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エリナはユランを冒険者登録をしてパーティーを組む。

この作品を選んで、お読で頂き、ありがとうございます。

この物語はフェイクションです。


物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 翌朝を迎えてエリナが目を覚ますとユランを起こしてからフランナも起こすと、エリンがパーティー名をどうするかを話し合う。


「お早う、ユラン」


「お早うございます。エリナ様」


「私ね、大事な事を忘れていたわ、パーティー名を考えてなかっの、ユランは何か良いパーティー名をがあるかしら」


「そんな急に言われても何もありませんよ」


「ねぇ、フランナ起きて頂だい」


「ふ~ん、な~にエリナ朝から何かあったの」


「フランナ、お早う、今日ねユランとパーティーを組むんだけど、何か良いパーティー名がないか一緒に考えてくれない」


「お早う、う~ん、パーティー名か、そうね、女の子だけのパーティーだから何かの花の名にちなんだ感じで良いじゃないの」


「う~ん、ただね、将来的には婚約者のアランも入るかもしれないから、あまり女の子らしい名はどうかと思うけど」


「あ~、その可能性もあるのね、なら従魔にちなんで白狼団とか白狼隊とかフェンリルズとかはどうかな」


「あの白狼の刃とかどうでしょうか」


ユランが閃いて提案する。


「白狼の刃!うん、カッコウ良いかも、それにしましょう、リーダーはユランで決まりね」


「え~、私がリーダーなんですか、エリナ様じゃないんですか~」


「だって、私はまだ暫定と云うか仮の冒険者だもの、ちゃんとした冒険者であるユランがリーダーになるのは当り前でしょう」


「うっ、それならエリナ様が正式な冒険者になるまでと云う事なら引き受けます」


「まぁ、アランが入る事になったら、アランに変えればいいわよ、正直私はあまり表に出たくないのよ、ただでさえ悪目立ちしているからね」


「そうようね、色んな意味でエリナは世間に注目されているものね」


フランナがしみじみとエリナを見て言う。


 その後エリナはユランとハクランとコランと共に冒険者ギルドへ行き、ユランを正式な冒険者に登録すると、Dランクの冒険者証が貰えた。


 パーティー登録もパーティー名を白狼の刃としてリーダーをユランで登録する事が出来て、エリナはついに念願の一つが叶った。


「やったー!これでDランクの依頼が受けられるわね、早速掲示板を見にいきましょう」


「はい」


エリナとユランは直ぐに掲示板を見にいく。


「う~ん、常時依頼の食肉用にオークを5体の討伐か、まぁ、これでいいかな実績を作らなきゃいけないものね」


オークの亡骸はエリナの異空間収納に沢山既に収納されていたけど、パーティーの実績を作る為に受ける事にした。


 Dランクの依頼だとせいぜいオークの魔物までの討伐しかなく、後は他のパーティーと組んで商会か行商の護衛依頼を受けて行くしかなかった。


「護衛依頼は伯爵が遠出する時に指名して貰おうかしらね、他所の護衛依頼は受けると伯爵に心配かけるものね」


エリナは今の段階では保護者の伯爵と保証人のギルマスのボウガンに心配させて迷惑をかけられないと思い自重するしかなかった。


 ユランに常時依頼の食肉用のオーク5体の討伐の依頼を受ける手続きをして貰い、直ぐに森へ行くために冒険者ギルドを出る。


 エリナ達は森の中でオークの討伐を3体終えたところで、森の奥から他の若い冒険者パーティーの連中が目の前を走り去っていた。


「う~ん、何だろうね、何から逃げている様だけど」


「そうですね、って、あれは蜘蛛の魔物ですね、大きいですよ」


「あっ、キラースパイダーって、鑑定に出ているわね、ハクラン、コラン彼奴の頭をエアー弾で潰してくれる」


「任せて」


「うん、任せて」


ハクランとコランはキラースパイダーの頭に狙いを定めて、口からエアー弾を放ち、近寄ってくるキラースパイダーの頭に命中させて絶命させた。


「まったく、さっきの連中はどこまで森の奥まで行ったのかしら、こんな魔物はそうと奥まで行かなきゃ遭わないわよね」


エリナは走り去った冒険者達に文句を言いつつ、キラースパイダーの亡骸を異空間収納に仕舞う。


 それからエリナ達は常時依頼のオーク5体の討伐を完了して冒険者ギルドへ戻ると、さっき目の前を走り去った冒険者達が受付カウンターの前でギルマスのボウガンに説教されていた。


「ゲッ、何であんな所にギルマスが居るのよ」


「オッ、嬢ちゃん戻って来たか、こいつらが連れ込んだキラースパイダーに出くわしたんだろう、どうしたんだ」


「はい、ハクランとコランに頼んで討伐しましたけど」


「そうか、ちゃんと解体場へ出して置くんだぞ、お前らはこんな嬢ちゃんに尻拭いさせたんだぞ分かってんのか、罰としてやお前らはCランクからDランクへ降格だ良いな」


「うっ、はい、分かりました。迷惑おかけしてすいませんでした」


「ヨッシ、冒険者証を全員出しな」


ギルマスのボウガンはキラースパイダーを街の近くの森まで連れて来てしまった冒険者パーティーのメンバーに対して罰として降格処分を決めた。


 それからギルマスのボウガンはパーティーメンバー全員の冒険者証を回収して受付カウンターの受付嬢に預ける。


「ところで嬢ちゃん、何時の間にパーティー登録したんだ。そういう事は保証人の俺に報告すべきじゃないのかな」


「うっ、すいません。気が回りませんでした」


「嘘を吐くな、最初から知らせる気がなかったんだろう、惚けたって分かるんだぞ、罰としてこれからは週一で俺の所へ顔を出すように良いな」


「えっ、そんな~」


「いいな、もし破ったら冒険者証を没収するからな」


「はぁ~、は~い、分かりました」


エリナはいやいや返事をすると、そんなエリナを見てギルマスはニヤと笑って執務室へ戻る。


 エリナはそれからユランと共に解体場へ行き、受付で常時依頼のオーク5体とキラースパイダーの亡骸を申告して、異空間収納から出して空いたスペースに置く。


「相変わらず良い状態だな、しかしこのキラースパイダーもデカいな、頭を潰して絶命させたのか、これまた良い値が付きそうだな、時間が掛かりそうだから酒場で飲み物でも飲んで待っててくれるか」


解体場の担当責任者のトーマスがエリナ達を褒める。


「はーい、お願いしますね、トーマスさん」


「あぁ、任せな」


エリナがトーマスに手を振って酒場へ行こうとすると、トーマスも軽く手を振るとキラースパイダーの亡骸の方へ向かう。


「はぁ~、今日はツイテないわね、まさかギルマスと出くわすとわね」


エリナ達は酒場で果実水を頼み、配膳されてきた果実水をエリナが一口飲んでボヤく。


「そうですねね、やはりギルマスには事前に知らせておいた方が良かったですね」


ユランがギルマスに知らせなかった事を後悔する。


「まぁ、上手くいけば誤魔かせると思った。私が愚かだったわ」


「エリナ様、完全にギルマスに見透かされていましたね」


ハクランが念話でエリナに告げる。


「はぁ~、そうね、なにげに私の性格を把握されているわね、気を付けなくちゃ、あ~私も早く12歳になりたいわ」


エリナは果実水を飲んでからテーブルに肘をついて愚痴るとギルド内を見回す。


 第二受付カウンターの方を見ると兎の耳の女性と猫耳の女性と男性の三人組のパーティーが受付カウンターの前で並んで会話しているのが見えた。


「あれ、獣人の女の人がいるわね、この街では珍しいけど公爵領から来た冒険者パーティーなのかな」


エリナは獣人の女の人がいたので思わず見入る。


「そうですね、護衛の仕事でこの街に来たのでしょうか」


ユランも感心をもって見つめる。


 しばらく見ていると順番が来て男性が依頼完了書を受付嬢に渡して、報酬を受け取ると酒場の方へやって来て、兎の耳の女の人がユランを見て近寄ってきた。


「まぁ、獣人の子がこんな所に居るなんで珍しいわね、冒険者なの」


兎人族の女の人が微笑みながらユランに話しかける。


「あっ、はい、そうですけど」


ユランは話しかけられて慌てて返事を返す。


「まさか、この街で冒険者をしているの」


「そうです。主はこちらのエリナ様ですけど」


「おい、レイズ邪魔しちゃダメだよ」


「えっ、だって珍しいでしょう、他の街で獣人の女の子が居るのよ興味が湧くじゃない」


「あれ、今エリナ様って言ったか、まさか公爵様の所の令嬢かい」


「そうだけど、それが」


「うん、そうか、五歳で二体の白狼の従魔を従えてスタンピートを食い止めた凄く優秀な冒険者だと公爵領の冒険者の間でも有名だからね」


「えっ、そうなの、あまり有名になりたくないのに」


「いや、公爵領の冒険者ギルド内でも噂にはなっていたけど、公爵様が冒険者を見かける度に激励してくれるだけどね、その時に自慢気に孫のエリナがと話してくれるんだよね」


「うわ~、お爺様は何て事をしてくれているんですか」


エリナは頭を抱えてぼやく。


「アハハ、よっぼと嬉しかっただろうね、孫が活躍した事がね、自慢の孫じゃと言っていたからね」


「そうよね、それに可愛いし自慢したくなる気持ちも分かるわ」


猫人族の女の人がエリナを見て感想を言う。


「あっ、俺達のパーティー名はジュランズだよ、リーダーのジュランと妻のレイズとヤエンだ。よろしくな」


「あっ、私達は白狼の刃です。リーダーはユランで私はエリナです。よろしくね」


「うふふ、せっかくだから相席してもいいかしら、ユランちゃんともっとお話がしたいだけど」


兎人族のレイズがユランに興味をもって、エリナに相席を望んだ。


「それなら、どうぞ」


エリナも他のパーティーの話を聞きたかったので、ジュランズのメンバーとの相席を認める。


「そうかい、それは光栄だね、相席させて貰うよ」


リーダーのジュランも笑顔で相席させて貰った。


 エリナは相席したジュランズの結成から今までのパーティーの実績などの話を色々聞かせて貰い、意外と楽しい時間を過ごせた。


 よくある話と言えばそうであるけど、ジュランは同じパーティーの中に恋人がいて裏切られてパーティーから追い出された。


 それから自棄やけになって酒場で飲んでいると獣人の女性を連れた冒険者に話しかけられて同じ境遇だった事で意気投合して、その冒険者が獣人の女性の奴隷を買う事を勧められたそうです。


 ジュランが公爵領へ行ってなけなしの金で最初に買ったのが兎人族のレイズで、レイズは優秀な弓術師で槍術も扱える優秀に獣人であった。


 ジュランはレイズと共に魔物の討伐依頼を受けてから効率良く稼げる様になり、一緒に過ごしているうちに次第に愛するようになり孕んでしまい流産するのを懸念して休ませて、次に猫人族のヤエンを買ったそうです。


 ジュラン曰く、獣人の女性は戦闘力も優秀でちかも従順で愛らしいので、一緒に居て癒されるのでパーティーを組むのに最高だと言っていた。


 因みにジュランにはもう一人魔術師で孤人族のアンナが居て、今妊娠中で拠点の家で子供達と留守番していると云う事である。


 ジュランはレイズを買う時に孕ませると奴隷紋を解呪して正式な妻にさせる契約をしていたので、正式な妻にしたいのとパーティーをちゃんとレイズと組みたいと思ったので孕ませたと言っている。


 まぁ、エリナから見ても動機はともあれ確かにレイズは美人でナイスバディな身体つきなのと性格も明るく世話好きのようなので、妻にしたいと思う気持ちは何となく理解できた。

お読み頂きありがとうございます。

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