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07 り、竜?!まずい、死ぬかも。

と思ったのもつかの間、その魔物はこちらに気づき振り向いて威嚇し始めた。

まあそうだよねー。わたしが放った程度の魔法、あなたからしたらちょっと水が当たった程度ですよねー。わたし、ホント戦えなくない?

ま、飛べないサルはしょせんただのサル~。

わたしはサルの手のギリギリ届かない位置に飛んで、サルを見下す。

するとサルは今度はジャンプをして、わたしを手でつかもうとしている。

わたしの目の前をサルの手が通る。すかさずわたしはもっと上へと逃げた。あるとはいえ、思ったよりジャンプ力あるなー。そっか、サルじゃなくてサルの魔物バージョンかー。Ver2.0だなー。

なんてサルが飛び跳ねているのを見て思うわたし。

とその時。

ドガン・ドガン・ドガン

体の芯に響くような低音が洞窟内に響き渡る。

な、なに?

わたしの長年の経験がこういうときは隠れろと言っている!なのでわたしはその辺にあった岩陰に隠れる。

一方サルver2.0はと言うと、その場に立ち尽くしてきょろきょろとしているだけだ。

ホントあいつ群れで行動しないと息できないタイプかー。

なんていう光景を皆がら隠れること10秒くらい。これだけ時間があるなら今逃げておいた方が……。なんて思い始めたころだ。

この空間には出入口が3つある。わたしが入ってきた方と、わたしが入ってきた方の反対と、入ってきた方から見て右側。この3つだ。

そのうちのわたしが入ってきたのと反対側の方、そっち側に黒い影が見えた。

その正体はすぐに分かった。竜だ。

赤と黒の竜が堂々と、一歩また一歩と歩いている。

おそらく前世のわたしと同じくらいであろうサルver2.0と比べても、そりゃもう比べ物にならないほどの大きさだ。

サルver2.0は、一度竜の方をまじまじと見たがすぐに逃げようと振り向き、走り出した。その瞬間にサルver2.0は一瞬の赤い炎と共に灰になった。

は?!

何が起きた?!いまあの竜は確かに何もしてなかった。なのにサルver2.0はあっという間に灰だ。

あんな竜、出くわしたら確実に終わる。とりあえず今はこのまま隠れ切ろう。

わたしはその竜が通り過ぎるのを待ち、岩陰から出た。

そして、サルver2.0の灰のそばへと向かう。

ああ、ホントに跡形もねーや。あー、怖い怖い。

ただそれだけ考えて、さっき来た道からして右側の道へと行こうとそこを離れようとしたとき、灰の中から何かが出てくるのが目に入った。

ん?

あ、魔力!

そういえばそうだよね!わたしに魔力があるようにほかの魔物にも魔力はあるわけで、そんな魔物が倒されたら魔力はどこに行くのか?そう、出てくる!

わたしはその魔力を吸収しに行く。

そしてその魔力を吸収すると、

<魔力からの性質の獲得により、スキル『ステータス強制開示』を入手しました。>

と出た。

あー、なるほどね。今のでやっと理解できた。今まで見つけた魔力の水たまりは魔物が死んだ後だったんだ。んで、スキルをゲットできるのはその魔物が持ってたスキルをもらえるみたいな?もらえないことがあるのは、もらえる「ことがある」っていうだけだからみたいなことなんじゃないかな。

にしても『ステータス強制開示』は強い!要は敵のステータスを見ることができるってことだから、弱いやつとか弱ってるやつを狙って倒していけばいいんだ!

魔法通じないけど。

まあとにかく、前へ進もう!

わたしはさっき行こうとした道へと進み始めた。


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