~美味なカレー店と、人気のひみつ!?~
「グルメライターの雑談」
グルメライターの事件簿 スピンオフ
「グルメライターの事件簿 美少女料理研究家の事件」
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の登場人物がおいしい雑談をするぞ!ぜひ本編も読んでね!45分くらいで最初から最後まで読めると思います。
<今回の登場人物>
【神乃木武 かんのきたける】
人気グルメ雑誌『月刊アクエリアス』の副編集長で沙奈の上司兼教育係。32歳。 実家は東京下町の料亭で、双子の兄弟がいる。
元・美形人気子役。成長期に顔が激変して引退したが、
「今の方が知的でいいな……。今日も僕って、ステキだな」
と鏡を見て毎日言っている。
下町育ちのせいか、怒ると案外言葉があらっぽくなる。
欠点もあるものの、人生を愛している(時々少しバカで)幸せな人。
【御月沙奈 みつきさな】
ライター歴4年半のグルメライター。23歳。『月刊アクエリアス』では新人。本編の語り手。
自意識が高くないので、本編ではあまり描写されないが、実はけっこう顔が可愛い。童顔で今でもたまに補導される。
~美味なカレー店と、人気のひみつ!?~
神乃木:(銀座の『月刊アクエリアス』編集部にて)今日の昼めし、なに食おうかなあ......。
沙奈:「東印度カレー商会」はどうですか?築地の。
神乃木:お、いいね、あのカレー屋さん。ここから、わりと近いしね。よく行くの?
沙奈:この前、初めて行ったんですよ!人気のお店らしいし、名前もいつも気になってたんですが、築地に行くと、つい、お寿司やシーフードのお店に行っちゃって......。
この前は、ちょっとお疲れ気味で、むしょうにカレーが食べたかったので、とうとうデビューしました。
神乃木:デビューか......はは、じゃあ気に入ったんだ。
沙奈:はい、その時は「上々スパイシー豚カレー」を注文しました。辛めが好きなので。ご飯少なめで。ボリュームありそうだったので。
店内につくりおきのおかずが置いてあるコーナーがあって、できたらそこに置いてくれるからとりに行きました。
そのおかずも、いくつか自由にとれて。チョイスが多いのって、豊かな感じがするし、ワクワクしますね!
神乃木:うんうん。
沙奈:それでアツアツを食べたら、おーいしくって! 冴えたスパイスの辛みと香り......具はお肉も野菜も大きめでたっぷりなんでした。
大きくて、やわらかーく煮込んでくれてあるお肉を食べたら、思わず、心の中で『ありがとう』っていっちゃいましたよ。
食欲不振ぎみで、よく煮込んだものがありがたかったので。
一番うれしかったのが、カレールー、ソースがおかわり可能ということですね。
ご飯おかわり可はけっこうあると思うんですけど、女性はあんまり使う機会ないと思うし、いかにも手の込んだ、美味なカレーのソースがおかわり可能なんて、うれしすぎます。
久しぶりにたくさん食べられて、疲れも吹っ飛びました!
神乃木:よかったね。
沙奈:マグロの漬けの丼や、他にもいろんなメニューがありましたよ。
食べ終わって出たら、人が並んでて。不動前店もあるんですってね。
ビルの2階の隠れ家っぽいお店だけれど、おいしくて、なおかつ、客を満足させられるサービスがあるなら、人って来るんだなって思いました。
人気の理由の1つかもしれないなって......。
神乃木:今回、お店の人を取材したわけではないし、いちがいにはいえないかもしれないが。
客が喜ぶ、満足するのはどんな味なのか、サービスなのか、というのは大事なことだね。
いい腕の人がいて、大変な努力でベストをつくしたものと、客が望むものは違う場合もあるから。
そういう意味では、人気の理由の1つ、「ひみつ」の1つかもしれないな。
よかった、よかった。またいい記事、たくさん書いてくださいね。
じゃあ、張さんも誘って、今日の昼はカレーにするか!
沙奈:はいっ!
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