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憤怒の魔法使いの記憶
俺俺の名は紅魔響。
俺はいま守護壁の上にいる。
「俺もついに魔物を狩る側になれたか」
一人で呟いていると昔の記憶が脳裏に過ぎり少し頭を軽く振り今はだれも住んでいない立ち入り禁止区を見る。
その場所は小さいが魔物が大量に、はこびより兵士はともかく魔法使いでも苦戦を強いられそうが一つの思いがある限り俺はくじけたりはしない。
「待ってくれよ、母さん」
こんな俺を育てくれた母にお礼を言うがもうこの世にいない。
「必ず魔物共を駆逐して上げるからな」
あの日のことがまだ脳に切り刻まれている。
あの忌々しい日をそして俺が魔法使いになると誓った日の事を。
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