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第2部_4章_195話_厄介事 3

「あ〜、なるほど、一時的な竜脈を作って、ここから主が微精霊を呼び寄せる、と!」

「我々が作った竜脈では定着は難しいですが、微精霊を呼び寄せる程度のものであれば」

「ほうほう、さすが精霊王の深き知見よ。その方法をとれば主がこの大陸の新たな精霊王を生み出せるというわけじゃな? ようやくこの地にも竜脈の管理者ができるというわけか……永かったのう」


ジオールとウィオラ、そしてミラネーロが魔導騎士隊(ミセリコルディア)から提出されたドラッケリュッヘン大陸の詳細地図を見ながらふむふむと顔を突き合わせている。


現在、これとは別の調査が進行中なのだ。


ワイバーンの王、バーンが把握している「微精霊がいっぱいいる場所」について、本当は地図上で示してもらいたかったんだけど、そのへん急に爬虫類。

バーンは地図の概念そのものがまったく理解できなかった。


あんな知的な喋りするのになんで?と思ったけど、どうやら目の構造が違ってて、2次元の図形を認識できないというまさかの事実が判明。そんなことある?

まあ前世ではトカゲと喋ったことないし、種族ごとに見えてるものに違いがあるなんて想像もしてなかった。


立体映像を魔法で作り出していちいちヒアリングってこともできるけど、それだと俺がつきっきりになっちゃうからダメってことになった。


というわけで魔導騎士隊(ミセリコルディア)とガノと冒険者3人組、そしてバーンのメンバーで現在ドラッケリュッヘン大陸を駆け回っている。


バーンのいう「微精霊がいっぱいいる場所」に連れて行ってもらい、冒険者たちが付近を探索して状況を確認し、そしてガノが地図に記入していくという、とっても泥臭い方法。

まあトリューがあるだけいいけど、地道な作業なのであーる。


「ガノたちが出発して3日かあ。そろそろ戻ってくるかな?」


「ケイトッ!」

「ケイト、聞いて!」


バーン!とバーンじゃない少女2人がドアを勢いよく開けて執務室に飛び込んできた。


「どうしたの!?」


「この、この街、最高級のフラジール綿花のコットンを! ひどく低い技術で加工して麻袋のように使ってるのよ! 信じられない! 手間を掛ければセーリクス《シルク》に勝るとも劣らない織物ができるっていうのに!!」

「この街の方々が普通に食している『カライモ』、帝国のものと似てますけど全然味わいが違うのですわ! ネットリしていて甘みが強くて、これは芋でありながらフルーツと言ってもいいと思いますの!」


えーと。おっけ。


「それはたいへんですね! さっそくどちらも産業化できないか、フォーゲル商会に相談しましょう!」


「それとねケイト、まだあるの! この大陸には小型の(カッツェ)がいて、ごく少数ですけれど獣魔化に成功している方がいらっしゃるそうよ!」

「この大陸の(カッツェ)は顔にウロコもトゲもなくて、美しくて賢いそうよ!」


おっと、この世界でもちゃんとネコチャンいるのか。

帝国……というかクリスタロス大陸にいなかっただけなのね。


「ペットにしたいんですか?」


「まさか! そんな恐ろしいこと望みはしないわ」

「ただね、ちょっとだけ……見てみたいなあと思ってますの。ダメかしら?」


先のコットンとお芋の件はフォーゲル商会に任せておけばいいとして。

ネコチャンのほうは……。


「ギンコ」


「……お呼びでしょうか」


ちょっと間があって部屋の物陰からフルアーマー姿のヒト型ギンコが現れた。

そこの物陰でヒト型になってくれてたっぽい。


「この大陸にはこがたの(カッツェ)がいるそうだけど」

「……ええ、存じております。バステと呼ばれる種で比較的おとなしい魔獣ですが……従魔にするには選り好みの激しい気性です」


この世界の「従魔」はゲームやファンタジーの世界のように何らか呪文を唱えたら獣魔契約が成されて……なんて簡単なもんじゃないのは知ってる。

さらにネコといえば気まぐれの権化みたいな存在だ、そりゃあ従魔にするには相性が重要だろうね。


「見るだけでいいみたい」

「では呼び寄せましょう」


「それって野生の個体だよね?」

「いえ、王を」


「「「おう」」」


俺とマリーとフランの声が被った。


「実のところ、主にお目通りを願う獣王は多く列をなしているような状況です」

「えっ……ほかにどんな王がいるの」


ネコの王ナラシンハだけでなく、ウマの王スレイプニル、サルの王カクエン、蹄の王アピス、翼の王カルラ、皮翼の王ワウケオン、海獣の王レヴィアタン、クジラの王ケートス……などなど盛り沢山。


ウマは蹄じゃないんかい、とかクジラは海獣に含まれないのかい、とか色々言いたいことはあるけど要は人間社会の王と同じ。王を擁立した集団……人間の場合だとほとんどが土地に由来するけど、種族や見た目などのおおきな「くくり」によってまとめられてるので結構ライン引きが曖昧みたい。

本人たちにはれっきとした基準があるのかもしれないけど、とりあえず俺にはわからん。


ウマの王スレイプニルの眷属にはハルプドゥッツェントが含まれるが、四本脚のウマは含まれないとか。

翼の王カルラとは言われてるけどそこで言われる「翼」はほとんど猛禽類だけを指していて、小鳥なんかは別の王を立ててたりとか。


いろいろ獣世界でも勢力図が複雑らしいです。

うん、ノータッチで。


ギンコの言う通り、俺が興味示したらその都度会うか会わないか決めるのがいいと思う。

なにせ公爵子息時代から俺に会いたがる人物というのは常にいる。

行列ができる公爵子息。いや、貴族には基本よっぽどぼんくらじゃない限り行列ができるもんだ。俺の方は用がなくても俺に用があるヒトはいっぱいいるってこと。


(カッツェ)の王に会おうか」

「承知しました。あれは魔法が得意です、おそらく呼べば転移してくるでしょうからすぐにでもお会いできますが、お時間のご指定はございますか?」


マリーとフランをチラリと見ると、目を輝かせている。


「いつでもいいみたい」

「御意」


ギンコはサッと頭を下げると、尻尾をフワリとなびかせて部屋を出ていった。


……どんな王だろうね、と3人で軽く雑談している間に、再びギンコが戻ってきて「参上したようなので謁見室へお越しください」と教えてくれた。


はやすぎないか?


でもネコチャンキング楽しみ。


3人で謁見室へ向かうと、そこには金色のネコチャンが……いや、これは……トラ!

ライオンっぽい色で縞模様はないけど、タテガミないし、顔周りの毛はふさふさだし、尻尾は長くてぶっとい。サイズも多分、地球にいるトラと同じくらいだと思う。

この世界にしては確かに小さいかもしれないけど、間違いなく猛獣。


「キミが(カッツェ)の王?」


たしかギンコの話ではナラシンハという名前だった気がする。


縞模様のない金色のトラは尻尾をゆったりと揺らして目を細め、大きな身体に見合わないカワイイ声で「ナ〜ン」と鳴いた。


あれ、喋れない系?


チラリとギンコを見るとすっごい嫌そうな表情でトラを見てる。

たしか(カッツェ)とゲーレは仲悪いんだっけ。


「ンナ〜」


「かわいらしいですわ!」

「美しい毛並み!」


マリーとフランは大興奮。


「なでたい?」


「えっ!? いえ……さすがに」

「ケイト、それはさすがに危険よ。いくらあなたが神になるといっても……」


言葉の途中から、金色のトラはゴロリと寝転んで腹のふわっふわの被毛を見せつける。


「なでてもいいみたい」


俺が近づいても、金色のトラは腹を見せたまま。

獣にとって腹を見せるって最服従の姿勢じゃないっけ。


ちょい、とかがんで首元のもっふもふに手をずぶり。


「わあ、ふわふわ! ゲーレとはちがう手ざわり」


イヌ科とネコ科の毛の違いは知ってたつもりだったけど、トラでもふわふわなんだ!

いや、前世のトラとは違うんだろうけど!


「ケイト……だ、大丈夫なのですか……?」

「なんかすごいゴロゴロ聞こえるのはその子から?」


「そうみたい。おなまえは? (カッツェ)の王は喋れない系?」


「ンナゥ」


喋れない系ならギンコが通訳してくれるかなと思って顔を上げると、見たこともない顔してネコチャンキングことナラシンハを睨みつけるどころかちょっと牙でてる。

般若みたいに怖い顔。俺じゃなかったらチビッてるね!


「ギンコ、この子喋れないの?」

「主……ギギ」


ギンコがおかしい。


「ギンコ、だいじょうぶ!?」


とっさに駆け寄ってすがりつくと、ガバッと抱き上げられ、俺の腹に顔を埋めるように抱きしめられる。


「主……主! 性悪の(カッツェ)などより私めを撫でてくださいませ!」

「はいはい、僕のいちばんはギンコだから、おちついて」


「なにっ!? それは聞き捨てならぬ!」

「主よ、それは断じて受け入れられぬぞ!」


クロルとコガネがイヌの姿で現れると、さすがに(カッツェ)の王はシュタッと起き上がって警戒する。あ、四つ足は警戒するパターンかな?


「まあ……フラン、私たちの婚約者はおモテになるようよ」

「彼女たちは眷属なのでしょう? 仕方ないのではなくて?」


「ナ〜ン」


「あら、あなた……」

「ほんとうにキレイな毛並みね。撫でても……よろしいかしら?」


「ナオ〜」


あ、王がマリーとフランの前でゴロン。

なるほど、俺はもうゲーレたちが独占して入るスキがないから、伴侶のほうを落としにかかったか? ナラシンハ、やっぱりネコ。あざとい!かもしれない。


「ギンコ、マリーとフランが撫でてもだいじょうぶだよね?」

「あれはヒトに手を出したりしません。無類のヒト好きで気まぐれに誰かのペットになったり従魔になったりする、変わり者の王です」


だからいきなり腹見せか〜。

自分がかわいいことを知ってるかんじの行動、やっぱりネコっぽい。


マリーとフランは座り込んで大きなトラの胸元をモフッてる。


「まあ、なんて……」

「生きた(カッツェ)を撫でられるなんて、女学院の友達に自慢してもきっと誰も信じてくれませんわ」


トラは鼻先をマリーのドレスにすりつけたり、爪を引っ込ませた丸い前足でフランの手を抱きかかえたりしながら、気持ちよさそうに目を細めている。やはり、あざとい。

ギンコとの初対面は生まれたばかりの子犬だったから例外として、クロルやコガネも最初から腹を見せるようなことはなかったのにな。

この世界のネコって……スタンリーを治療するために生贄にしたファングキャット以来。


「ナラシンハはゲーレみたいに複数いるの?」

「いえ、ヤツは(カッツェ)のすべての種族から1体だけ現れる変異体です。かつての神々がナラシンハ、あるいはバステトと呼んでいたというだけで、ヒトからは好きに呼ばれているようです」


「主、主! 妾のことも撫でてたも!」

「妾もじゃ! いつもギンコばかりずるいぞ!」


メキメキとヒト型になったクロルとコガネがギンコの顔にしがみつくようになっていた俺にまとめて抱きついてくる。


「な、撫でるときはさ……獣型のほうがいいな」


今は抱き上げられてるせいでかなり高い位置にいるから3人の頭を撫でられるけど、普段は無理。


「フラン、私たちの婚約者が女に群がられてますわ」

「マリー、気にしてはダメよ。あれは眷属だから……まあ、面白くはありませんけど」


「ギンコ! クロルも、コガネも、獣型になって!」


俺が命令するとメキメキと姿を変えた。

たしかに伴侶から見たら随分オトナな女性とはいえ3人の美女にもみくちゃにされてたら面白くないだろう。反省しました! 俺は中身オトナなのでそういうとこちゃんと気をつけられます!


「ナラシンハもメスかな」

(カッツェ)の王は代々オスです」


「えっ」


ギンコの答えを聞いて改めてフランとマリーを見る。

オスの……あざとい系男子がマリーとフランに……。オスと聞いたらとたんにチャラく見えてきたぞ。おそろしや先入観。


うーん。


「ナラシンハ、おきて。喋れないの? 喋れないようだったら、風の加護で喋る魔法をあたえられるけど」


のそりと起き上がったトラは、ぱちぱちと目を瞬かせる。


「喋れますよ……帝国人はヒトの言葉を喋るととたんにヒト扱いしてくるから、喋れない設定でいたかったのになあ」


やっぱ喋れるんだ! チャラい! そしてあざとい!! さらに脱力系かよ!

マリーとフランは彼の言う通り、喋れるとわかるとサッと立ち上がった。

この世界では獣人という存在もいて、ヒトとの間に子をもうけることもできる。

獣だからといって不用意に触れていい存在ではないのだ。


「名前、ナラシンハでいい?」

「なんでもいいッス〜。主が名前をつけてくれたら嬉しいな♡ もちろんかわい子ちゃん2人がつけてくれても最高〜! 従魔になっちゃう☆」


「じゃあ……ナラシンハ、帝国にいるファングキャットをヒトを襲わないようにできたりする?」

「まさかあ! アイツらは理性も知性もないケダモノですよ〜? 大人しくさせたいなら殺すしかないッスね〜、主が望むなら絶滅するまで狩り尽くしてもいいですけどね〜。アイツらに限っては僕の眷属じゃないのでえ」


ここにも謎ルールが……(カッツェ)の王だけどファングキャットは眷属から除外。


「名前つけてないけど、僕って主なの?」

「ほぼ世界の主なんだからもー主でいいじゃないですかあ。別に僕はゲーレみたいに神候補に対して使命があるわけじゃないので、今は眷属にしてもらわなくても大丈夫で〜す。あ、でもホントのホントに白の玉座に座った後は、またご挨拶しないとッスねえ」


そういうもんなの……?


「ねえナラシンハ、キミよりもっと小さくて僕が抱っこできるような(カッツェ)はいないの?」

「え、主が抱っこ……? うーん、いるにはいるけど、僕じゃダメ?」


「ゲーレたちがやきもちやいちゃうから」

「めんどくせえヤツらだなあ。でも主に抱っこされるんだったら僕立候補したい〜!」


「もっと……位の低い、ゲーレたちがピリピリしなくていいくらいの小物がいいの。ペットにするつもりだから」

「ペット、ッスかあ。はあ、主のペットになりたかったな〜。うーん、でもそうなると、シュネーカッツェ、は主と同じくらいか……」


「あ、でもメインはマリーとフランに付く感じにしたい」

「ああ、なるほど。ペット兼・護衛ッスね! じゃあルナ・パンテーラの祖であるレイヨンシャーがいいかもしれないですね。子を差し出せる番がいないかきいておきますよ〜」


「え、子どもを奪うのはちょっと気が引ける」

「成体になるとあんま懐かないッスよ。できれば乳飲み子のころから引き取って可愛がったほうがいいんですけど……お嬢さんがたにはお世話は難しいッスかね」


「ケイト、大丈夫よ! 私たちは大丈夫!」

「親から引き離すのは可哀想だけど、大きくなって引き離すよりはいいのかも……悩ましいけれど、この子みたいな美しい(カッツェ)をそばに置けるのは嬉しいわ」


「レイヨンシャーは強くなるッスよ。ゲーレがいてくれるから躾けも問題ないと思うし、ペット兼護衛にするならぴったりだと思いますね〜。ちなみに多産なので、6頭以上生まれたら健康な子でも間引くっていう親もいる種です。喜んで譲ってくれる親も探せばいるでしょ☆」

「ほ、ほんと? 無理にさらったり差し出させたりしないのであれば、じゃあお願いしようかな?」


「ういッス! 承知〜☆ じゃ、探すんで見つかったらまた来ますね〜。主の伴侶に眷属が従属するなら、まあ僕もわざわざドワーフ島から飛んできた甲斐がありましたわ!」

「えっ! ドワーフ島ってどこ!?」


「えーと、ヒトの言葉ではなんて言ったっけな……氷河と砂漠の大陸の東だよ」

「クリスタロス大陸ですね。王国の東に位置する大きめの島です。ヒトは大陸と呼ぶこともあったかと」


ギンコが補足してくれる。


「ドワーフ島ってことは、ドワーフ住んでるの?」

「だいぶ減りましたが、他の大陸よりはいるんじゃないッスか? 昔はドワーフ王国があったんですけど、霊峰から火が消えてからは衰退したみたいでぇ……まあそのへんはボヤ〜ッとしか知らないんで、ご自身で調べてみてくださいねえ」


「ナラシンハはいつもその大陸にいるの?」

「そッスねえ、クリスタロス大陸では北はファングキャット、南はヒトが支配してるからビミョーに住心地悪いし、今はドワーフ島が気に入ってるかな。でも主がここを支配してくれるなら、アンデッドも減るだろうし……この大陸も悪くないッスねえ! 移住しちゃおうかなあ」


チャラいけどゲーレに加えて(カッツェ)の王がいてくれたら魔獣被害は安定しそう。


「移住歓迎だよ」

「え〜! 主にそんなこといわれたら来るしかないじゃないッスかあ☆ あ、でもレイヨンシャーはドワーフ島にしかいないから、子を手配できたら移住しやす! 2匹いたほうがいいッスよね?」


マリーとフランが顔を見合わせて、コクコクと頷く。


「オッケーでーす。じゃあさっそく交渉行ってきますね〜。そろそろ出産シーズンなんでそうお待たせしないとおもいますよ〜☆」


そう言うと複雑な光がナラシンハを包み込み、フワリと消えてしまった。


「きえた」


「ナラシンハは転移魔術を得意とする種です。魔法陣でも精霊様の術式でもない、独自の魔法を扱う神の斥候。我々ゲーレとは仲が悪いのが歴代の常識でしたが、初めてマトモに話をした気がします。そのレイヨンシャーとかいう種を我々が躾けるというのなら……また関係が変わってくるかもしれませんね」


ほんとに猫みたいに気ままでマイペースな性格だったけど、ゲーレやワイバーンみたいに過剰に謙らないところは新鮮でいい。あ、ドラゴンは別として。


「なんか……僕の周囲、動物王国みたいになってきたな」

「ドーブツ王国とは何ですか? デオスレア聖教国とはまた別の国を建国されるおつもりで?」


いやちがう。


ゲーレもいるしドラゴンもいるから本当の意味でのペットって諦めてたけど、マリーとフランが望むのなら叶えてあげたい。

そんなつもりで呼んだ(カッツェ)の王だけど、思いのほか話がトントン拍子に進んでラッキーだった。ついでにこの大陸に(カッツェ)の王が住んでくれるなら、危険な人喰いのファングキャットやウングリュックといったネコ科の魔獣の心配もなくなる。

イヌ科はゲーレがいるからもとから大丈夫として。


さて、次はガノたちの帰還を待って……「精霊王創造大作戦」だ!


気が重いぜ!

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