あれから数年後
異端の救済者を終えて数年経ち今は十四歳になり今は疾風の大剣をできるように訓練している。
「魔術回路起動、完全同調により魔術増幅! 術式言語疾風闘術!」
詠唱している時に風が集まり出し右腕に纏わるがさらにその先に想像してさらに詠唱する。
「術式言語能力疾風の大剣!」
詠唱し終えると風が集まり刀身が鋭い上に太い剣が作り出され一振りすると風の刃が飛び出され遠くに置いてある木像に当たり薪と同じ事になったときに月が俺に近づいてくる。
「兄さんもうそろそろ授業が始まるから急ごう」
「そうだな」
月に言われ育成所に向かい途中でシスターの話し声が聞こえた。
『あの子達もう大きくなったわね』
『そうね、特に銀髪の女の子は他の女の子と違って物凄いべっぴんさんね』
『確かに他の子達が凄そうな目で見ているのね』
『確かにそうだけど確かアーサー君は他の魔法使いだとファンクラブと言うものが出来ているらしいわ』
『そうなの? 最近の子は発育や成長が凄いわね』
『確かにそうだけどその分ご飯が掛かるけど私たちも頑張らないとね』
『そうね』
シスターの話通り最近背が高くなって体がたくましくなり月は身長が高いが俺と比べると少し低く髪が腰まで届いてほかの女子よりスタイルがよくなっていたが少し気になる事があった。
後は教室に入り勉強し終えた後に食堂に向かう途中で翔とアーサーに出会う。
翔は身長が高くなって少しインテリ風になってアーサーは顔がかなり整って子供ころで思った事が当たっていて自分の目が狂いはないと思いながら一緒に食堂に向かいながら話す。
「翔お前確か対人格闘術をけていたけど大丈夫なのか?」
「少し苦戦したけど皆と付いて行けるようになったよ。それにアーサー君はあのヒゲ教官の正拳突きを受け流したよ」
「凄いね、アーサーさん」
「それ程でもないよ」
少し会話をして食堂に入ると月が一人の男に声を掛けられた。
「なぁ、そこの君」
「私?」
「そう君だよ」
その男は赤と黒が混ざったフードを被った青髪の青年が月に近づくとそのまま手を掴みキスをする。
「僕の名前はロバートでこんな美しい子は初めてだ、一緒に食事でもどうだい?」
「はい?」
「ファッ!?」
この男が言っている事があまりの分からなかに月は首を傾げて俺は思わず叫び翔とアーサーは少し呆れた目で見ているがとにかくこいつの言っている事が理解できず突き放しすと男が少し睨んできたが元に優しい目つきに戻り俺を見て言ってくる。
「君は確か紅魔響じゃないか」
「知っているのか?」
「知っているともなぜなら魔物を全滅するという間抜けって知られているからね」
「何だと!」
自分の思いをバカにされてナンパ野郎に突っかかる。
「如何言う意味だ!」
「如何言う意味なのはトウキョウ王国が出来ていてから今一度も下級都市区の奥に行けない上に奪還を試しているが一度も成功して無いから無理だと言うよ!」
「やってみないと分からないだろ! ブロード!」
「まだいうのかこの脳神経幼稚が! あと僕の名前はロバートだ!」
何もせずに無理だというやつにあのチンピラどもに重なり喧嘩沙汰になり思わずバレットの腕を掴んでそのまま投げてしまい叩き付ける音が食堂内に響いてしまいヒゲ教官がこの音を聞こえてしまい来てしまった。
「誰だ! 騒ぎを起こしたバカは!」
誰も我関与せずと知らぬふりをしていたが月が手を挙げる。
「紅魔月何か知っているのか?」
「はい! これは物が落ちた音です!」
「そんな音がしたのか!?」
「はい! そんな音がしました」
「そうかならばいいが――」
何とか危機を回避したのかと思うとヒゲ教官が持っている鞭を振るい地面に叩きつけると俺達を睨み辺り睨むと口を開く。
「お前たちは俺の奴隷だと肝に銘じろ、さもなければお前たちを問題児だとお上に説明するからな」
そう言うとヒゲ教官が立ち去るとガジェットが俺に近づき質問する。
「そもそもお前は子供がどうやったら出来るか知っているか」
「そんなの簡単だ、コウノトリに運ばれてくるだろ?」
『「ブフォ!?」』
質問に答えると食事している人と翔達が吹き出しロッドが驚いた顔で俺の肩を掴み聞いてくる。
「お前その答えマジ?」
「マジだがそれがなんだ?」
そう言うと食堂内に重苦しい空気が流れて少し経つとバターが俺の肩を掴み哀れの目を見てくる。
「お前さすがに無いだろ」
「何だよその目!」
物凄くイラついて殴ろうとするが翔とアーサーに止められてしまった。
「何で止めるんだよ!」
「落ち着いて! 教官に叱れるしそれはしょうがないから!」
「何でお前らまでクロックの事をかばうのかよ!」
「だから僕の名前はロバートだと言っているだろ!」
その後は他の人に押さえられてこの話がうやむやになり自部屋で横になり少しロングに言われた事を思い出イラつきが出てしまい散歩しようとしたらリブロムに止められてしまう。
「お前そんなにイラついて何が起きたんだ?」
「リブロム、実はかくかくしかじか」
さっき起きた事を伝えるとリブロムが遠い目で呟く。
「そんなもん信じるのは子供だけかと思っていたがまさかこの年で信じているかと思ったぜ」
「何か言ったか?」
「それよりもお前確か明日疾風闘術の内疾風隠れのテストでまだできて無いだろ?」
「確かにそうだけどバケットは確か一番得意能力だからな」
「誰だよそれ?」
「教えてもらうにもさっきのせいで教えてくれなさそうだしな」
さっきの騒ぎを思い返すと少し後悔したが頭の電球が点いた様な感覚が走るとリブロムを開いてページを飛ばすとグリムの章を見つけリブロムが注意する。
「久々だがこれでいいのか?」
「これを読み終えれば魔物の秘密を読み明かせるし疾風隠れのコツを知れるから行くぜ」
そう言うとリブロムは久しぶりそうに詠唱する。
「我が物語の開演!」
詠唱し終えると辺りが光り出す。
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