48 4大天使が一人、ラファエル
後ろからの不意打ちを防ぎ切ると、相手はさらに力を増してきた。
もしかして、奥の手でも隠してたのかな……。
そんなことを思ったものの、わたしは構える。
相手も剣を前に構え、「殺してやるよ」とそういった。
よし、ここでさっさと決着を付けちゃおう!
わたしがそんなことを思ったその瞬間。
わたしの背後にある、階段の方から、とてつもなく大きな魔力を感じた。
恐らく、今相手にしてる奴らなんかよりもよっぽど強い……!
そう思ったわたしは、そちらを瞬時に振り向いた。
と、そこには、一人の女の人がいた。
髪は水色で、服は白と金色という、いかにも正義感のある服を着ている。
年は……同じくらいかな?
わたしがそんなことを考えていたその瞬間、その女は指を鳴らした。
っ!?
それと同時に先程まで戦っていたフードの二人は、その女の真横に移動した。そう、それも瞬きなんてしてたら見逃しちゃうくらいの速さだ。
あ、あいつは、あのフードのやつらの仲間……?
あの魔力量とか、今の魔法とか、何を取ってどう考えても、あいつはヤバい!
いくら何でも格が違いすぎる。
もしかしてあいつが親玉だったのか……?!
これって戦うべきか……。
わたしがそんなことを考え、立ち止まっていると、その女は言う。
「あなたはここで何を?」
わたしはそれを聞いて、すぐに答える。
「そいつらを殺すためにここにいるんだけど。」
すると女は視線をそらし、
「このフードなら魔力は隠せているのに……。やはりわかる者なのですかね……?」
なんてよくわからないことをぼさっと言うと、こちらに再度視線を向けた。
そしてこういった。
「まぁ、あなたは邪魔なことに変わりありませんね。」
「は?」
わたしがそれを言ったその瞬間。
女は一歩を踏み出した。
それと同時に踏み出した足から爆風が起こり、わたしは吹き飛ばされ、壁にたたきつけられた。
や、やっぱり各が違う!
逃げないと!
わたしはそう思い、『亜空間』のスキルで、わたしの右横にわたしの入れる大きさの亜空間を作り、この聖堂の入り口付近に、亜空間の出口をつないだ。
そしてこういう。
「最後に、あんた何者なの?」
すると、彼女は
「4大天使が一人、ラファエルです。では、さようなら。」
そう言うと、手を前に出し、手のひらを上向きにすると、その上の空間がゆがみ始めた。
そして、わたしが亜空間にはいる暇さえ与えないほどの速さで、こちらにそれを飛ばしてきた。
ま、まず!
いや、『空間魔法』で防ぎつつ逃げる!
わたしは空間魔法を発動させ、亜空間に入って行く。
だが、ラファエルの放った歪みは空間魔法さえももろともせずにこちらに向かってきた。
早く亜空間に入らないと!
や……ば……。
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