む。
詮索されないのも寂しいな。
(もっと詮索されたいし、したい。でも仮の家族にその権利なんかない。でも……)
「私はあの人といる玲はイヤだ」




